彩り農園の投稿一覧

枝豆と言えば、夏!というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。

本来枝豆は大豆の早採りですので、今の10月が本来の枝豆の旬ということになります。
枝豆栽培で一番難しいのは、カメムシなどの虫害をどう防ぐかにあります。実がつかない、実が膨らまないなどの難しさは虫害に比べたら大したことがありません。

昨年はカメムシ被害が甚大でほとんど収穫できませんでした。実はついているのですが、カメムシに刺されることで食味が極端に低下するため、販売を見送りました。苦渋の決断でした。

カメムシも殺虫剤を使えば回避することができます。しかし、農薬を使わないという決断をしているため、使用しませんでした。

今秋は気候的にカメムシが少ないのもあるかもしれませんし、カメムシがつかないようにいろんな工夫もしました(株間をあける、草をかる、播種時期を遅らせるなどどれもアナログな工夫です)。どちらが、功を奏したかはわかりませんが、カメムシ被害は多くありません(ゼロではありません)。

ですので、今年の秋枝豆はおいしくできていると思います。ぜひ、食べていただけたらうれしいです。
また、農薬を使わずに枝豆を栽培することの難しさ、虫を回避するための工夫や努力を少しでも知っていただけたらうれしいです!

2枚目の写真は、マルカメムシ。このカメムシは臭いですが、さやを吸ったりはしません。そのかわりに、枝豆に紛れ込む可能性があります。もし、混入していたら申し訳ないですが、そっと屋外に逃がしてあげてください。
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乾燥えんどう豆は北海道以外ではほとんど栽培されていません。特にうすいえんどうの乾燥豆の販売農家はおそらく当園のみです。
当園は自然農や自然栽培ですので、けしてたくさん栽培できるわけではないのですが、この豆は肥料や農薬を使わずも栽培できる貴重な豆です。

ただ、収穫がすべて一鞘一鞘手作業になること、選別に人の手がかかること、梅雨のはしりに収穫が重なり腐ってしまう可能性があることなとで、価格はけして安いわけではありません。

それでも、栽培、販売を、続けるのは、とてもおいしいからです。見た目はひよこ豆に似ていて、味はひよこ豆よりもおいしいと思います。皮は少し硬めで中は粉質。

ご家庭で乾燥豆をゆでることはあまり機会がないかもしれません。また、外食するときに食する豆は、ひよこ豆やレンズ豆が多いのではないでしょうか?
私も、オーガニックショップや、自然食品店、ナチュラルカフェなどで出てくる豆が総じてひよこ豆やレンズ豆なことがいつも疑問でした。
なぜなら、ひよこ豆や、レンズ豆は気候的に日本で栽培するのが難しいからです。栽培できない豆がなぜ重宝されるのか?
日本にもおいしい豆はたくさんあるんです。大豆はもちろん、小豆、いんげん、そしてえんどう⋯。

身土不二の点からも、住む土地や国で、栽培された豆を食べるのは理に適っている。

そんな点からも、国産の豆を選択していただけたらうれしい。ぜひ、一度乾燥えんどう豆を食べていただけるとうれしいです!
https://www.tabechoku.com/products/86177
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この投稿をした生産者

愛知県 一宮市

彩り農園