薄羽養鶏場の投稿一覧

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いつもご利用頂きましてありがとうございます。
物価上昇のニュースが多い昨今、私たちも価格の改定をせざるを得ない状況になってしまいました。明るい話ではなくて大変申し訳ございません💦

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、鶏の飼料にはトウモロコシが半分を占めており、ほとんどが輸入です(国内での自給率は数%)。幾つもの要因で飼料価格が高騰しております。

①トウモロコシの産地であるロシアのウクライナへの侵攻で(それまでウクライナから輸入していた諸国が)それ以外の国から買い付けを増やしたり。②新興国の養豚の近代化(🐷にもトウモロコシを飼料として与えるため)に伴い、穀物需要が増えり。③異常気象によるトウモロコシの収量不足、④世界的な環境意識の高まりにより、トウモロコシからバイオエタノールを作り、それで車を走らせることにより飼料用に回ってくるトウモロコシの不足などなど。

飼料全般の高騰が、昨年は特に顕著でした。養鶏も含めて畜産業全般で生じており、TVニュースや特集番組で目にした方もいらっしゃるかと思います。先日のNHKの『牛乳ショック』など記憶に新しいかと思います。

そうした飼料価格の高騰の渦中に私たちもおり、事業の継続のために2月より価格の改定をさせて頂きます。近日中に新料金にて商品ページを公開させて頂きます。家計の負担が増えている中で、心苦しいのですがどうぞご理解のほど、よろしくお願いします🙇
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本日までに既に国内の養鶏場で3例目の鶏インフルエンザの発生が確認されています。同じ業界で働くため、「なんで起きたんだろう?」「廃業とか大丈夫なのか?」「事業をどうやって再開させるのだろう?」など鶏インフルエンザの発生には本当に心が痛みます😨

特に、今年はヨーロッパでの発生が多かったらしく、渡り鳥がウイルスを持って東に飛来してくることから、過去最大級の発生が懸念されています。無駄に不安を感じて、思い付きで鶏舎の入り口に石灰を厚めに撒くことも少なくないです。

今年は、家畜衛生保健所の指導や、養鶏雑誌や鶏インフルエンザ対策のチェックポイントなどの資料をいろいろと読んで、昨年よりも対策を強化しました。マニアックな話になってしまいますが、①踏み込み消毒槽の後には、消石灰を入れた消毒槽に長靴ごと入ることで靴底を二度目の消毒。②防鳥ネットの二重張り。③ゴム手袋の上からの消毒。④「立ち入り禁止」の立て看板の追加。⑤手動式消毒スプレーの設置。⑥殺菌力の強い消毒薬の導入。

どこまでやれば良いのか...と際限ない話ですが、できることはとにかくやる。発生した場合、自分たちだけでなく、食べチョクのお客様、取引先の飲食店、農産物直売所はもちろんのこと、半径10㎞圏内の他の養鶏農家にも卵の移動停止措置などで迷惑をかけてしまいます。
まずは防疫措置を見直して、今シーズンを乗り切っていきます‼
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この投稿をした生産者

栃木県 芳賀郡益子町

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