下仁田ねぎ　肥料農薬不使用、自然栽培、自家採種

肥料農薬不使用、自家採種。

over 40 女子ひとり農業です。
自然農苑で1年の研修後。
2022年4月から和歌山県橋本市にご縁を頂き規就農いたしました。
新米農家です。

笑顔のあかね菜園では、
畑の水と風の流れをよくすることを一番大切にしています。
農薬や肥料は使いません。
ポットで苗を育てる時だけ草堆肥を少し使います。
動物性堆肥、植物性油脂、特別な資材も使いません。
不耕起栽培ではないので、トラクターには乗ります。
極力ビニルマルチは使いません。
自家採種、固定種、在来種の種を使っています。
少量多品目でお野菜を作っています。
虫も草も土も野菜もみんな畑で愉しく共存できる畑を目指しています。


・肥料農薬を使わないのはなぜ？
初めての肥料農薬不使用の野菜の感想は、≪味が無い。美味しいのこれ？≫でした。自然農苑で研修し、食べ続けて、半年してあることに気が付きました。私は、肥料の味やエグミや渋みを野菜の個性や美味しさだと思っていたのです。

自然農苑のお野菜は、
みずみずしさ、香り、食感が野菜本来の味でした。
すっと体に馴染む透明感。


・自家採種をするのはなぜ？
種を取る優良な親株を見定めて、株を残す。
種を取り出し保管する。
手間がかかります。交雑のリスクもあります。
世には、多種多様な品種が開発されています。
それでも固定種の種を取ります。

種を撒いてから次の種までつなげる。
野菜とそういうお付き合いをしたいから。

自家採種を繰り返すほど、
その土地に馴染むとも言われています。
栽培していても株が力強く、味もシッカリしています。
生命力に溢れた食べると元気になれる野菜に育ってくれます。
感じていただけると幸いです。

長々とお読みいただきありがとうございました。