【当店の営業】火曜部、水曜日の週二日のみ。ご注文の確定やお問い合わせへの返信もこの日に行います。
『空の下』は2011年の東日本大震災の直後に東京から高知に移住後、多くの人達が農業を職業として選びたくなるような魅力溢れる農業を創造することをミッションに、2013年より生姜という植物に魅了されて就農して農業事業者として開業し、2021年3月11日に空の下合同会社を設立しました。
近年、国内の農業は衰退し続けています。これに歯止めをかける政策として大規模化スマート農業を農林水産省は推進していますが、日本の農地は大半は中山間地で、北海道などの一部以外は大規模農業には向きません。中山間地を如何に活用するかが日本の農業における最大に課題です。
生姜は元々中山間地で栽培が始まった作物です。適度に地下水が流れ水はけが良く半日蔭の傾斜地は最適な栽培地です。私は、自然栽培で生姜を育てる農家が増えることで、日本国内の耕作放棄地が改善できると考えています。
先ずは、私自身が農薬や化学肥料や除草剤を使わないで、美味しい生姜を安定的に栽培する技術を獲得する事、そして、その技術をシェアして生姜栽培農家を増やす事が『空の下』の大きな目的です。
生姜と人の歴史は古代まで遡ります。
それを食べると笑顔になる、元気になる、幸せになる、生きている時間が充実して活動的になる、そんな食べ物を栽培する事、そしてそれらを広める事で、国内農業の低迷と耕作放棄地問題が解決するよう、日々農業に従事しています。
生姜は無肥料では育たないという常識にとらわれる事なく、生姜のもつ生命力を見つめ続け圃場環境に向き合う日々です。生姜一株一株を丁寧に育てるところから、「地球にも人にも優しい農法で、誰もが認める美味しい生姜を育てたい」との想いで、これらの課題に取り組んでいます。