悲しみのLAST GIGSから衝撃の翌1998年にCOMPLEXが結成され正直それまでは吉川晃司さんのことをあまり存じ上げておりませんでしたがそれからは吉川さんソロでもハマってLiveにも足を運んだりと（ここは食べチョクなので和っぽく。元々BOOWY世代ですが基本は洋楽です）当時も生で観ましたが12年前の伝説の再結成2days'Liveも東京ドームまで友人達と観戦いたしました。しかも運が良いことに布袋さんの目の前2列目でございました♪♪（最前列おしいっ！、ちなみにライブで最前列は2回ほどですが東京ドームのど真ん中2列目なんで文句なしです）現役から2年強で解散したコンプレックスですが後の吉川さんの生き様に感銘を受け自叙伝なども購入したりしました。
そんな吉川さんが12年位前に発表したバラードナンバー〝あの夏を忘れない〟。
歌詞の内容は全く違いますがこの曲を耳にするとシンクロして個人的には忘れない夏があります（もちろんCOMPLEXの伝説liveも忘れておりませんが＾＾）。



それは愛犬の死です。

私たち夫婦は昔からミニチュアシュナウザーと共に暮らすことが夢で、それが割とスムーズに叶い幸せな日々を過ごしておりました。その時はまだ今程〝当たり前の幸せ〟というのは実感しておらずに、でもこの雨が多いやくしまでもあの手この手で散歩だけは欠かさずに毎日を過ごしておりました。もちろん寝る時も一緒です。　うちのワンちゃんは8人兄弟で1番遠いところで北海道そして島根やら関東やらいろいろ離れ離れになりましたがちゃんと血統書付きの動物病院経由ペットショップで出逢ったのですが生まれた頃から心臓疾患が少しありまして毎月の病院は欠かすことができずに手術も何度か行いました。いろいろ大変な事はありましたが時間とはやはり未来から過去へ流れているもので全てを受け入れ、それを一つ一つクリアしていきました。今は閉鎖しておりますがその頃は毎日ブログも書いておりました。

でもそんな幸せも犬の平均寿命にも達することができずにわずか12年の生涯に幕を閉じ天国への階段をのぼっていきました。数日間は流し切った涙も枯れて何もやる気も起きませんでしたが、愛犬は役割を果たし天国へ逝ったのだから私たちもこのまま悲しんでいてはダメだと思い愛犬のいる上を向いて歩こうと決めました。
とは言え現実と向き合う事はとても辛く未だに書斎の一角の骨壺に入っております。まだ屋久島も梅雨明け宣言は出ておりませんが本日は天気も晴れておりましたのでその骨壺を持って大好きなデッキに出してあげました。お墓を作ってしまうと本当にこれで離れてしまうんだなと思いなかなかお墓を用意できないのです。それが今日までずるずるとなっているのです。愛犬はジャーマニーですがお墓を作るときは、イギリス風なFreddie Mercuryのようなお墓にしようかと思っております。

この地球上の命あるものはみんな必ずお別れがきます。どんな人でも確実に明日がある保証なんてありませんので毎日毎日朝目が覚めて一日がはじまり寝るときまで普通に当たり前に過ごしてますが平々凡々な1日1日が実はとても幸せなことなのかなぁと感じます。何か計画をたてたり約束などしたりして予定通りに実行できた時は奇跡だと思います、最近は。

これが今からちょうど7年前の今日の出来事でございます。


追伸　たった先ほどまで来週予定のLiveのバンド練習を終えメンバーにおつかれさんを言ったとこでした、、きっと当日は天気も晴れて愛犬も天国からLiveを楽しみにしてることでしょう^ ^