SORANOSITA

高知県 高岡郡中土佐町

SORANOSITA

食べチョク登録:2020年 06月

『空の下』は2011年の東日本大震災の直後に東京から高知に移住後、多くの人達が農業を職業として選びたくなるような魅力溢れる農業を創造することをミッションに、2013年より生姜という植物に魅了されて就農して農業事業者として開業し、2021年3月11日に空の下合同会社を設立しました。

近年、国内の農業は衰退し続けています。これに歯止めをかける政策として大規模化スマート農業を農林水産省は推進していますが、日本の農地は大半は中山間地で、北海道などの一部以外は大規模農業には向きません。中山間地を如何に活用するかが日本の農業における最大に課題です。

生姜は元々中山間地で栽培が始まった作物です。適度に地下水が流れ水はけが良く半日蔭の傾斜地は最適な栽培地です。私は、自然栽培で生姜を育てる農家が増えることで、日本国内の耕作放棄地が改善できると考えています。

先ずは、私自身が農薬や化学肥料や除草剤を使わないで、美味しい生姜を安定的に栽培する技術を獲得する事、そして、その技術をシェアして生姜栽培農家を増やす事が『空の下』の大きな目的です。

生姜と人の歴史は古代まで遡ります。
それを食べると笑顔になる、元気になる、幸せになる、生きている時間が充実して活動的になる、そんな食べ物を栽培する事、そしてそれらを広める事で、国内農業の低迷と耕作放棄地問題が解決するよう、日々農業に従事しています。

生姜は無肥料では育たないという常識にとらわれる事なく、生姜のもつ生命力を見つめ続け圃場環境に向き合う日々です。生姜一株一株を丁寧に育てるところから、「地球にも人にも優しい農法で、誰もが認める美味しい生姜を育てたい」との想いで、これらの課題に取り組んでいます。

わたしたちのこだわり

農薬、肥料、除草剤不使用

農薬、肥料、除草剤不使用

SORANOSITAは農薬・肥料・除草剤を使いません。

近年、肥料による河川や湖沼の富栄養化、また地下水の汚染問題は深刻社会問題です。肥料の4割は土壌に吸収されることなく河川から海に流れます。散布される農薬は大気と地上の間を何度も行き来して極域まで長距離を移動すると言われています。私たちの命の源である海や大気汚染が日々進行しています。

SORANOSITAが農業を営む高知県は太平洋に広く門を開ける形で海と大変密接な環境にあります。私自身も日常的に海からの豊かな恵みをいただいています。

一般栽培の生姜は年間30回の農薬散布が許されています。
生姜の栽培期間は4月から11月の7ヶ月間ですので、週に1回程度の農薬を散布していることになります。減農薬栽培の場合は15回以下の散布ですので、2週間に1回程度の散布となります。防護マスクを着用して散布される農薬は人体に安全なものではありません。全国の生姜作付け面積は香川県と同じくらいの面積ですので、香川県全域に週に1回から2回程度の農薬が散布されていると想像すると、農薬の怖さが多少変わっていただけるかと思います。

この数字は生姜だけの数字です。他の農作物を合わせたら相当な農薬が日本国内で撒かれていル事になります。

私は農薬悪を伝えたいのではなく、農薬に依存していることを知り、未来を考える必要があることを伝えたいのです。化学肥料に関しても窒素肥料以外は100パーセント輸入に頼っています。全国生産量の99.5パーセントが化学肥料栽培でその肥料は100パーセント輸入と言うことですから、ここから考えますと日本国内の自給率は0パーセントとの見方もあると考えています。

河川や湖沼の富栄養化から水が汚染され、彩豊かな食卓を担っている化学肥料がほぼ輸入である現状、更にはこれらの化学肥料は確実に枯渇していることを考えると、今私達が未来のために何にチャレンジすべきかが見えて来ると思うのです。

私は一生産者として、また一消費者として、自分が住む地球を汚さない生産及び消費行動を慎んで行いたいと思っています。そして、願わくば、多くの皆さんにもエシカルな消費行動を行なってもらいたいと願っています。

食べると笑顔になる食品を目指しています。

食べると笑顔になる食品を目指しています。

生姜は古来より世界中で薬として重宝されてきた歴史があります。中世のヨーロッパ で多くの死者を出したペスト。この惨事を逃れられたのは、当時高値で取引をされて いた生姜を食べることができた上流階層の人々であったそうです。ヨーロッパの焼き菓子で有名なジンジャークッキーはこれに由来していると言われています。

現在、生姜の効能については、科学の進歩によって益々明らかになっています。人はこの地球上で生 きているだけで様々なストレスを受けています。そのストレスによって、時に心が弱り、辛い思いの中で毎日を生き抜かなければならない時もあります。それが身体的ストレスなのか精神的ストレスなのかに関わらず、生姜は肝臓で抗酸化酵素を活性化して、体内の酸化物質を減らし、ストレスによる負荷を取り去ってくれます。(抗ストレス作用)

外部から強力なパワーを 取り入れるのではなく、もともと私達に備わっている機能を高める事を生姜はしてくれるのです。

現代は、原因を特定できない慢性病や生活習慣病が蔓延しています。アレルギー性疾 患を持つ子供も多く、癌患者は 3 人に 1 人の割合で発生しています。これらは低体温 からなる事が指摘されています。 世の中に医薬品は溢れていますが体を温める薬は存在しません。これを担う力が生姜にはあります。

頑張りたくても頑張れない、想うように行動できない人が増えているのではないでしょうか。

Ginger は英語で元気づける、活気づける、励ますという意味があり、まさに現代に必要とされている食品です。

『空の下』は、それを食べると笑顔になる、元気になる、幸せになる、生きている時間が充実し活動的になる、そんな食べものを、いつでも何処でも多くの人に手にしていただけるよう、農作物の栽培と加工品の製造に取り組んでいます。

【生姜の主な有効成分】

主に生姜の有効成分として取り上げられるショウガオールとジンゲルールには 10-シ ョウガオール、8-ショウガオール、6-ショウガオール、10-ジンゲロール、8-ジンゲ ロール etc といくつもの種類があります。

ショウガオールよりジンゲロールの方が多く含まれ、数字が上がるほど含有量が少なく辛さを増します。要するに辛いほど含有 量が少なく、結果的に多くの人が食べられる程度の辛さになっているところが生姜の大きな魅力です。

多くの人が食べて美味しいと思える辛味バランスにあるという点で、生姜は人と優れた共生関係にある植物です。

植物を愛でる心が美味しい農作物を育てる。

植物を愛でる心が美味しい農作物を育てる。

どんなに拘った農法で育てても、植物を愛でる心がなければ美味しい作物は育ちません。
世話をする農作物を大切に思う心は、優れた農作物を育てる最高の技術だと『空の下』は考えています。

ありのままを伝える

ありのままを伝える

農業は毎年毎年が新しい一年です。予想を超える出来事が起きる時もありまし、生産者だけでは気が付かない事もあります。

先ずは自然の生命循環を活用し、そこに根を張る植物や虫、微生物の営みによって培地を育む無肥料栽培を行なっています。就農してから現在まで施肥は行なっておりません。しかし、今後圃場によっては無施肥栽培が不可能と判断される圃場もある可能性があります。

『空の下』は拘りに縛られることなく、常に出来る事と出来ない事、出来た事と出来なかった事をお客様に素直に伝え、お客様からのご要望も受けながら、より必要とされる商品の生産販売に努めたいと考えています。

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