私達の作る豚肉の最大の強みは「餌」です。
産まれてから出荷されるまでの半年で豚は1kgちょっとから115kgまで大きくなります。
その間に食べる餌が身体を作り、脂や肉を作ります。
山西牧場では自社指定配合の飼料を与えています。
「究極のスタンダード」と言えるようなトウモロコシをベースにした餌を時期や環境の変化に合わせて少しずつ配合割合などを整えながら
餌も変化しています。
給餌には液体給餌機(リキッドフィーディングシステム)を使いお粥状にすることで栄養を吸収しやすく食べられます。
良い餌を良い食べ方で与える事で締りがよくさっぱりとした脂と柔らかくコクのある赤身が出来上がります。
大事にしているのが月に1度の市場訪問。
豚も生き物。
ただ同じ餌を与えていても時期や気候などで肉の仕上がりは変化します。
市場に伺い、脂質や体型、肉の色をチェックして購買人の方と評価を共有することで今どんな状態かを確認することができます。
そして必要があれば脂肪酸を測定して、餌の配合を整えることで変化に対応しています。
常に変わりながらより良い豚肉を作れるよう努めています。
美味しいことは重要ですが安全であることは何より重要です。
農場の衛生管理規格として「農場HACCP認証」を2018年1月に取得し、使用衛生管理基準を守った安全な肉豚生産にも努めております。
注射針の混入や抗生物質の残留を必須管理点(CCP)として記録を取りながら安全な豚肉を作り、購買者様に安心して頂ける豚肉をお届けします。
山西牧場では精肉を販売する傍ら、6次化を目指した加工品製作に力を入れています。
山西牧場で販売する豚肉加工品は代表倉持が勤務や製造視察を行い、信頼関係のある製造工場に自社生産豚肉を使って頂いて委託製造した製品です。(全量買取で製造しています)
ハム・ソーセージ・ベーコンを始め
レトルトカレー・ポークジャーキー・アイスバイン
そして生ハムまで
様々な製品を試作を重ねて、脂や肉の旨味を引き出してくれる山西牧場ならではの上質な素材(豚肉)と製造技術の詰まった加工品作りに励んでいます。