姉ちゃん、ビッグな農業をしたい
2026/01/05
お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑🌾いつもありがとうございます!
お正月休みが明けたと同時に、「あれやればよかった!」がワラワラと溢れ出てきてます。次のまとまったお休みは11月。ブドウが終わってからだね😇
さて、今日は「姉ちゃん、ビッグな農業をしたい」についてお話しさせてください。
【お知らせ】
2025年産寺本果樹園のイチゴ、ご注文受付再開しました🍓
実は、寺本果樹園のイチオシのイチゴなんです!厳しい寒さと腰まで積もる豪雪を乗り越えたイチゴは、おいしさと香りがギュッと詰まって格別な味です✨
邑南町のお店や畑で、またオンラインでもお買い求めいただけます!
【寺本果樹園の新たな“目標”】
先に言っておくと、寺本果樹園には新しい目標が3つあります。(②は僕のワガママだけど笑)
① 姉ちゃん、ビッグな農業をしたい
② 直人、新しい武器が欲しい
③ 寺本果樹園、農業を諦めてしまう人を救えるくらい強くなりたい
この3つです。
これらは「2026年の抱負」というよりは、「また数年かけてじっくり達成したい人生の目標」に近いものです。
今年一年で全部できるとは到底思えないので、腰を据えて確実にやっていきます。
で、今日全部話そうと思ったんですが、1つ目の「姉ちゃんの野望」だけで熱くなりすぎて長くなってしまったので、今日は①についてだけガッツリ語らせてください!
② 直人、新しい武器が欲しい
③ 寺本果樹園、農業を諦めてしまう人を救えるくらい強くなりたい
については、次回と次次回にお話しします!
【姉ちゃんが口にした「ビッグな農業」】
ある日の雑談中、姉ちゃんが突然とんでもないことを言い出しました。
「アメリカのビッグな農業すごくない?邑南町の農地を、全部寺本果樹園にしようで😆👍」
耳を疑いました。
面白すぎるって。
もちろん、「なんかおもろくね?」的なノリの軽い雑談ではありました。
本気で明日から町を乗っ取るぞ!という話ではありません笑
でも、姉ちゃんの口から「規模拡大(ビッグな農業)」に意欲的な言葉が出たことは、僕にとっては天地がひっくり返るくらいの「超大ニュース」であり、震えるほど嬉しいことでした。
【なぜ僕たちは「小さく」始めたのか】
なぜ僕がこんなに驚いているのか。
それは、僕たちが今の直売スタイルを始めた「原点」に理由があります。
数年前、僕たちが小規模に直売スタイルで農業をするときに決めたことがありました。
「僕たちが大面積で大規模な農業をするのは、身の丈に合ってないし、何よりリスクが大きくて怖い」
「だから、身の丈にあったリスクの少ない『小規模な農業』をしよう」
これがスタートラインでした。
大規模にするということは、人を雇わなきゃいけない(人件費)。
でっかいトラクターや設備を買わなきゃいけない(設備投資)。
そのために数千万円、数億円の借金を背負わなきゃいけない(融資)。
大規模に展開しても勝算がなければ、未来も見えないという理由もありましたが、当時の僕たちには、そのプレッシャーに耐えられるメンタルがありませんでした。
「失敗したら終わりだ…」と震えていました。
だから、極力小さく、最小のリスクで、小規模ながら工夫して戦う「ゲリラ戦」を選んだんです。
【「安定」のその先へ】
あれから数年。
必死に頑張ったおかげで、今は100点満点とは言えませんが、飯が食えるくらいには経営が安定しました。
すると、人間って不思議なもので、欲が出てくるんですよね。
「今やってることの延長だけじゃなくて、ちょっと違うこともやってみたいな」
と、僕の中で少しずつ思い始めていました。
さらに、今回のイチゴ販売での出来事も大きかったです。
ありがたいことに、たくさんのお客様からご注文をいただけるのに、イチゴの量が足りなくてストップせざるを得ない…。
直売農家にとって一番難しい「集客」ができているのに、売るものがない。
この「機会損失」が、悔しくてたまらなかったんです。
「お客さんは待ってくれているのに…もったいない!」と歯痒い思いをしていました。
そんな状況の中で、僕自身も
「そろそろ、面積増やすのもありか…?🤔」
と、こっそり考えていたんです。
【同じ方向を見ている】
そんなタイミングでの、姉ちゃんの「ビッグな農業しようぜ👍」発言です。
驚きと同時に、心の底から嬉しさが込み上げてきました。
元々二人とも「怖いからちっちゃくやろう」と決めてスタートした仲です。
もし僕だけが勝手に「大きくしよう!」と言い出して、姉ちゃんを置いてけぼりにして無理やり引っ張る形になったら、それは絶対に違うと思っていました。
姉ちゃんの負担が増えるだけだし、二人の足並みが揃わなければ、農業は絶対にうまくいきません。
それが、蓋を開けてみれば、
『僕も姉ちゃんも、実は同じ方向を見ていた』
ということがわかったんです。
これは本当にすごいことです!!
姉ちゃんがやる気になってくれているなら、僕も全力で乗っかるだけです✌️
よっしゃ、ビッグな農業、やってみるか!!🔥
【でも現実は甘くない】
…と、勢いよく言ってみましたが、もちろんすぐにはできません💦
現実は数字で見ると残酷です。
姉ちゃんが言っていた「アメリカの農業」の面積をざーっくり調べて計算してみました。
アメリカの農家一人当たりの平均耕地面積は、約**105ha(ヘクタール)**だそうです。
一方、現在の寺本果樹園の面積は、僕と姉ちゃん二人合わせて0.5haです。
105 ÷ 0.5 = 210倍。
あと210倍頑張らないと、アメリカにはなれません笑
邑南町全部を畑にするには、僕たちの寿命がいくつあっても足りません😂
あまりにも無茶すぎる野望なので、まずは現実的な範囲から、少しずつ、少しずつ規模を広げていこうと思います。
体を壊したら元も子もないですからね!
というわけで、「姉ちゃん、ビッグな農業をしたい」というお話でした!
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ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。
普段は姉ちゃんの方が「職人気質」で堅実、僕の方が「夢見がち」で無鉄砲…という役割分担なんですが、姉ちゃんの方もだいぶイケイケになってきましたね😂
でも、そのくらいのデカい夢を持っていた方が、仕事は楽しいのかもしれません。
「210倍」という数字を見たら笑っちゃいましたが、0.5haが1haになるだけでも「2倍」の成長です。
そう考えたら、なんだかワクワクしてきませんか?
姉ちゃんという最強の相棒と一緒に、これからは少し「攻め」の姿勢で農業を楽しんでいこうと思います。
まずは、目の前の0.5haを最高の状態にするところから!
まだまだ腕を磨くぜ💪
というわけで、『攻めの姿勢の寺本果樹園』という僕の感想でした!
寒波が続いていますので、みなさん本当にご自愛ください。
お正月休みが明けたと同時に、「あれやればよかった!」がワラワラと溢れ出てきてます。次のまとまったお休みは11月。ブドウが終わってからだね😇
さて、今日は「姉ちゃん、ビッグな農業をしたい」についてお話しさせてください。
【お知らせ】
2025年産寺本果樹園のイチゴ、ご注文受付再開しました🍓
実は、寺本果樹園のイチオシのイチゴなんです!厳しい寒さと腰まで積もる豪雪を乗り越えたイチゴは、おいしさと香りがギュッと詰まって格別な味です✨
邑南町のお店や畑で、またオンラインでもお買い求めいただけます!
【寺本果樹園の新たな“目標”】
先に言っておくと、寺本果樹園には新しい目標が3つあります。(②は僕のワガママだけど笑)
① 姉ちゃん、ビッグな農業をしたい
② 直人、新しい武器が欲しい
③ 寺本果樹園、農業を諦めてしまう人を救えるくらい強くなりたい
この3つです。
これらは「2026年の抱負」というよりは、「また数年かけてじっくり達成したい人生の目標」に近いものです。
今年一年で全部できるとは到底思えないので、腰を据えて確実にやっていきます。
で、今日全部話そうと思ったんですが、1つ目の「姉ちゃんの野望」だけで熱くなりすぎて長くなってしまったので、今日は①についてだけガッツリ語らせてください!
② 直人、新しい武器が欲しい
③ 寺本果樹園、農業を諦めてしまう人を救えるくらい強くなりたい
については、次回と次次回にお話しします!
【姉ちゃんが口にした「ビッグな農業」】
ある日の雑談中、姉ちゃんが突然とんでもないことを言い出しました。
「アメリカのビッグな農業すごくない?邑南町の農地を、全部寺本果樹園にしようで😆👍」
耳を疑いました。
面白すぎるって。
もちろん、「なんかおもろくね?」的なノリの軽い雑談ではありました。
本気で明日から町を乗っ取るぞ!という話ではありません笑
でも、姉ちゃんの口から「規模拡大(ビッグな農業)」に意欲的な言葉が出たことは、僕にとっては天地がひっくり返るくらいの「超大ニュース」であり、震えるほど嬉しいことでした。
【なぜ僕たちは「小さく」始めたのか】
なぜ僕がこんなに驚いているのか。
それは、僕たちが今の直売スタイルを始めた「原点」に理由があります。
数年前、僕たちが小規模に直売スタイルで農業をするときに決めたことがありました。
「僕たちが大面積で大規模な農業をするのは、身の丈に合ってないし、何よりリスクが大きくて怖い」
「だから、身の丈にあったリスクの少ない『小規模な農業』をしよう」
これがスタートラインでした。
大規模にするということは、人を雇わなきゃいけない(人件費)。
でっかいトラクターや設備を買わなきゃいけない(設備投資)。
そのために数千万円、数億円の借金を背負わなきゃいけない(融資)。
大規模に展開しても勝算がなければ、未来も見えないという理由もありましたが、当時の僕たちには、そのプレッシャーに耐えられるメンタルがありませんでした。
「失敗したら終わりだ…」と震えていました。
だから、極力小さく、最小のリスクで、小規模ながら工夫して戦う「ゲリラ戦」を選んだんです。
【「安定」のその先へ】
あれから数年。
必死に頑張ったおかげで、今は100点満点とは言えませんが、飯が食えるくらいには経営が安定しました。
すると、人間って不思議なもので、欲が出てくるんですよね。
「今やってることの延長だけじゃなくて、ちょっと違うこともやってみたいな」
と、僕の中で少しずつ思い始めていました。
さらに、今回のイチゴ販売での出来事も大きかったです。
ありがたいことに、たくさんのお客様からご注文をいただけるのに、イチゴの量が足りなくてストップせざるを得ない…。
直売農家にとって一番難しい「集客」ができているのに、売るものがない。
この「機会損失」が、悔しくてたまらなかったんです。
「お客さんは待ってくれているのに…もったいない!」と歯痒い思いをしていました。
そんな状況の中で、僕自身も
「そろそろ、面積増やすのもありか…?🤔」
と、こっそり考えていたんです。
【同じ方向を見ている】
そんなタイミングでの、姉ちゃんの「ビッグな農業しようぜ👍」発言です。
驚きと同時に、心の底から嬉しさが込み上げてきました。
元々二人とも「怖いからちっちゃくやろう」と決めてスタートした仲です。
もし僕だけが勝手に「大きくしよう!」と言い出して、姉ちゃんを置いてけぼりにして無理やり引っ張る形になったら、それは絶対に違うと思っていました。
姉ちゃんの負担が増えるだけだし、二人の足並みが揃わなければ、農業は絶対にうまくいきません。
それが、蓋を開けてみれば、
『僕も姉ちゃんも、実は同じ方向を見ていた』
ということがわかったんです。
これは本当にすごいことです!!
姉ちゃんがやる気になってくれているなら、僕も全力で乗っかるだけです✌️
よっしゃ、ビッグな農業、やってみるか!!🔥
【でも現実は甘くない】
…と、勢いよく言ってみましたが、もちろんすぐにはできません💦
現実は数字で見ると残酷です。
姉ちゃんが言っていた「アメリカの農業」の面積をざーっくり調べて計算してみました。
アメリカの農家一人当たりの平均耕地面積は、約**105ha(ヘクタール)**だそうです。
一方、現在の寺本果樹園の面積は、僕と姉ちゃん二人合わせて0.5haです。
105 ÷ 0.5 = 210倍。
あと210倍頑張らないと、アメリカにはなれません笑
邑南町全部を畑にするには、僕たちの寿命がいくつあっても足りません😂
あまりにも無茶すぎる野望なので、まずは現実的な範囲から、少しずつ、少しずつ規模を広げていこうと思います。
体を壊したら元も子もないですからね!
というわけで、「姉ちゃん、ビッグな農業をしたい」というお話でした!
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ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。
普段は姉ちゃんの方が「職人気質」で堅実、僕の方が「夢見がち」で無鉄砲…という役割分担なんですが、姉ちゃんの方もだいぶイケイケになってきましたね😂
でも、そのくらいのデカい夢を持っていた方が、仕事は楽しいのかもしれません。
「210倍」という数字を見たら笑っちゃいましたが、0.5haが1haになるだけでも「2倍」の成長です。
そう考えたら、なんだかワクワクしてきませんか?
姉ちゃんという最強の相棒と一緒に、これからは少し「攻め」の姿勢で農業を楽しんでいこうと思います。
まずは、目の前の0.5haを最高の状態にするところから!
まだまだ腕を磨くぜ💪
というわけで、『攻めの姿勢の寺本果樹園』という僕の感想でした!
寒波が続いていますので、みなさん本当にご自愛ください。