水はもちろんのこと、観音池ポークのこだわりは、大学などの研究機関と協力しながら、常に進化させているオーダーメードの餌にあります。食べたもので大きく育つのだから、餌には安全で安心できるものを使いたいと、地域の自然由来の未利用資源を有効活用し、肉の香りや色、食感、味わいを見極めながら試行錯誤してきました。たどりついたのが病気やストレスの抵抗力を高める「ネッカリッチ」、肉にサシが入り、やわらかくうまみがあがる「エコフィード」、臭みがとれ、肉質と脂質がよくなる「笹サイレージ」の3つ。これからもいい餌と出合えば、検証を繰り返し、進化させていきます。
観音池ポークは豚特有の臭みなく、キメ細やかでやわらかく、口どけの良い食べ心地。上品な脂の甘味と肉のうまみが感じられるしゃぶしゃぶがおすすめです。
直売店は観音池公園の入り口にある本店、南横市店、三股店の3店舗。精肉にカツやコロッケなどのお惣菜、ソーセージ、生ハムなどの加工品がずらりと並びます。中でも直売所で一番人気なのがメンチカツ。お肉をあますことなく食べてほしい思いから誕生し、今では直売店で人気No.1の看板商品となっています。食べた瞬間、口いっぱいに広がる旨味と甘み、じゅわ~っとあふれ出す肉汁とふんわり食感。野菜もたっぷりで一度食べたらきっとまたすぐ食べたくなる味です。
早くから「リジョイス」や「氷感」、「プロトン」などの最先端の急速凍結技術を取り入れていた観音池ポーク。素材によって使い分け、特に精肉は冷凍による細胞破壊がなく、解凍時のドリップが少ないので、鮮度そのままに料理できます。加工品のおいしさがまるで生から料理したような味わいなのも、最先端の技術ならでは。大事に育てた一頭、一頭だからこそフードロスをなくしたいという、命と環境への思いもありました。安全・安心な自社の加工場から、今日も全国の食卓へとお届けしています。