サップグリーン農場の投稿一覧

今年もひな祭りですね。
いよいよ皆さんが待ちわびていた春がやってきました。

とはいえ、まだ雪国新潟の朝夕は冷え込んだりしますので、油断はできないのですが、明るい日差しとぽかぽかな陽気を感じると何も考えずに外に出てしまいますね。

今日は烏骨鶏のひよこの写真です。
昨日、卵から孵ったばかりの鶏の赤ちゃんの写真が撮れたので、ご紹介させていただきます。

小さな烏骨鶏の卵から孵りますので、もちろん身体も小さいです。
でも、順調に育ってくれたら、今年の９月下旬あたりから卵を産み始めることになります。

鶏も、いろいろ考えて観察していると不思議なことが多いですよ。。。

一晩で90cmの雪が積もる豪雪地帯、新潟県十日町市は、いくらそんな勢いで降ってなくても、雪かきをしないと外に出られないのか、雪かきが必要ないのか。明け方に目が覚めて、外が気になったりするんですが、

なんやら今朝は、胸騒ぎというものなのか、なんなのか。。。

とりあえず、軽く雪かきをして鶏さんたちの様子を見に行くと、ちょっと具合いの悪そうな子が待ってました、、、。

外気温は氷点下２度。
朝５時からその子にお風呂に入ってもらって、身体を温めて。
終わったらタオルで水分を取って、ぺったんこになった身体をドライヤーでふわふわにします。

そしてしばらく家の中で、様子を見る。
だいたいの子はこの時点で、復活して鶏舎に戻ります。

面倒だし寒いけど、温めてあげることで健康を取り戻せるんだから、やっぱり鶏たちはぎりぎりのところで生きてる…。か弱い生き物なんですよね。

そのか弱い鶏が立派な卵を産んでくれるということ。
その卵を産むために栄養をとってもらうわけですが、もしカルシウムが足りないと自らの骨を溶かして卵の殻を作る。そこまでの大きなエネルギーで産んでくれる卵は、やっぱり貴重なものなんです。

前にもお話ししたかもしれませんが、サップグリーン農場は、鶏に卵を産ませるために特別なことは何もしてません。
ただ健康でその日を過ごしてくれるように。

お互い様なんですよね。^ ^

「立春大吉」の文字を見ると、気分は春。

新潟県十日町市は、有数の豪雪地帯ですが、今季はとても雪が少なく鶏たちのいる越冬小屋にも日差しが入ります。
ちなみにあたりには１mか部分的には２m程度の積雪はあるんですが、それでも少ないんです。

いつもの冬だと日差しが入らないぐらい雪が積もって覆われてしまうので、鶏がいるスペースは真っ暗、、、。

だから、今年はほんとに心地よく春を迎えられそうだと、鶏も言ってるような気がします。

さて、一番冷え込むと言われる大寒に入ったひよこたち、育成グループも元気よく成長中ですよ〜♬

こんにちは。サップグリーン農場の藤田です。

さて、2023年も大寒ですね。
ほんとに早いものでもうすぐ２月なんですね。

仕事柄、年中無休が当たり前なので、ある意味、まだまだ正月気分で頑張ってます。笑

大寒卵も皆さんにお喜びいただいて、そのコメントにとても励まされてるのを感じています。当然のことではあるのですが、美味しいのは当たり前で、栄養価の高い安全な卵をお届けする意味をしっかり考えさせられました。

健康な卵は健康な鶏が産みます。
おてんばで元気な鶏が産んでくれたエネルギーで、皆さんを笑わせたい。なんて、真剣に考えてるおっさんでございます。^ ^


それから、大寒という一年の最も厳冬期に、生まれたてのひよこを育てています。
いろんなところでお伝えしていますが、うちの鶏たちは「お母さん鶏が育てた鶏たち」です。

機械孵卵ではないひよこをなぜ選ぶのか。それは、お母さんがひよこにする卵を選ぶ理由と同じでしょう。

YouTubeでも紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。

鶏も人間も同じだろうなと思うのは、土の上を歩いたり触ったりすることの大切さでしょうか。

今は雪に覆われている新潟の草地も夏は背の高い雑草が勢いよく育ちます。
最近では御多分に洩れず手間を省くために除草剤で枯らしてしまう風景をよく見ます。

それはもちろん「土に触れる」ことにはならないで、むしろ微生物や昆虫の住処をなくしてしまうことにもなると考えています。

新型コロナも鳥インフルエンザも、見方を変えると土に触れない人間が理屈だけでやってきたことが大問題を引き起こしてるんじゃないかと思ったりするんですよね。

自然からの恵みというものはどんな環境から生み出されるものなのか。
今日も鶏たちと向き合いながらどんな春を迎えようかと相談しています。^ ^

写真は２羽のルーキー。
どちらもお母さん鶏が育てた烏骨鶏です。

そうそう。お母さんが育てた鶏ってもしかしたら珍しいかもしれませんね。

自然界で木の上に巣を作って卵をあたためて雛が生まれてくる映像をご覧になったことがあるでしょうか。
卵をあたためている過程で、二つあるうちの一つを母鶏が巣から投げ落としてしまうのをご存知でしょうか。

私どもは鶏を自然に健康に育ててきて、メスが抱卵をしてお母さんになる姿も見てきました。その中で、確かに「抱かない卵」というものがあるんです。
それがきっと木の上の巣から捨ててしまう、何かしら問題のある卵なんじゃないかと思っています。

効率重視の養鶏場では、孵卵場などの業者で機械で生まれてきたひよこばかりをよーいどん！で更新する。もちろん効率化も大事なのはわかるんですが、その中に「捨てられるはずだった卵」から強制的に孵されたひよこってどれぐらいいるんだろうかと考えてしまうことがあります。

もちろん人工的に生かせてあげることも、延命することも悪いことではないかもしれませんが、何か違和感を感じてしまうんですよね。

様々なデータをとってきたので、いろいろわかってきたこともあるんですが、サップグリーン農場としては、不自然なものではないもしかして太陽とか土のにおいがするぐらいの大自然卵をお届けしたいと思っています。