圃場への通勤途中にある桜の樹がだいぶ咲いてきました。
数日もすれば満開になりそうです。
ここ数年、桜が咲きだすのが今年は早いねと
補佐と話をしていたのですが、今年はそれよりもさらに早い。

先日、食料の価格が上がっているのは世界的に干ばつなどによる
不作が原因だというニュースが流れていました。
今までの異常気象が例年に変わりつつある中で、
その例年に比べての異常気象が起こってきているのではないでしょうか。

サラリーマンをしていた頃は、こういった気候の変化に鈍感だったのですが、
農業をしていると日々のお天気はもちろんですが、
季節ごとのお天気も敏感に感じるようになりました。

このまま温暖化が進むと、冬の寒さが不十分でこの地で
ブドウが育たなくなる日が来るのではないかと危機感を抱いています。
いつの日か一次産業が深刻な打撃を受ける時が来ると
一気に食料品の価格が高騰なんてことになるかもしれません。
小さなことでもそれぞれができることをやるのが大事なのでは。
停車時にはエンジンを切る。使わないライトは消す。などなど。

早く満開を迎えるきれいな桜を見ると、こんなことが頭をよぎります。
皆様はどうお感じでしょうか。