令和7年 梅の雹(ひょう)被害 支援プログラム
令和7年3月下旬から4月初旬にかけて、和歌山県みなべ町周辺で雹害が発生しました。
2025年は多いところで5回も雹が観測され、雹の直撃で実が落ちたり傷ついたりする被害が広範囲に及んでいます。
食べチョクでは、被害を受けた生産者さんの支援プログラムを開始しました。ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
目次
1. 今、梅に何が起きているのか?(2025年7月9日 現在)
2. 春うめ農園さんのリアルな想いをインタビュー
3. 支援プログラム内容
4. 応援チケットと寄付対象商品
今、梅に何が起きているのか?(2025年7月9日 現在)
梅の生産者さんから、「雹(ひょう)によって実が傷み、商品の発送ができない」との連絡が複数寄せられました。これを受け、全国の梅農家を対象に雹被害の実態調査を実施したところ、甚大な被害が明らかになりました。
あわせて生産者さんからは、梅を楽しみにご予約されていたお客様にキャンセル・欠品が生じてしまったことに対して、お詫びや「心苦しい」というお声が届いています。
2024年は、収穫量が前年比46%減(農林水産省統計)という歴史的な不作の年となり、廃業に追い込まれる梅農家さんも出ました。
「今年こそは」との願いを込めて育ててきた矢先の雹被害――。梅産業は、いま厳しい状況に直面しています。
現状について一部をご紹介いたします。
塩の梅さん(和歌山県 日高郡みなべ町)

今年は和歌山県みなべ町周辺に発生した突発的な雹(ひょう)により、梅の実に大きな被害が出ました。
特に収穫直前のタイミングでの降雹により、実に傷がついたり、落下したりする被害が相次ぎました。品質や収量への影響も避けられず、生産者にとっては非常に厳しい年となっています。
自然の影響には抗えませんが、今後も梅を真摯に栽培していきたいと思っています。
春うめ農園さん(和歌山県 日高郡みなべ町)

今年の4月6日、11日、14日に和歌山県の梅の産地の広範囲で雹が降りました。
私の園地でも、被害が多い園地ではほぼ100%の梅の実に雹傷が付きました。青梅の秀品率は例年よりもかなり低く、選別作業ではいつもの3倍以上の時間がかかりました。
自身の園地全体での雹被害は約70〜80%と予想しており、これからの梅干の選別作業で被害状況が見えてくると思います。
なんとかこの苦境を乗り越え、『南高梅発祥の地』『日本一の梅の郷』みなべ町の梅産業を次の世代に繋げられるよう、これからも家族一同精一杯頑張りたいと思っています。
春うめ農園さんのリアルな想いをインタビュー

2024年の歴史的な大凶作や、2025年の収穫が行われる直前に襲った雹害、そして未来に続く梅しごとについて。
日本一の梅の郷と言われる、和歌山県みなべ町の春うめ農園さんにお話をうかがいました。
支援プログラム内容
【1】特集ページの開設
雹による被害を受けた生産者の商品と応援チケットを特集したページを新設します。
※掲載にあたり、被害状況を食べチョク運営事務局にて確認しております。
【2】応援チケットの販売
販売する商品が無い生産者の支援を目的に、1口500円・5,000円の応援チケットを販売しています(商品の発送はございません)。
食べチョクがいただく手数料は無料で、決済手数料を除く全額が生産者に支払われます。

【3】1購入につき300円を生産者に寄付
被害を受けた生産者の商品を対象に、1購入につき300円を食べチョクが生産者へ寄付します。
※商品ページ内の「※運営からのお知らせ※」に「300円寄付対象商品」と記載のあるものが対象です。
応援チケットと寄付対象商品
引き続き、最新の情報を収集し、食べチョクとして可能な限りサポートできるよう努めてまいります。
皆様のご支援、何卒宜しくお願いいたします。
食べチョク代表 秋元里奈、スタッフ一同