サップグリーン農場の投稿一覧

わざわざ自然な卵ですよ〜とか、特別な栽培ですよ〜なんて、そんな言い方をしないといけないのか。おかしなものが普通に出回ってしまってるということ。
食べチョクに出店されてる農家さんは同じように思っておられると思います。

私たちサップグリーン農場では餌でコントロールしてウケる品質を求めるのではなく、ごく当たり前の自然の卵をお届けするべく鶏たちがストレスなく健康で生きられる環境を整えたいと思っています。

農場主の個人的な事情で言うと子供らが独立して、すぐに孫が生まれてくるような世代です。
とくにこれからを生きて成長していく世代に自慢できる卵と、それが自然と共生するからエネルギー源として与えられるということを伝えていきたいと思っているわけです。

近いうちに兵庫県内に拠点を移します。
再開に向けての準備を進めていきますので、食べチョクでの鶏卵販売は一旦、停止したいと思います。
また再開できる日の目処が立ちしだいこちらから連絡させていただきます。

皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。


／ サップグリーン農場・藤田

このご時世に魚沼産コシヒカリを食べてる鶏たちを見て、くず米とはいえ飼い主より美味い米を食べてるなぁなんて思ったり、

味は別としてとにかく化合物を食べて毎日卵を産ませると儲かるんやろうなと思いながら。

でもやっぱり卵が売れなくても、鶏たちには最上級の環境を整えてあげたいと思っています。

今日の画像は発酵飼料とプレミアム烏骨鶏の産卵プールです。^ ^

晴れの国、岡山も来週は梅雨入りするようです。
天気予報に雨マークがあってもたいして降らないことが多いので、個人的には先日のような山火事が心配です。

鶏にとっての梅雨の期間は、気をつけることはやっぱり湿気でしょうか。
私たちサップグリーン農場は農薬が使われたことがない山あいの圃場を選んでいますが、もう一つの大切な飼養条件としては風通しがいいことです。気持ちの上で水だけじゃなくて空気も澱まないこと…というわけではなくて（笑）
湿気が溜まらないことです。

チキントラクターはその向きにセッティングをして、適度に日光を浴びられること。もちろんストレスのない広さ。本当にいろんな大切なことはたくさんあります。

草がなくなってしまう環境ではなくて草も微生物も死滅させずに環境を整えることがチキントラクターでしかできないことでもあります。
なぜ無農薬の原料を集めて発酵飼料を与えているかも想像していただけると思います。土や草、その周辺や土壌中の生き物にも負荷をかけないこと。

サップグリーン農場が一番大切にしていることは、じつは売るための卵を産ませることを中心に考えていないことです。
残念ながら卵の売り上げはどうでもいい。それよりも鶏たちが過ごす環境。
そこを見ていれば自然界全体やヒトの暮らし方も見えます。

お待たせすることもあるかもしれませんが、必ず用意させていただいている『良質な卵』はその中で自然が恵んでくれたものなんですよね。

さて、じめじめとした季節を超えると一気にあの季節がやってきます。
今からスタミナをつけて元気に過ごしましょう！

ようやく春ですね！

じっくり育ててきた烏骨鶏たちが産み始めています。

年度末で出会いも別れもある人も自然も大きく動き始める季節ですね。

プロ野球も始まりましたけど、皆さんにとってどんなシーズンになるのか。楽しみです！

昨年まで国内有数の豪雪地帯にいたことから考えると、雪がほとんど降らない岡山に来て最初の冬、いろんな違いを一番感じているかもしれないです。

何よりも鶏が冬を越すのにストレスがないということ。
まず３mも雪が積もる場所から考えると暗くなることがないし、やっぱり一日が長いということ。
よく食べよく動いて、何よりもそこまで冷えてないからか、卵を産むことに大きなストレスがないように見えています。

雪がほとんど降らないというと、寒冷地域の方に言わせると暖かいイメージを持たれているかもしれませんが、もちろんそういうわけではありません。
今朝も外気温は氷点下で水は凍ってます。
ただ、日が昇ってゆくと解ける程度なので、助かっています。

最強寒波が大きな災害にならないことを祈って今日も鶏の健康のために発酵飼料を仕込みました。

画像はチキントラクターの研究を始めた10年前のものですが、この時に受けた感動が衝撃的なもので、以来ずっとこの時の鶏の自然な姿を思い浮かべています。

言ってる間に春が確実に近づいてます。
皆さん、健康第一で乗り越えましょう！