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お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾ありがとうございます!
「農家の朝は早い」とはよく言われますが、朝が苦手な僕にはとても辛いです。高校生の時から農家である親の手伝いだったり、農業大学での実習作業だったり、10年以上前から朝5時起き→農作業をしております。これだけやってもいまだに朝は辛くて、最近はもう6時起きになってます。今日は7時に起きてしまったので、明日からまた5時起き頑張ります。姉ちゃんは4時半に起きてます。


さて、今日は「シャインマスカットの『副梢(ふくしょう)管理』。いらない枝を切り落とす✂️」についてお話しさせてください。


現在寺本果樹園ではシャインマスカットを栽培しており、9月上旬くらいに収穫予定です。予約もできますが、去年の失敗を改善するために、時期指定・数量限定・先着順となっております。
詳しくは商品ページをご覧ください🙇‍♂️

そんなシャインマスカットですが、今はジベレリン処理を終えて『摘粒』(いらない粒を落とす)までの日々の管理として、『副梢(ふくしょう)管理』をしています。

副梢(ふくしょう)とは、葉っぱの付け根から出てくる枝葉のことです。家庭菜園をやっている方であれば、「わき芽」といえばなるほど!となるのではないでしょうか。

そんな副梢(ふくしょう)ですが、これを残しているとシャインマスカットの栄養が副梢(ふくしょう)にどんどん取られていって、肝心の実に栄養がいかなくなるので、適度に切り落とす必要があります。

ここで大事なのが、『適度に』切り落とすことです✂️

もし副梢を全く切らなければ、副梢が伸びて枝葉がモサモサに茂ってしまってしまいます。この副梢を根本からバッサリ切り落としてしまえば、めちゃくちゃスッキリして、風通しも良くなって光も通りやすくなります。

ですが、基本的にはこの副梢を葉っぱ1枚残しで切り落とします。

これは、副梢の葉っぱを活用してシャインマスカットの光合成を最大化するためです☀️🌱

そして寺本果樹園では、副梢を1枚ではなく『2枚』残して切り落としてます。

これは目的が2つあって、
①早く葉っぱを最大まで増やして(果樹農家的には「棚を埋める」と言います!)、光合成能力を最大まで高めたい
②近年の夏が暑すぎてシャインマスカットが日焼けしてしまうので、葉っぱで「傘」を作りたい
と言った感じです。

特に②が本当にやばくて、去年はガッツリと日焼けしてしまって真っ黄色なシャインマスカットになってしまいました。
(けど皆さんにガッツリ助けていただきました🙇‍♂️本当にありがとうございます!!)

ただこの2枚残しもデメリットはあって、
①『副梢の副梢(副梢からもまた副梢がでます😂)』を切り落とす手間が、1枚残しの倍かかる
②もし梅雨が長引いたり、冷夏であまり晴れなかったりした場合、シャインマスカットの実に光が当たらなくて糖度が低くなる

①は気合いでなんとかできますが、②は天気と相談なので本当に判断が難しいです。

シャインマスカットは、果実に太陽光があたれば糖度が上がりやすくなるという性質があります。

果実に太陽光を当てれば、糖度が上がりやすい反面日焼けをしやすくなります。逆もまた然りで、太陽光を当てなければ日焼けはしづらくなりますが糖度は上がりにくくなります。

このバランスを取るのが『副梢管理』で、「夏が厳しい!」と判断すれば今のまま2枚残しで、「梅雨がながい、、、」「夏なのに曇ってばっか、、、」となればすぐに1枚または完全に切り落とします。

この『副梢管理』。いらない枝葉を切り落とすという単純な作業ですが、実はシャインマスカットの果実品質を左右する大事なお仕事で、実はめっちゃ奥深い作業です😎

簡単そうに見える仕事も、めちゃくちゃ奥深い。
農業は、【職人技が光るかっこいい仕事】なんだぜ😎💪✨

というわけで、「シャインマスカットの『副梢(ふくしょう)管理』。いらない枝を切り落とす✂️」というお話しでした!

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ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。

この副梢管理、作業自体は「枝葉を切り落とす」と単純ですが、「2枚残しか?1枚残しか?完全に切るか?」など判断が本当に難しいです。

実際去年は、8月10日時点で糖度が目標まで達してなかったので、その時に「2枚から1枚にしよう」と判断して実行しました。

結果、その後酷暑となり猛烈に晴れ、結果糖度は上がったけどガッツリ日焼けしました😭

こんな感じで、副梢管理、マジで奥深いです。葉っぱ1枚の判断ミスで100万くらいの損害になったります。やべー

あとちょっと関係ないですが、副梢管理はめちゃくちゃ体力使います。

普段の日常生活ではあまりない、「上を見上げながら」の作業になって、慣れてないと首と肩がめっちゃ痛くなります。あとなんか首がグーっとなって頭も痛くなります。

さらに地面が高いところがあれば普通に立ってると頭がブドウを超えてしまうので、腰を屈めて上を見上げるか、めっっっちゃ足を広げて上を見上げて副梢管理をします。

それを1日中なので、かなり体力使います。
シャインマスカットは高級品で、さながらお嬢様や上流階級の貴族のように華やかな
イメージですが、そんなお嬢様に仕上がるまでは『筋肉』と『体力』で育てています。

「優雅に水面を揺蕩う白鳥も、水面下でめっちゃバタ足で泳いでる」的なやつ、、、

農業は、やっぱり【筋肉と体力な泥臭い仕事】🦢けどかっこいいよ!

というわけで、『奥深い副梢管理は、結局筋肉と体力』という僕の感想でした!
天気が安定せず暑いのか寒いのかよくわかりませんが、みなさんご自愛ください。

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お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾ありがとうございます!
今日寺本果樹園のトマト初収穫となりました🍅とりあえず試食がてら食べてみましたが、多分おいしいです。僕はトマトが嫌いで、3年くらい前の僕は自分のトマトを一口食べて諦めてしまいましたが、今回は普通に全部食べられたので、多分おいしいです。トマト作りが上手になったのか、僕の味覚が大人になったのか、、、🤔


さて、今日は「シャインマスカットがちょっとだけピンチかもしれない?」についてお話しさせてください。

現在寺本果樹園ではシャインマスカットを栽培しており、9月上旬くらいに収穫予定です。予約もできますが、去年の失敗を改善するために、時期指定・数量限定・先着順となっております。
詳しくは商品ページをご覧ください🙇‍♂️

そんなシャインマスカットですが、姉からちょっと不穏な話を聞きました。
「シャインマスカット、ちょっと弱ってるかもしれない。」

よく農家は植物に対して、『強い』『弱い』という言葉を使います。
これは、植物が元気に育ってるかそうでないかの指標です。

この『強い』『弱い』はどちらが良い悪いというわけではありません。

例えば、
『強い』:植物が元気または元気すぎる=果実よりも枝葉に栄養が集中して、味の品質が悪くなるあるいは実にならない。
『弱い』:植物が元気じゃない=弱々しい枝葉となる。子孫を残すために花や果実(=生殖器官)に栄養を送るので果実の品質は上がるが、収穫量は落ちる。
みたいな感じで一長一短です。

なので農家は、この『強い』『弱い』のちょうどいいバランスを見ながら保ちながら栽培をします。ちなみに、この『強い』『弱い』=木の勢いを管理することを『樹勢管理』と言います🌲🌳

そんな『強い』『弱い』ですが、今日姉から「シャインマスカット、ちょっと弱ってるかもしれない。」という話を聞きました。

僕も確認してみると、確かに全体的に「去年より勢いがない?」と感じました。
場所によってはちょうど良いところもあれば、少し葉っぱが小さいところもあったり、全然枝葉が成長してないところもありました。

ブドウ専門でない僕の目でもわかるので、姉はもっと先まで見えてると思います。

先ほど『強い』『弱い』はどちらが良い悪いということないというお話をしましたが、個人的にはブドウの『弱い』はちょっとやばいなって思ってます。

というのも野菜であれば、『片付け→畑準備』という名のリセットポイントが存在していて、例え今年失敗しちゃって『弱い』になってしまっても「今回やらかしちゃったなー次は頑張ろう」といった感じで、一旦リセットポイントを挟んで0の状態から再挑戦できます。

でもブドウは果樹、つまりは樹なので『片付け→畑準備』という名のリセットポイントが存在してません。(厳密には存在するのですが、それはブドウを植えてから20年後くらいの話!)
なので、今年弱くて何も対策しなければ来年も弱いまま、再来年はもっと弱く、再々来年はもしかしたら枯れてしまってるかもしれません。

こんな感じで、野菜の『強い』『弱い』は1年での短期サイクル・引き継ぎなしですが、果樹の『強い』『弱い』は10数年での長期サイクル・引き継ぎありです。

なのでこの『弱い』にはすごくビビってます。

しかもブドウめっちゃ作るの上手な農家さんから昔言われたのが、「ブドウは少しくらい強い方がいい。弱ってしまうとそこから戻すのは大変。」と言われたことがあるので、なおさらヤバい!!と思ってます。

多分今年はなんとかなりますが、来年以降どうなるか、、、💦

もちろん対策します!が、ここで対策費として追加の【6万円】が発生してしまうので
やだなぁと思ってます😂

まぁなんとかなるでしょ!

というわけで、「シャインマスカットがちょっとだけピンチかもしれない?」というお話しでした!

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ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。

野菜も果樹も、樹勢管理は農家にとって永遠のテーマと言っても良いくらい難しいんですよね〜、、

今年のシャインマスカットは『弱く』なりかけてる感じですが、3年前は『強すぎる』くらいで、それはそれで頭を悩ませていました。

その時は、「樹を弱らせなければ…!」という気持ちでしたが、「弱らせすぎてはよくないから、しっかりブドウのケアもしてあげよう!」という気持ちもありました。

そんな考えであっても、見極めをちょっと誤ってしまって『弱い』になりかけてるので、やっぱりブドウは難しいなぁとしみじみ思いました。

けど反面ちょっと楽しみでもあります!

「この弱ってしまった樹を回復させることができたら、他のブドウ農家に共有できるぞ!」と、技術蓄積・自己研鑽のタイミングとして捉えてます。

カッコつけてますが、「ここ乗り越えたらめっちゃかっこいいじゃん!😎」という気持ちです笑

本当の気持ちは、不安90%:楽しみ10%ですが、これを跳ね返せたらヤバいです。

跳ね返せなかった時は、しっかり凹んだ後に「ブドウ失敗漫談」として他の人に失敗の共有ができるので、それはそれでいっかと思ってます。

まぁなんとかなるでしょ!

というわけで、『不安90%:楽しみ10%』という僕の感想でした!
天気が安定せず暑いのか寒いのかよくわかりませんが、みなさんご自愛ください。

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お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾ありがとうございます!
お恥ずかし話ですが、年々体力が落ちていってる感覚があり、30代に近づいている最近は特に感じるようになりました😂「農業始めたてのときみたいにガムシャラには働けないなー」と思う反面、「どうやったら無理しすぎず働けるか?」と考えて仕事をするようになり、労働時間が減って楽になってきました!けど体力は大事なので、運動食事睡眠に気をつけたいと思います。


さて、今日は「やる意味があるのか?葉っぱからの肥料やり」についてお話しさせてください。


現在寺本果樹園のシャインマスカットは、ジベレリン処理を99%完了して、『摘粒』(いらない粒を一つ一つ落とす作業)作業に入るまでの細々とた作業をしています。

姉は2度目の花穂整形。(例年は1回目の花穂整形で長さを決めきりますが、今年はビビって長く残しすぎた💦)
僕は副梢管理(ブドウの枝と葉っぱの間から出てくる枝葉の管理。葉っぱ1枚残しで切る)。

こんな感じで手分けして作業します。

そして去年くらいから力を入れてやってる作業があります。
それが『葉面散布』です。

これは、水に溶かした肥料を葉っぱに吹きかけて、葉っぱから肥料を吸わせるというものです。

普通は農薬散布と合わせて肥料を入れて、「農薬のついでにやる」という方が多いかと思いますが、去年から肥料目的で葉面散布を始めました。

理由は簡単で、【おいしいシャインマスカットを作りたいから】です。

味をよくするということを調べてると、色々なやり方がありますが葉面散布について言及している記事や文献もありますので、うちも挑戦しています。

現在葉面散布で使用している肥料は以下の種類です。
・アミノ酸系
・発酵リン酸系
・炭水化物系(糖系)
・海水系
・有機物キレートカルシウム系

これらを時期や回数を考えて散布します。
こうみるとめっちゃ多い、、!

どれも「味に効く!」と言われてたり、知り合い農家さんからのおすすめだったり、僕がこれまで使ってみて「味に効いてるかはまだよくわかんないけど、生育が良くなった!」といった肥料を取捨選択して残った肥料たちです。

これらの肥料を、作業の隙間を縫って天気と睨めっこして晴れの日を狙って、「おいしくなれよ!」と思いながら散布してます☀️

そしてこれらの肥料を【500L】の水に溶かして、機械を使って【4時間かけて】散布します。

しかも足場は凸凹してたり、雨でぐちゃぐちゃになってたりで悪いです。
しかもハウスは70mもあるのでめっちゃ長いです。
しかも前進しながら散布すると自分にかかるのでバックしながら散布します。

500Lの肥料を、4時間かけて、足場が悪い中、70mもの道を、バックで散布する。
この大変さは中々伝えづらいので、皆さんもぜひやってみてください👍

ただ、ここまで肥料にこだわって、忙しい中タイミングを見極めて、重労働でへとへとになりながらやっても、実際効いているのかどうかよくわかりません。

島根県管轄の農業のプロの指導では葉面散布はほぼありませんし、葉面散布をしなくともおいしいシャインマスカットはできます。

実際に葉面散布をしなくとも、島根県(=JAしまね)のシャインマスカット出荷規格のひとつである『糖度18度以上』はクリアできます。

元々肥料は根っこからやるもので、葉っぱからやっても吸収される肥料分は根っこに比べてわずかな物です。

葉面散布、本当にやる意味はあるのか?
「もしかしたら徒労に終わって、時間もお金もすべて無駄になるかもしれない」とずっと不安ですが、とにかく信じてやってみます。

というわけで、「やる意味があるのか?葉っぱからの肥料やり」というお話しでした!

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ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。

葉面散布について不安な点だったり否定的なお話をしてましたが、もう信じてやるしかないなと思ってます。

あと何より、【本当においしいを追究するのであれば、このくらいやらないと】って思ってます。

もちろん重労働で大変だし、何よりお金もかかります。
島根県のシャインマスカット栽培指針(シャインマスカットの作り方)では3〜4個くらいの肥料で、しかも栽培期間中メインの肥料は1個だけです。

対して寺本果樹園では、【11種類の肥料】の肥料を時期を見計らって使用します。
もちろんまだ肥料は研究段階で極めてないので、無駄な肥料もあるかもしれません。

それでもやっぱり挑戦するしかないと思ってます。

重労働が徒労に終わっても、肥料代という名目で金をドブに捨ててしまっても、これは挑戦しないといけないと思っています。

おいしいシャインマスカットをお客さんに届けるために。

これまで通りの普通の作り方では、普通のシャインマスカットになるので、1番おいしいシャインマスカットを作るために、【徒労や無駄を恐れず、異常になるしかない】という思いで作ってます。

元気がある若いうちに、ひたすら頑張って、生意気言っとこうと思います。

というわけで、『無駄を恐れない、肥料と葉面散布』という僕の感想でした!
天気が安定せず暑いのか寒いのかよくわかりませんが、みなさんご自愛ください。

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【シャインマスカットお届け第1弾(9/10・9/11・9/12)受付中!】

お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾ありがとうございます!
来週から梅雨入りとのことです。大きな天気の流れは農家にとって大きなイベントで、「梅雨」とか「積雪」とか、あるいは「真夏」とか「真冬」みたいな天気イベントにはとても敏感に反応します。この梅雨イベントがいつ終わるかは、ブドウの未来を大きく変えます。早いこと梅雨終わってくれ!


さて、今日は「シャインマスカット、ジベレリン処理をする」についてお話しさせてください。

ジベレリン処理、聞いたことがある方もおられるのではないでしょうか?
いわゆる『種無し処理』です。

昔のブドウは種ありブドウが普通でしたが、技術の進歩によって種無しブドウが出てきて、いつしかこの種無しが主流になってきたかと思います。

その種無しブドウを作る上で、必須になってくるのがこの「ジベレリン処理」です。

ちなみにジベレリン処理は、「ジベ」「GA」「ジベ処理」といろんな言われ方書き方されます。ここでは「ジベ」と書かせてください。

このジベですが、やることはかなり決まっています。

①水を2L、ジベレリンを50mg、フルメット液剤(実を大きくする薬!)を20ml用意する。
②水に各薬剤を入れて混ぜる(ジベレリン:25ppm、フルメット:10ppm)
↪︎ジベ液完成!

このジベ液を
③完全満開3〜5日後に浸漬処理する(=ジベ液に浸す)
④浸した実をよく乾かす

こんな感じで、
ジベ液を作る→実に浸す
という作業を、全てのブドウの実にやります。

「めっちゃ大変じゃん!!」とよく言われるのですが、ブドウ作業の中では結構楽な方です😎

慣れてしまえば単純作業で、ほいほいっとできちゃいます。

ただやっぱり簡単な作業というわけではなくて、、
『天気』との戦いになります。

④浸した実をよく乾かす
これが実はめっちゃ重要で、ジベがうまく乾かないと実に大きな傷が残る通称「ジベ焼け」を起こしてしまいます🩹

そしてこの乾かすということですが、1万くらいあるブドウの実を一つ一つタオルで拭くわけにもいかないので、自然乾燥を待つしかありません。

そこで厄介なのが『雨』。
洗濯物が乾きづらいのと一緒で、天気が雨の中やっちゃうととても乾きづらいです。

それでも無理にジベを強行突破するとジベ焼け、、

だからジベ時期の梅雨入りはやばい!!
寺本果樹園では来週梅雨入りするとの情報を受けて、現在急ピッチでジベを終わらせにかかってます。

こんな感じで、「やり方自体は確立してるけど、天気によって臨機応変に対応する」という難しさがジベにはあります。

………このお話、面白いのかな??

というわけで、「シャインマスカット、ジベレリン処理をする」というお話しでした!


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ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。

補足がてら、ジベ焼け対策についてもう少し。

・ジベ時期を見極めて、花カスが少ない時期にやる。
・「らくらくジベカップ」を使って、花カスに水をバーっと当て、花カスを落とす。
・「らくらくジベカップ」の電池はしっかり交換してパワーをつけ、水流を強くして花カスを落とす。
・ジベ処理をする時、「らくらくジベカップ」で水をバーっと当てながら、カップ内で実をガンガンカップにぶつけ、花カスを落とす。
・花カスがどうしても落ちないときは、手でとる。
・ジベマークを早く取り除くために、爪を長くしておく。

補足というより細かなテクニックっぽいですね😆
けど大事。

今は、「いかにジベ焼けを起こさないか。早くジベを終わらせられるか」に注視してやってます。

ジベ焼けの原因となる乾かない、また乾かないの原因となる花カスをいかに対処するか。また極力ハサミを出す時間を節約したいので、手でいらない部分を切り落とせるように爪を仕込んでおく。

結構地味なテクがあるんです笑

けどこういう『現場でしか分からないテクニック』って、楽しいしすごくかっこいいんですよね💪

こういった地味なテクの発見・研鑽・積み重ねで、早く仕事をし1人でも多くのお客さんに農産物が届くよう農家は頑張ってます!

………こういった農業の現場のコアな話って面白いんですかね?😂


というわけで、『地味なテクの積み重ね』という僕の感想でした!
天気が安定せず暑いのか寒いのかよくわかりませんが、みなさんご自愛ください。

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