寺本果樹園の投稿一覧

お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾いつもありがとうございます!

本日は12/31大晦日ですが、寺本果樹園の仕事納めは1/1となります😂
お客さんや地域の方に「良いお年を〜」と言いながら、イチゴやら雪対策やらに奔走してます💨

姉ちゃんに、
「良いお年を〜明日も仕事頑張ろうね」
とか言いながら、明日の仕事の準備をしております笑

さて、今日は「2025年の振り返り」というお話をさせて下さい。
と言いたかったのですが、まだ気持ちは全力疾走中なので、ちょっと落ち着いたら書きます。

代わりに今の気持ちを。


今年は、とてもいい年でした。
僕と姉ちゃんの望んでる農業像に、大きく近づいた年でした。
自分で言うのもなんですが、僕も姉ちゃんもよく頑張った年だと思います。

けど、やっぱり支えてくださってる皆さんあっての頑張りだと思います。

もちろん成功だけでなく失敗(近々でヤバい失敗もした😓)もたくさんありましたが、失敗を失敗で終わらせず、来年はもっと皆さんに喜んでいただけるよう頑張ります💪

兎にも角にも、まずは明日1/1の仕事納めまで走り切る。

イチゴ収穫パック詰め…ハウスの雪対策…各ハウスの点検…イチゴの冷害対策…イチゴの出荷…イチゴの配送…

本当にこんなに忙しい年末は初めて😂
まずは2025年を(1/1ロスタイム込みで)走り切って、2日ほど休んで2026年にお邪魔したいと思います。

やるぞ🔥

そして、寺本果樹園を応援してくださってる皆さん、好きでいてくださってる皆さん。2025年、本当にありがとうございました🙇‍♀️🙇‍♂️本当にお世話になりました👩‍🌾👨‍🌾

2026年もよろしくお願いします!
コメント(0)
お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾いつもありがとうございます!
こんなに忙しい年末年始はおそらく初めて!お家と畑の大掃除はできてません!!年末も年始も仕事が溜まってるので走り続けます!!!やるぞ🔥


さて、今日は「人間の最大の栄養は「感謝」だと思う。」についてお話しさせてください。


【お知らせ】
2025年産寺本果樹園のイチゴ、ご予約受付中です🍓

…と言いたいところなのですが、現在、あまりにもたくさんのご注文をいただき、新規のご注文受付を一時ストップさせていただいております🙇‍♂️

クリスマスシーズンを目前にストップしてしまい、本当に申し訳ありません💦
再開の目処が立ち次第、またお知らせします!

(※お届けをお待ちのお客様、最高においしい状態でお届けしますので、もう少々お待ちください!)


【すこぶる良い評判に、ニヤニヤが止まりません】
本格的な出荷が始まってしばらく経ちましたが、ありがたいことにイチゴの評判がすこぶる良いです!!

地元・邑南町の方からは、
「とっても甘くておいしい!」
「今まで食べたイチゴの中で一番おいしいかも!」
なんていう、嬉しすぎて飛び上がりそうな言葉をいただいています。

まだ町内のみなさん全員に知られているわけではないですが、一度買ってくださった方が「もう食べちゃったからまた来たよ!」と、何度も何度も買いに来てくださる**「リピーターさん」**がすごく増えてきました。

「おいしい」と感じてくださっている証拠だと思うので、本当に農家冥利に尽きます😭


【「一番おいしい」よりも嬉しかった言葉】
そして、オンラインでご注文いただいた全国のお客さまからも、たくさんのご感想をいただいています。

その中で、僕が特に嬉しくて、思わず姉ちゃんに報告した感想があります。

それは…
『うちの子、普段はイチゴ苦手なんです。でも寺本さんのイチゴだったら、おいしそうに食べてました!』
これです!!

正直、「一番おいしい」と言われるのも最高に嬉しいですが、「苦手な子が食べた」というのは、また別の感動があります。

実は、イチゴが苦手というお子さんは結構おられて…
多分酸っぱいのが苦手なのかな?と思います。

うちのイチゴは酸味が控えめなイチゴなので、それで「おいしい!」と言ってくれたんだと思います。

でもやっぱり「寺本さんのイチゴだったら食べられる!」なんて言われたら、なんだか誇らしい気持ちになります✨


【イチゴをお兄ちゃんに食べられてガチギレした近所の子の感想】
面白いご感想もありました笑
ちょっとほっこりするご感想です☺️

うちの畑の近くで車屋さんをやってる方のお子さんが、よく自転車でうちの畑に来るんです。

その子との出会いは小学校の体験学習で、うちでシャインマスカットやイチゴの農家体験をしてもらってそれがとても楽しかったらしく、それからうちに来てはシャインマスカットやイチゴを買って自転車で帰るんです。

その子がついこの前インフルエンザになっちゃったらしくて(僕と一緒!笑)、お母さんに「寺本さんのイチゴが食べたい…」とお願いしたそうなんです。

でも、お母さんがイチゴを買ってきてくれてもその子は熱にうなされて食べれなかったので、残ったイチゴをお兄ちゃんが勝手に食べてしまったそうです😆

それを知ったその子は、「何で勝手に食べたの😡」とお兄ちゃんにガチギレしたそうです笑😂

そのお話を聞いた時、その子には悪いけど手を叩いて笑ってしまいました笑笑
でもめっちゃ嬉しかったよ!ありがとね😁

ちなみにその子から、今日クリスマスプレゼントをもらいました✨子どもの時以来のクリスマスプレゼントで、めちゃくちゃ嬉しかったです✌️
すぐさまプレゼントのお返しをしました!もちろんイチゴをね🍓


【「桃の香り」がするイチゴ】
あと、もう一つユニークで嬉しかったご感想があります。

「寺本さんのイチゴ、ほのかに『桃』の香りがします。」

これ、実はずっと僕も思っていたんです!

「なんか桃っぽい香りするよな〜。でも僕の鼻がおかしいのかな?」と自信がなくて言えずにいたんですが…

お客さまからこう言っていただけて、「やっぱりそうですよね!?」と答え合わせができた気分で嬉しくなりました!

この「桃の香り」の条件、科学的なことは全くわかってないんですが、僕が肌感覚で感じていることがあります。

うちの品種「かおり野」は、本当にギリギリの完熟状態になった時だけ、桃のような香りを放つ気がするんです。

スーパーに並ぶイチゴは、流通の日数を考えて少し早めに収穫することが多いですが、寺本果樹園は直売や直送なので、ギリギリまで畑で熟させます。

お客さまが「桃の香りがする」と言ってくださったということは、「完熟のギリギリのタイミングでお届けできた」ということかなと思います。

それが確認できて、本当にホッとしましたし、自信になりました💪


【忙しいけど、報われる瞬間】
正直に言うと、今はクリスマスや年末に向けての出荷ラッシュで、てんやわんやです😵‍💫

商品の受注管理、発送伝票の作成、イチゴの在庫状況の把握…。

頭の中は常にパンク寸前で、知恵熱が出そうです。

でも、こうやってお客さまから「おいしかったよ!」という声をいただくと、疲れなんて全部吹っ飛びます。

「あぁ、あんなに悩んで、失敗して、苦労したけど、本当にやってよかったな」
と、全ての努力が報われる気持ちになります。

やっぱり、感謝されると「もういっちょ!」と気合が出ます。
人間、感謝がないと生きていけない気がします。人間らしく生きるための最大の栄養は「感謝」だと思います。

だから、年末まであと少し!もういっちょ気合入れて頑張ります💪

みなさんの「感謝」で栄養補給して、この繁忙期を駆け抜けます!!🏃‍♂️💨


というわけで、「人間の最大の栄養は「感謝」だと思う。」というお話でした!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。

完熟いちご、特に「かおり野」という品種は、本当に唯一無二のおいしさだと思います。

酸味が全くない純粋な甘さ。
食卓にあるだけでお部屋いっぱいに広がるあの香り。

あれをお客さまの家で再現できているなら、こんなに嬉しいことはありません。

ただ、完熟ギリギリを攻めるというのは、傷みリスクとも隣り合わせの「チキンレース」でもあります💦

寺本果樹園では、完熟で収穫するために『収穫は2日に1回』としております。
厳密には、”ハウスを手前半分・奥半分で二等分し、手前と奥を一日交代で収穫“をしております。(朝採れ収穫したものをお届けするために!)

2日に1回の収穫なので、採り遅れてしまうこともあります。

現に、「う〜んこれまだ待てる気がするなぁ」と思って置いといて、2日後に「あー待ちすぎた💦ほんの一部分だけど腐っちゃった…。」と言うことがあります。

全体が腐るわけではなく、ほんの一部分が腐ってしまうということも悔しいです💦

またこの「完熟と腐れのタイミング」は3棟のハウスそれぞれでも違って、それぞれのハウスの特徴を鑑みながら収穫しないといけません…!

むずい!!

恥ずかしい話、ちょっとミスって腐れが多くなってしまった日は、
「あ〜もう完熟じゃなくて早めに収穫してしまおっかなぁ…」
と悪魔に魂売ってしまいそうになることもあります😂

でもその度に、みなさんからの温かい声を思い出して、「ダメだ!!」と自分に喝を入れてます笑

やっぱり「おいしい!」って言ってもらいたいし、なにより喜んでほしいしね😉

みなさんのクリスマスの食卓に、寺本果樹園のイチゴが笑顔を添えられていますように🍓🎅


というわけで、『イチゴは腐っても、僕は腐っちゃダメ!!』という僕の感想でした!
急に寒くなりましたので、みなさん本当にご自愛ください。
コメント(0)
お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾いつもありがとうございます!
先日、同じ邑南町のブドウ農家さんや、これから農家を目指す研修生さんたちと飲み会をしてきました🍻みなさん色々な経験や挑戦をされていて、熱い話が聞けて本当に勉強になりました。いやー、楽しかった!


さて、今日は「真冬のうちから真夏(と秋)に備える。」とお話しさせてください。


【お知らせ】
2025年産寺本果樹園のイチゴ、ご予約受付中です🍓

…と言いたいところなのですが、現在、あまりにもたくさんのご注文をいただき、新規のご注文受付を一時ストップさせていただいております🙇‍♂️

クリスマスシーズンを目前にストップしてしまい、本当に申し訳ありません💦
再開の目処が立ち次第、またお知らせします!

(※お届けをお待ちのお客様、最高においしい状態でお届けしますので、もう少々お待ちください!)


【飲み会で気付かされる】
その飲み会の席でのこと。
「寺本さんって、オンライン販売の比率ってどのくらいなんです?」と聞かれました。

僕は正直、しっかり集計をしてなくて、感覚で
「ん〜、まあ3割くらいかな?😎」
となんとなくで答えてしまいました。

で、飲み会が終わってから「実際のところどうなんだろう?」と気になって、ちゃんと調べてみたんです。

そしたら……全然違うじゃねーか!!


【寺本果樹園 オンライン販売比率(重量ベース)】
• 2024年 シャインマスカット:36.8%
• 2025年 シャインマスカット:7.8%
• 2024年 イチゴ:4%

「3割」どころか、今年のシャインマスカットは「7.8%」!?
全然違うじゃねーか!!

適当なこと言ってすみませんでした!!

農家のみなさん、僕を反面教師にして、データ集計はちゃんとやりましょう…。


【なぜこんなに激減したのか?〜道の駅バブル〜】
去年の36.8%から、今年は7.8%へ。
なぜこんなにネット販売の比率が下がったのかというと、原因ははっきりしてます。

「道の駅バブル」です。

今年、邑南町に新しくオープンした「道の駅 邑南の里」。ここが本当に凄かった。

・新オープンという話題性
・島根県オリジナル品種「神紅(しんく)」を売り出そうという県と町の強力なバックアップ

この2つが重なって、とんでもない「ブースター(加速装置)」がかかっていました。

実際、配送トラブルで宙ぶらりんになった300房のブドウが、ここに出したら2〜3日で消えるように売れました(むしろ足りなくて追加したくらい)。

だから、「ネットで売らなきゃ!」と必死にならなくても、置いておけば勝手に売れていったんです。


【バブルはいつか弾ける】
でも、この数字を見て僕は逆に冷や汗をかきました。

「これ、来年のシャインマスカットやばいんじゃね? 捌ききれないんじゃね??」

あの「新オープン&激アツブドウ」のブースターは、異例中の異例。
来年も同じことが起きる保証なんてどこにもありません。

実際、今イチゴや葉物野菜を出荷していますが、あの時のような爆発力はありません。

冬で人が出歩かないのもありますが、イチゴは1日20パック、野菜も60袋売れれば良い方。「思ったより売れないなー」というのが今の実感です。

「道の駅に出せばなんとかなるでしょ😎」とタカを括ってたら、来年は死にます。

リスク分散のためにも、販路を広げないといけない。


【来年の目標:オンラインで1000件】
そこで、次のシーズンの戦略を立てました。

まだ正解かわかりませんが、「オンライン販売をガチで強化する」ことにしました。

具体的には、
『年始から予約販売を始め、8カ月間(約240日)かけて目標1000件を目指す』
という作戦です。

今年の収穫量ベースで計算すると、
・総収穫量3900kg
・目標販売数は3割(約1170kg)
・1件あたり1.2kg
・1170kg÷1.2kg=約1000件

今年のネット販売実績が約300kgだったので、来年はこれを3〜4倍にしないといけません。

普通に考えたら「無謀」です💦
でも、考え方を変えてみました。

「明日1000件のシャインマスカットを売れ」と言われたら絶対無理です。
でも、「8ヶ月(240日)かけて1000件売れ」なら?

1000件 ÷ 240日 = 1日あたり約4件。

どうでしょう?
“1日4件の予約をもらう”なら、ブログやSNSでコツコツ頑張れば、なんとかなる気がしませんか?

早めに予約を始めることが達成の保証にはなりませんが、何もしないよりはマシです。

「言うは易し」で実行するのは大変ですが、やる価値はあると思ってます。

というわけで、まだ雪も降ってる冬ですが、頭の中はもう来年の夏のことでいっぱいです🍇

来年は「ネット販売3割です!」と胸を張って言えるように、今からコツコツ種まき頑張ります💪


というわけで、「真冬のうちから真夏(と秋)に備える。」というお話でした!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。

「“1日4件の予約をもらう”なら、ブログやSNSでコツコツ頑張れば、なんとかなる気がしませんか?」とはいいましたが、正直半信半疑です笑

僕はオンライン販売やSNS活動がヘタなので、「本当に1000件もご注文いただけるのか?」と不安です。

地元であれば、「昔から知ってる寺本姉弟が頑張ってるから買うで!」「もちろん口コミでお隣さんにも広めるで!」ということがあります(マジでありがとうございます🙇‍♂️)。

またJAさんであれば、一度にドカンと出荷することもできます。1回で1tとか出しても大丈夫です。

けど、次はこういった『オフラインの魔法』を使わず、『地道なオンラインの活動』に挑戦しないといけません。
たとえオンライン活動がヘタでうまくいかなくてもね。

周りを見れば、
・バズりました!フォロワー10万人!😎
・3000件のご注文ありがとうございます😊
・もう来年のご予約埋まりました😆
などなど、キラキラ輝いて見えて、「いいなぁ羨ましいなぁ」と思っちゃいます。

包み隠さず言うと、めちゃくちゃ嫉妬しちゃうし、「そんなんやらんでも何とかしたるわボケ」と反抗期なっちゃうし、でもでも本当はオンラインで結果を出せない自分の非力さがめちゃくちゃ悔しいし。

けどそんなん言っても何も変わらんので、「難しいなー悔しいなー😢」と言いながら、コツコツ頑張りたいと思います。

牛歩でもいいから、『歩くこと、行動すること、前に進むこと』はやめません。


というわけで、『難しいなー悔しいなー😢といいながら歩く』という僕の感想でした!
寒くなってきましたが、みなさんご自愛ください。
コメント(0)
お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾いつもありがとうございます!
ここ最近雪が降ったりとガッツリ寒かったですが、今週はなぜか暖かくなりそうです☀️最近の気温は1桁だったのに、いきなり最高気温17度とか。なんかあった??


さて、今日は「道なき道の『おいしいイチゴ道』」についてお話しさせてください。


【お知らせ】
2025年産寺本果樹園のイチゴ、ご予約受付中です🍓

実は、寺本果樹園のイチオシのイチゴなんです!厳しい寒さと腰まで積もる豪雪を乗り越えたイチゴは、おいしさと香りがギュッと詰まって格別な味です✨

邑南町のお店や畑で、またオンラインでもお買い求めいただけます!


【「おいしい」は当たり前じゃない】
寺本果樹園には、目標…というより、「理念」や「使命」に近いものがあります。

それはシンプルに、「おいしいものを作る」ということ。
おいしいブドウやおいしいイチゴとか🍓🍇

「食べ物を作っている以上、おいしくないものをお客さんに届けるわけにはいかない」
僕は本気でそう思っているからです。

でも…農業の「現実」はちょっと違います。

残酷な話をすると、「おいしくなくても、たくさん作ったほうが儲かる」のが今の農業の構造です。

一般的に農作物は、市場の原理で価格が決まります。「味」よりも「量」や「見た目の綺麗さ」が優先され、出荷量が増えれば安くなるし、減れば高くなる。

だから、お金や経営のことだけを考えれば、
「味はぼちぼちでも、とにかく大量に作って大量に出荷する」
これが正解なんです。

でも……それって、ちょっとお客さんに失礼じゃない?
僕はそう思ってしまうんです。

だから僕は、あえて茨の道を選んで、「量」よりも「おいしさ」を一番にこだわって栽培しています。


【「おいしい」を作るための教科書がない】
でも、これが本当に大変なんです。

販売の大変さはいつも話してるので割愛しますが、「栽培」もマジで大変!!

何が大変って、「何をどうすればいいのか、参考資料がどこにもない」んです。

普通、野菜や果物を育てるときは「栽培暦(さいばいごよみ)」というマニュアルみたいなものがあります。

農林水産省のデータや、各地域のJAさんが作った「その地域に合った育て方」が書かれた虎の巻です。

うちのシャインマスカットも、「島根県シャインマスカット栽培暦」をめちゃくちゃ参考にしてます。寺本果樹園はこの暦で育ったと言っても過言じゃない💪

でも、イチゴにはそれがない!!

正確に言うと、ネットで検索すれば一般的な育て方は出てくるし、うちの品種「かおり野」のマニュアルもあります。
(JAさんの栽培暦は門外不出の秘伝の書なので入手は難しい!笑)

でも、それらのマニュアルに書かれているのは、
「収穫量を向上させる(たくさん採る)ための栽培方法」なんです。

僕が知りたい「おいしいイチゴを作る(味に特化する)ための栽培方法」なんて、どこにも書いてないんです。

じゃあどうする?


【道なき道を歩く恐怖】
だから僕は、マニュアルがないままイチゴを作らなきゃいけません。

基本的な技術はもちろん先輩農家さんや本から学びますが、そこから先、
「どうやったらもっと甘くなる?」
「どうやったら香りが強くなる?」
という、『寺本果樹園のおいしいイチゴ栽培暦』は、僕たちが自分たちで作るしかないんです。

これがどんだけヤバいことか💦

例えるなら、「地図もコンパスもないのに、知らない土地を歩かなきゃいけない」ようなものです。しかも目的地(正解)もよくわからない。

まさに「道なき道」です。

知らない世界の知らない道を歩いてるから、当然たくさん転びます。

10年前にイチゴを全滅させたこともあるし、「おいしくない」とお叱りをいただいたこともあります。

そのたびに「やっぱり普通のやり方に戻したほうがいいのかな…」と信念が曲がりそうになります。

「本当は舗装された安全な道を歩きたいし、地図を見ながら安心して進みたいな〜」と、ビビりな僕が今日も唸ってます笑


【それでも歩き続ける理由】
それでも僕は、この「道なき道」を歩き続けます。
あーでもない、こーでもないと試行錯誤して、泥だらけになって。

なんでそんなことするのか?

それはやっぱり、お客さんからの「おいしいね!」という言葉がマジで嬉しいからです。

その一言を聞くと、地図のない不安も、失敗の恐怖も、全部吹き飛びます。
「あぁ、こっちの道であってたんだ」と安心できるんです。

いつか、僕たちの手で『寺本果樹園のおいしいイチゴ栽培暦』を完成させたいなと思ってます。

今のところ、まだちゃんと言語化はできてないけど、お客さんから「おいしい」と言っていただけてるので、方向は間違ってないはず!

今日もコンパスなしで、イチゴと向き合ってきます🧭🍓


というわけで、「【地図のない旅】『おいしい』を作りたいだけなのに、どうしてこんなに苦しいんだろう。」についてお話しさせてください。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。

「効率」とか「コスパ」とか、そういう言葉が流行る世の中で、僕がやってることは真逆かもしれません。

「味にこだわる」なんて、数値化できないし、自己満足かもしれない。

周りの人からは「そんなことより収量上げろよ」って笑われるかもしれない。
(ちなみに実際言われたことあります😂)

でも、僕は自分に正直な「職人」でありたいです。
そして、それを綺麗事で終わらせない「商人」でもありたいです。

不器用だし、遠回りばっかりしてますが、これが僕の生き方なんだろうなと諦めてます笑😁

体系化されたマニュアルはないけど、僕の頭と体(と失敗の経験)、そして寺本果樹園には少しずつデータが蓄積されてます。

それがいつか、誰かの役に立つ「地図」になればいいなぁ。
今日も不安だけど、一歩ずつ進みます!


というわけで、『迷子になりながら進んでます』という僕の感想でした!
寒くなってきましたが、みなさんご自愛ください。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ここまで読んでいただきありがとうございます!
おもしろかった!という方は、ぜひ「いいね」を👍
コメントいただけますと、すごく嬉しいしめちゃくちゃやる気が出ます💪
フォローもぜひお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございました👩‍🌾🧑‍🌾
コメント(2)
お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾いつもありがとうございます!
12月も後半戦。気づけばクリスマス直前🎄昔の僕は「クリスマスケーキ楽しみ🍰」と思ってましたが、今の僕は発送伝票とスケジュールのことでパンク寸前です🤯


さて、今日は「『うれしい悲鳴』を『本当の悲鳴』に変えてはならない」とお話しさせてください。


【お知らせ】
2025年産寺本果樹園のイチゴ、ご予約受付中です🍓

…と言いたいところなのですが、現在、あまりにもたくさんのご注文をいただき、新規のご注文受付を一時ストップさせていただいております🙇‍♂️

クリスマスシーズンを目前にストップしてしまい、本当に申し訳ありません💦
再開の目処が立ち次第、またお知らせします!

(※お届けをお待ちのお客様、最高においしい状態でお届けしますので、もう少々お待ちください!)


【「予約なし」からのスタート】
まず、心からの感謝を伝えさせてください。
本当に、本当にありがとうございます!!

実は、去年のこの時期は「地獄」でした。

あらかじめ予約を受け付けていたのに、いざ本番になったらイチゴが全然無くて、泣く泣くお断りの連絡をさせていただく…という大失敗をしました。

その反省から、今年は「12月の予約は事前に取らない」と決めました。
12月が近づいて、「これなら絶対いける!」と確信してから、ようやく販売を開始しました。

つまり、「予約注文」という「売上の担保」がゼロの状態からのスタートでした。
めちゃくちゃ怖かったです。

にも関わらず!
蓋を開けてみれば、イチゴが足りなくなるくらいのご注文をいただきました。

「販路が決まってないから売れ残るかも…」なんて不安は杞憂でした。

これって当たり前のことじゃありません。みなさんが支えてくださっているおかげです。本当に実感しました😭


【「うれしい悲鳴」と「本当の悲鳴」】
さて、こうやって注文が殺到することを世間では「うれしい悲鳴」なんて言いますよね。

でも僕、今回の経験で思いました。

「ここの判断を見誤ると、『うれしい悲鳴』じゃなくて『本当の悲鳴』になるな」と。

判断というのは、「引き際(注文ストップのタイミング)」のことです。

注文が来るからといって、考えなしにバンバン受けていると、イチゴが足りなくなります。
特にお客さんの期待を裏切ることになります。

寺本果樹園は「日時指定可能」にしているので、特定の日(クリスマスや年末年始)に注文が集中します。

もしキャパを超えて受けちゃったら…パンクします。というか、今回パンクしかけました😱

逆に、ビビって早くストップしすぎると、せっかくあるイチゴが売れ残ってしまい、機会損失(売上の減少)になります。

「チキンレース」をしたいわけじゃないですが、売上は生活に関わるのでそこはシビアに見極めないといけません。

この「引き際」の判断が本当に難しい!!

今回は、ギリギリのところで「今だ!」と引きました。多分ベストタイミングだったと思います。


【なぜ農家の負担になる「日時指定」を受けるのか?】
ここで同業の農家さんなら思うかもしれません。

「日時指定なんてやめて、予約リスト順に『でき次第発送』にすればいいじゃん!」と。

実際、その方が合理的です。
機会損失もなくなるし、「〇〇日待ち」という希少性も出るし、何より農家のストレスが激減します。

それでも、僕が「日時指定可能」にこだわる理由。
それは、“お客さんの「不安」と「熱量」”のためです。

①「いつ届くかわからない不安」は「不満」に変わる
これ、去年のシャインマスカットで痛いほど学びました。

「シーズン中随時発送」として300件近い予約を受けた結果、後半のお客様から「いつ届くの!?」という不安の声をいただきました。

Amazonで「1〜7日で配送」ってなってて、明日届かなかったら「遅いな…」って思いませんか?僕は思います(笑)。

「いつ届くかわからない」という不安は、「いつになったら届くの」という不満に変わります。農家の皆様、ご参考ください。
(もちろんお客さん全てじゃないです!「農業は天気のものだから、いつでも待ってますよ〜」と仰って下さるお客さんもおられます。ご理解ご配慮いただきありがとうございます😭)

②「注文時の熱量」と「届いた時の熱量」のギャップ
これは僕の仮説なんですが…
注文ボタンを押した瞬間(お金を払った時)が、お客さんの“感情の熱量(楽しみ!)」”が一番高いときです。

そこから「いつ届くかわからない」まま2週間、3週間と経つと、熱量はどんどん冷めていきます。

そして忘れた頃に届いても、
「ん?なんの荷物だっけ? …あー、そういえば頼んでたな」
くらいのテンションになっちゃうんじゃないかと。

本音を言うと、「そうなると、寺本果樹園のファンにはなってくれないだろうな」と思うんです。

だから寺本果樹園は、あえてリスクを取って、自分の首を絞めてでも「日時指定可能」にしています。

「クリスマスに食べたい!」「誕生日に欲しい!」という、熱量が一番高いタイミングで届けたいから。

③お客さんに「日時指定できる農家さん少ないから助かる〜」と言われたから。
そのまんまです。
お客さんに喜んでいただけたからやる。
シンプルにそれだけ。

その分、「引き際」を見誤ると「本当の悲鳴(お客さんを裏切る地獄)」になるので、毎日胃がキリキリしてますが…😂

なんとか今回は無事に乗り切れそうです!
ご注文いただいたみなさん、楽しみにしていてくださいね🍓


というわけで、「『うれしい悲鳴』を『本当の悲鳴』に変えてはならない」というお話でした!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。

「日時指定」って、農家にとっては本当に諸刃の剣です⚔️

天気予報とにらめっこしながら、「この日は雪だから収穫量が減るかも…でも注文が…」と毎日パズルをしてます。

でも、指定した日に届いて「クリスマスケーキに乗せました!」「誕生日に間に合いました!」って写真が送られてくると、「あぁ、頑張ってよかったな」って報われるんですよね。

効率や合理性も大事だけど、やっぱり僕はお客さんのことを考えたい。
しかも非効率で非合理の方がなんかかっこよくない?笑

それが「寺本果樹園らしさ」かなと思ってます。

ちょっと甘ちゃんな考えかもしれませんが、ちょっとしたこだわりです✌️


というわけで、『かっこいい方がいい!』という僕の感想でした!
寒くなってきましたが、みなさんご自愛ください。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ここまで読んでいただきありがとうございます!
おもしろかった!という方は、ぜひ「いいね」を👍
コメントいただけますと、すごく嬉しいしめちゃくちゃやる気が出ます💪
フォローもぜひお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございました👩‍🌾🧑‍🌾
コメント(2)

この投稿をした生産者

島根県 邑智郡邑南町

寺本果樹園

この生産者の商品

商品一覧へ