那須高原こたろうファームの投稿一覧

トマトを畑に植えて3日目

先週の11日~13日にトマトをハウスに定植(畑に植えること)しました。写真は大玉トマトの定番「桃太郎トマト」

花が咲くか咲かないかぐらいがちょうどいい定植のタイミング。
タイミングはポットのサイズによりますが、お店で売っている苗ならだいたいこのタイミングがいいかと思います。

ポットから苗をだして、根が茶色くなってなければまず大丈夫。茶色くなっていてもなんとかなるし、なんとかできますけど、適期のほうがいいことは確か。

さて、定植して3日目ですが、日中日差しがあると、10時ごろからしおれます。

畑に植えたばかりで根が十分伸びてないから。
葉からの水分の蒸散に根からの水分の吸収が追いついていない証拠です。

しおれてもなんとかなるんですが、苗が消耗するのでなるべくしおれる時間は短めに。

じゃぁどうするのかというと、手潅水(てかんすい)と言ってますが、ひと苗ずつ水やりをします。

もちろんじょうろではなく、エンジンポンプとか動力(機械)を使いますよ(笑)

気温、日差し次第ですが、1週間位の水やり。

今回定植した苗は1000本程度で大した数ではないんですが、それでも結構時間がかかります。

今回植えたハウスはカラッカラに乾燥してしまっていたので、今日の水やりは半日かかりました。

土って乾燥しすぎると水をはじくから、まずはかるく湿らせて、その後たくさん水やりするという二度手間になります。

きちんとトマトに成長してもらうためには必要な作業ではあるんですけどね。

さて、1週間程度すぎるとどうなるか・・・

朝トマトの様子を見に行くと、葉先に水滴がつくようになります。
この水滴が活着(根付いた)した証拠です。

こうなると毎朝の手潅水は必要なくなります。

このあとは潅水チューブを使って畝全体を湿らせるようにします。

さて、写真の桃太郎トマト、今花が咲いているということは、おそらく6月末には収穫できるはずです。

これ以外のミニトマト類もたくさん花が咲き始めています。

今年はどうなるか?
第一弾のトマトは20種程度植えています。

カラフルなトマトまであと1ヶ月ちょっと。
楽しみにお待ち下さいね!
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レタスがいよいよ・・・

久しぶりのまとまった雨、そして雨上がりの那須高原らしい強風。
いつも通りの春、という感じの一日でした。

栃木県の県北の春は、那須おろし、という強風が吹きます。
冬から春にかけて、雨上がり、雪がふったあとが要注意。

今日の那須おろしはたいしたことなかったんですが、だましだまし使っていたハウスのビニールが一部はがれるという(苦笑)

大した被害ではないんですが、余計な仕事が増えたなと。

さて、そんな人間の悩みとは関係なく作物はどんどん育ってきています。

春先のレタス。実はこたろうファームの人気野菜のひとつだったりします。
例年通り5月下旬、つまり来週後半はたりから小ぶりのものが仕上がってくるかもしれません。

写真は昨年のものですが、今現在はこれよりちょっと小さいくらい。

スーパーなどで売っているレタスはだいたい400g程度。
ちゃんと丸くなっているかと思いますが、問い合わせ多数(?)なのと、早く食べたいので、若干こぶりの段階から販売開始します。

固くしまってないので、芯の部分をとると簡単にばらすことができます。
おすすめの食べ方は・・・

定番のサラダ!
これはかかせないですよね。色とりどりのサラダ向け葉物と一緒に食べるレタスサラダは春のこたろうファームの風物詩みたいなものです。

レタスチャーハン!
チャーハンの仕上げに適当なサイズにカットしたレタスを投入して、軽く炒めるだけ。最近の冷食のチャーハンもおいしくなってきてます。そんなレンチンチャーハンを軽くフライパンでレタスと混ぜるだけでも良いと思います。

一番のおすすめはレタスしゃぶしゃぶ!!!
レタスは実は火を通したほうがおいしいと思っているくらいですが、その究極がしゃぶしゃぶ。
肉は豚バラ一択。
豚バラをしゃぶしゃぶしていい感じに出汁に脂が出たところでレタス投入。豚肉の脂がからまって、あっさりしたレタスがコクのあるレタスに変身してくれます。

しゃぶしゃぶ加減はお好み次第。軽くゆがいてシャキシャキ感を残してもいいし、じっくりしゃぶしゃぶして柔らかめも。
もちろん生派の人は、しゃぶしゃぶした豚バラを生のレタスに包んでもいいかと。

そう、レタスしゃぶしゃぶは生からじっくり湯がいたものまでそのタイミングで食べたい火通りで食べることができるんです。

暑くなってくると鍋を避けがちですが、ちょっと涼しい日や、逆に暑い日に汗かきながらしゃぶしゃぶもおつなもの。



この春、ぜひお試しくださいね。

レタスが仕上がったら改めて告知しますが、早ければ今月下旬の予定です。
通販の野菜セットには必ず入るレタス、もうしばらくお待ち下さい!!!
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久しぶりの更新。といっても1週間ぶり。
観光地で農業をしていることもあり、今回の規制なしのGWは大変賑わった那須高原、たくさんのお客様にお越しいただきました。本当にありがとうございます。

そんななかでも夏の収穫に向けて着々と準備がすすみ、トマトもどんどん成長してきています。

ちょうどGWに入る頃でしょうか、ちらほら花が咲きはじめ、ちょうど定植(畑に苗を植える)の適期。

3月までは葉物で埋まっていたビニールハウスもトマトを植えるためにきれいにしてあります。

そして今日からいよいよ第一弾のトマトの定植となりました。

耕した畑に水を上げ、そこにトマトの植えます。

活着(根っこがのびて土から水分を吸収できるようになる)までだいたい1週間。ほぼ毎日水やりします。

朝トマトを見に行って、葉先にしずくがついていたら活着した証拠。
活着してしまえば、毎日水やりする必要はなくなります。

水やりしなくても根はのびるので活着はしますが、水分が少ない分、根の張りが少なく、地上部分が十分に育ちません。

ここから5ヶ月ほどがんばってもらうためには、この作業が重要です。

家庭菜園も一緒です。苗を植えて根が伸びるのを初期の段階で促すことで長くとれるようになります。

さて、葉水があがってくるのはいつか・・・

今花が咲いているので収穫は6月下旬となりそうです。
ただ、最初は数量がすくないので、無人販売所で売る程度。本格的な販売は7月上旬あたりかと思います。

通販では中旬か下旬に発送開始と考えてます。6月に入ったらご予約承るようにします。

今年は全部で39種類。さてどうなるか。

乞うご期待!!!
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援農という名の農業体験~その後その2

援農とタイトル入れましたが、援農で手伝っていただいた畑の近況報告です。

3月19日に堆肥散布していただいた畑のご報告です。

今回は、産直EC食べチョクさんのインターン、嶺さんにご訪問いただきました。

ご家族で那須高原にキャンプでいらっしゃったサイトがたまたま近く。
大渋滞の那須高原のど真ん中のこたろうファームにわざわざお越しいただきありがとうございます。

さて、ご案内した畑は写真の畑。
こちら、援農で堆肥散布していただいたところ。

お陰様でこんなにいろんなものが育っています。

4月19日のnoteでお伝えしたときは、レタス類も小さく、葉物も発芽したばかりぐらいの感じでした。そこから2週間強。レタス類は小さめながらも出荷開始、葉物類も来週から出荷となります。

まだまだ菜の花になっていなかったチンゲンサイや小松菜も、もう収穫時期が終わり、黄色い花が満開です。

たった2ヶ月でここまで変わるんですね。作っている本人もびっくりです。毎年のことなんですけどね。

この畑、葉物類が終わったら、秋向けのにんじんをたくさんまきます。
大根とかかぶとかはまた別の畑で。

2年前は雑草だらけの牧草地でした。昨年からお借りし、牧草の根っこも消え、ようやくやさい畑の顔になってきて、ほっとしております。

地主さんも、雑草の多い牧草に嫌気がさしていたようで、会うたびにきれいにつかってくれてありがとうと、借りている私がお礼を言われるというありがたい状況。

お借りした畑は大切に使わせていただきます。
ただ、手が回らなくなって雑草だらけになったらごめんなさい。でもその雑草もなんとか処理してすぐもとに戻します!!!

こちらの畑は通りから見ることができます。お近くを通ったら畑にはいるのはご遠慮いただいてますが、見ていってくださいね。

では、この畑の移り変わりを今後もお楽しみください!!!

援農で来ていただいた方には、この畑で収穫した野菜をお送りしますね。
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こたろうトマト2022 全39種 その5 サンマルツァーノ・リゼルバ

サンマルツァーノって加工用トマトのイメージ。イメージというか実際加工用で、水分が少なくぼそぼそした食感。生で食べても正直あまりおいしくないです。もちろん品種によるかと思いますが。
ただ、これって加工用というだけあって、火を通してトマトソースなんかにすると真っ赤なすごくおいしいトマトソースになります。

昨日紹介したシシリアンルージュ。この2つのとまとはこたろうファームでも人気でおすすめトマトです。

シシリアンルージュは「生で食べるなんてもったいない」トマト。
サンマルツァーノリゼルバは「憧れの調理用」

なんかわかるような気がする(笑)

ちなみに「リゼルバ」は「特別な」という意味。
特別なサンマルツァーノということ。

何が違うのかというと、味はもちろん食感が従来のサンマルツァーノとは大違いで、生でたべてもすごく美味しいトマト。

ゼリー部分が少なく、食感もしっかり気味、けど皮は固くない。
ピークシーズンは収穫しながらばくばく食べてしまいがち。

シシリアンルージュと同様に露地栽培で作ります。
太陽がさんさんと降り注ぐ夏の暑い日、きらきらとした真っ赤なトマトが鈴なりになっている光景はピカイチ。

きっと皆さんを虜にする味だと思います。

さてさて、食べ方ですが、
・トマトソース
・オリーブオイルと塩こしょうでシンプルに焼く
・豚バラやベーコンで肉まき
・サラダ

リコピンも旨味成分も通常の大玉トマトより多いとのこと。
旨味成分は火を通すとより感じやすくなります。

とにかく生で食べてもおいしいですが、火を通して、そう、フライパンで軽く焼くだけで十分です。

ゼリー部分が少ないとはいえ、それなりに水分はあります。
あつあつを頬張るのもいいですが、火傷に十分ご注意ください。

肉巻きは巻いた肉に火が通れば十分です。トマトの仲間であたたかくということであれば多少ながめで焼くかもしくは縦半分にカットして肉に巻いてください。

とにかく火傷に注意!

でもやけどしても食べたいくらいの美味しさです。

こたろうファームでは7月下旬ごろから収穫開始の予定。

単品でも人気のサンマルツァーノリゼルバをお楽しみに!!!
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