野っ原の自然農園の投稿一覧

🍬甘梅カリカリの作り方

青梅の爽やかさに、落雁のやさしい甘みと米酢のまろやかさが重なる、初夏の手仕事。神社の風情を感じる、ふっくらカリカリの甘梅です。

材料(約1キロ分)

• 青梅 … 1kg
• 氷砂糖 … 適量(梅と同量程度がおすすめ)
• 落雁 … 4.5枚(神社でいただくような、やさしい甘みのもの)
• 米酢 … 100cc


下準備

1. 青梅をやさしく洗い、竹串などでヘタを取り除きます。
2. 焼酎(35度以上)で梅をさっと消毒します。
3. ジップロックなどの密閉袋に入れ、冷凍庫で一晩凍らせます。
 ※凍らせることで、梅の繊維がほぐれ、味が染みやすくなります。


漬け込み

1. 梅と氷砂糖を交互に重ねて、ミルフィーユ状に瓶に詰めます。
 (例:梅→氷砂糖→梅→氷砂糖…)
2. 漬けながら、4分の1ほどに割った落雁を時々挟むように加えます。
3. 最後に、残った落雁のかけらを瓶の上部にのせます。
4. 米酢200ccを瓶の中に回しかけるように注ぎます。
5. 瓶のふたをしっかり閉め、冷暗所で1ヶ月ほど置きます。


完成と楽しみ方

• 1ヶ月後、梅はふっくらと甘く、カリカリとした食感に。
• お茶請けや、暑い日の塩分・糖分補給にもぴったりです。
• 落雁のやさしい甘みが、梅の酸味をまろやかに整えてくれます。





このたびは、青梅を使った「甘梅カリカリ」の農園のレシピをご覧いただき、ありがとうございます。

私たちはいつもこの甘梅が好きでよく食べます。


初夏の青梅に、氷砂糖と落雁のやさしい甘みを重ねて。
米酢のまろやかさが、ふっくらとした食感を引き出します。
神社の風情を感じる、どこか懐かしく、心がほぐれる味わいです。


手間をかけて漬け込む時間も、梅の香りに包まれて、心が整うひととき。
どうぞ、季節の手仕事を楽しみながら、ゆっくりと味わっていただけますように。

皆さまの暮らしに、やさしい甘みと小さなよろこびが届きますように。
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いつも当農園を応援いただき誠にありがとうございます。


このたび、冬の寒さの中でじっくりと乾燥させた昔ながらの製法による唐辛子が、すべて完売となりました。

ご購入くださった皆様、心より御礼申し上げます。


寒風にさらされながら、時間をかけて仕上げた唐辛子は、自然の力と手間の積み重ねの賜物です。
お手に取っていただけたこと、そして食卓に迎えていただけたことが、何よりの励みとなりました。


今年の唐辛子も、畑ですくすくと元気に育ってくれています。
この暑さの中、太陽へと手を伸ばすようにぐんぐんと育ってる唐辛子たちを見ると、植物の生命力はすごいなぁと改めて感じます。


次回の乾燥唐辛子の出荷は、また来年一月を予定しております。


もしご希望でしたら、事前に予約注文も賜ります。お気軽にご予約ご希望の旨ご連絡ください。



日本の唐辛子農家は、海外に押されてどんどん現状しております。
私たちもいつまでできるかわかりませんが、
購入してくださるお客様がいる限り続けていけたらと思っております。


また季節の巡りとともに、皆様のもとへお届けできる日を楽しみにしております。


今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。




野っ原の自然農園
スタッフ一同
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🌿秋の畑だより🌿


日差しはまだ強いですが、畑では少しずつ秋の気配が感じられるようになってきました。

今、穂紫蘇がそっと顔を出しています。

暑さの中でも、植物たちはちゃんと季節を知っていて、静かに秋を知らせてくれるのだなぁと感じます。

穂紫蘇は、ちりめんと炒めたり、醤油漬けにしてごはんのお供にしたり…香りがよくて、食卓がふわっと秋色になります。

その香りと食感は、まさに秋の訪れを感じさせてくれる小さな贈り物。料理に添えるだけで、ぐっと風味が深まりますよ。


穂紫蘇は、時期が短いので、今月で終了です。

もしご入用の方はこの機会にぜひ香りの良い穂紫蘇をお楽しみください。



以下に、穂紫蘇を使った人気の料理をいくつかご紹介します。

ごはんのお供に

• 穂紫蘇の醤油漬け:しその実を茹でてアク抜きし、醤油に漬けるだけ。冷奴や納豆、豚しゃぶにも合います
• 穂紫蘇のふりかけ:しらすやごま油と合わせて、ご飯が進む一品に
• 穂紫蘇ちりめん:ちりめんじゃこと甘辛く炒めて、お弁当にもぴったりです。



和風の主菜・副菜

• 穂紫蘇の天ぷら:穂のまま衣をつけて揚げると、香りがふわっと広がります
• 穂紫蘇入り卵焼き:塩漬けにした穂紫蘇を卵に混ぜて、香り豊かな一品に
• 穂紫蘇の味噌漬け:味噌とみりんで漬け込むと、保存もきいてご飯にぴったり




🍝 洋風アレンジも

• 穂紫蘇のパスタ:ゆず胡椒や食用菊と合わせて、秋らしい和風パスタに
• 穂紫蘇とレモンのパウンドケーキ:爽やかな香りがアクセントになるスイーツ

色々楽しんでみてくださいね。


野っ原の自然農園
スタッフ一同
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当農園では、3月初春から、11月くらいまで、新芽のよもぎがどんどん出てきてくれます。


農園のよもぎ酵素シロップの作り方 です。
よもぎシロップを作ってみたい、そんな方に参考になれば幸いです。

農園では、よもぎの新芽だけを摘んでお送りしています。
届きましたら,まず水に2,3時間つけて、ゴミや小さな虫を取り除き、じゃぶじゃぶよく洗ってから、以下の通りに作ってみてください。


材料

• よもぎの新芽:約1kg
• 上白糖(または甜菜糖など):約1kg
• 保存瓶(消毒済み)


手順

1. よもぎをよく洗って水気を切る。
2. 保存瓶に、よもぎと砂糖を交互に層になるように入れる。
3. 翌日から、清潔な手で1日1回よくかき混ぜる(約1週間)。
4. 発酵が進み、香り高いトロッとした液体になったら完成。
5. 水や炭酸水で割って飲んだり、スムージーに加えても◎



よもぎは「ハーブの女王」とも呼ばれ、日本では古来より薬草として親しまれてきました。
よもぎの効能として知られているものを調べてみました。


• 浄血・造血作用:血液をきれいにし、巡りを良くする働き
• デトックス効果:クロロフィルが腸の奥に溜まった有害物質を排出
• むくみ・冷え性改善:特に女性に嬉しい効能
• 腸内環境のサポート:発酵によって乳酸菌などが増え、腸活にも
• 香りによる癒し:アロマ的な効果もあり、心を穏やかにしてくれます。


仏教的に見れば、これは「身土不二」や「食養生」の実践でもありますね。
自然の命をいただき、手をかけ、心を込めて発酵させる過程は、まるで「作務」のようです。


その一滴に、天地の恵みが宿る、そんな気がします。
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