【簡単!】島らっきょうのサクサクサラダ

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調理時間: 15分
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おかず

沖縄県 国頭郡本部町
沖縄居酒屋さんなどで注文する定番のお料理の一つと言っても過言ではない「島らっきょうの浅漬け」。
ギュッと旨味が詰まってシャキシャキと食感も良い浅漬けは、子供から大人まで幅広い人気があります。
内地のらっきょうは苦手だけれど、島らっきょうなら食べられる人も居るとか。
沖縄で食べた思い出の味、ぜひ、ご家庭でも味わって下さい。
※レシピは、皮むきのレシピ記事で使用した250gの島らっきょうの、皮むき後の重さで作成しています。
冷蔵庫に入れている間に、時折袋の上から島らっきょうを転がすようにしてもむと塩が馴染みやすいです。
鰹節をかけると更に、沖縄テイストが増しますよ。
浅漬けを炒め物や、天ぷらにしても美味しいです。
こんにちは!
沖縄で農業をはじめて約3年。
試行錯誤を重ねながら既存の慣行農法や既存の有機農法ではなく、新しい農業のスタイルで新しい価値をお客様に提供できたらと思い、農業に取り組んでいます。
購入していただいたお客様も携わる従業員も安全安心な野菜を通して、みんな笑顔になれたらという思いで、日々おいしい農作物を作っています。
まだまだ生産量も安定せず、まだまだ未熟な私たちですが、皆様の声と応援で一緒においしい野菜を作っていけたらと思っております。
現在の農業は大規模集約型の農業を中心とし、
機械化や化学肥料、たい肥、農薬をつかって、
大規模に効率よく生産性を重視して行われています。
そんな生産現場を見て唖然としました。
農業はもっと自然にあふれていて、
田舎のおじいちゃんやおばあちゃんが手作業でやっているものと思っていました。
大量の肥料や農薬を使い、田んぼや畑には生き物が全くいません。
もちろん、慣行農法や大規模集約型が悪いわけではありません。
でも、そんな野菜たちは春夏秋冬問わず、同じ野菜が並べられ、同じ大きさ、同じ形、同じ色。
そんな農業が正しいのか、疑問に思ったとき、
昔、田舎のおばあちゃんが言っていたことを思い出しました。
「こんな田舎にようきたね。なんもないけどゆっくりしていき。トマト旬でおいしいから、食べてみ。肥料も除草も農薬もしとらん。なんもせんでいい。いっぱいはできんけど、おいしいのがなる。ここには、なんもないけど、なんもせんでも生きていけるんよ。」と。
そのトマトを食べた瞬間感動しました。
市場では甘いトマトが人気で、シートや水管理、水耕栽培で、糖度は好きなようにコントロールできる。
でも、本来のトマトのおいしさは甘みの中に酸味がありうまみがある。
その後、おばあちゃんから、草の刈り方、石垣の積み方、種のまき方・まく時期、収穫の仕方、縄の編み方いろんなことを教わりました。
機械化し、肥料や農薬を使えば大量にいわゆるA品をつくれます。
しかし、大切なのはそこに頼らず、
ひとつひとつ手作業で丁寧に育てていくことなのではないでしょうか。
おばあちゃんが教えてくれた技術や考え方、品種、栽培方法を残すこと、そして、あのおいしい野菜たちをより多くの人に広めたい。
だから、
同じ形、同じ大きさ、同じ色の野菜は作れません!!
圃場、時期、気温、降水量、年によっていろいろです。
それでもひとつひとつ丁寧に大切に育てた野菜たちとの一期一会の出会いを楽しんでほしい。
お手元に届いた島らっきょうはもう二度と会えない島らっきょうかもしれません。
次届く島らっきょうは、きっとちがう形、きっとちがう大きさ、きっとちがう香り。
それぞれの個性を見せてくれることでしょう。
そんな思いで、今日も自然栽培・自然農法を目指し、悪戦苦闘しながら、
人手はかかるけど、丁寧に時間をかけて手作業で
安全安心のおいしい野菜を作っています。
【注意事項】