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唯一無二/幻の卵【長崎皇帝卵】

皆様いつもありがとうございます。

遂に発売となった【長崎皇帝卵】
どんな卵なのか、ルーツと特徴を少しお話しします。

長崎皇帝卵を産んでくれる鶏たち。

「長崎皇帝」

幻の鶏と言われる「対馬地鶏」の血を受け継いだ新品種の地鶏です。

「対馬地鶏」は、日本の鶏の中で「在来種」という38種の中のひとつです。

現在長崎県の機関で原種の保存があり、非常に珍しい「髭」が特徴の、大変希少な鶏です。

その、「対馬地鶏」の血を未来に残し、繋いでいくために生まれたのが「長崎皇帝」です。
※「長崎皇帝」は、ナチュラルエッグラボで育った地鶏のみの品種名です。

この新品種は非常に希少な為、飼養するための農場の条件などがあり、(飼養衛生管理基準に則った農場、羽数など)
また、譲渡や販売の禁止、長崎県外での飼養はできません。

現在、対馬地鶏の血を受け継ぐ品種は2種類あり、
ここで飼養している、卵肉兼用種の「長崎皇帝」と、肉用種の「長崎対馬地どり」という新たな品種です。
こちらも希少な鶏肉として、販売されております。

ナチュラルエッグラボは、この希少な鶏である「対馬地鶏」を未来に繋ぐため、「対馬地鶏協議会」の一員として、活動させていただくご縁をいただき、

県内唯一、平飼い養鶏での卵肉兼用新品種を「長崎皇帝」の名で飼養し、そこで育まれる卵を、「長崎皇帝卵」として販売して参ります。

「長崎皇帝卵の特徴」

ナチュラルエッグラボでは、スペースの広い平飼い鶏舎で、雛の時から一貫した飼養を行っており、
飼料も「放牧卵itadaki」同様、独自基準を満たした品質の高い素材のみを調合し、毎日手仕事で仕上げるオリジナルブレンド。
成長度合いに合わせ、配合比率のみを調整しながら、たくましく育ちました。

ナチュラルエッグラボでは、生菌飼料を雛の時から採用しており、鶏たちの健康は元より、卵に関しても濃厚卵白の質が高く粘度も強い為、炭酸ガスの放出スピードが緩やかで、ドリップが少ない盛り上がりの高い卵となり、通常より鮮度を保持できる質の高い卵に仕上がっています。

未来につなぐ地鶏
「長崎皇帝」

何卒宜しくお願い申し上げます。

ナチュラルエッグラボ 代表 山野暖尭
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「放牧養鶏を、良い形で未来に繋ぎたい。」

今シーズン鳥インフルエンザ国内9例目が確認されています。(11/15時点)

1例目:16万9000羽処分、2例目16万3000羽処分、3例目4万羽処分、4例目100万羽処分、5例目51万羽処分、6例目15万羽処分、7例目3万4000羽処分、8例目60羽処分(アヒルなど)、9例目4万4000羽処分。

現在、約2,110,000羽。(11/15時点)

処分...。...?

今年もまた、たくさんの鶏たちが命を落とすことになっています。 早く終息することを切に願います。

通常の養鶏場(ケージ※)では、1養鶏場あたり何万羽、何十万羽単位が普通です。(※国内採卵養鶏のおよそ90%以上)

平飼いは、10%以下。

放牧(放し飼い)は、ほんの僅か一握りです。

ここからこの時期の放牧と、放牧養鶏への考えについて少しお話しします。
※これから養鶏を始めようと考えられている方、現在、放牧(放し飼い)をされている方にも、読んで頂ければ幸いに思います。

ナチュラルエッグラボでは、

少し前から放牧はお休みしています。

こうしたことも産卵には多少影響するのですが、
毎年この時期はそうしています。

家畜保健所さんと連携し、私の判断でそうしています。
飼養衛生管理基準を遵守した上で飼養する責任者として。

自分がこれがいいから、

こうしたいから、

「それはできません!」

「この時期も放牧します!」も

できないことはないです。

特にうちの場合は、適合した放牧場を整備しています。(※現在の日本のルールに適した形で放牧(放し飼い)されているところは私が知る上で10件あるかないかです。)

それでも、この時期は放牧しません。

鶏たちを守ることは勿論、

近隣の養鶏場を守ることにも繋がりますし、

何より、この飼養スタイルを守り繋げていくことに関わります。

「こういう飼い方は健康だから感染しない。」

は、絶対的に言える根拠がありません。

また、放牧していたから感染する。

鶏舎にいるから感染しない。

ということもありません。

しかし、

もし何かあった時、

もう遅いです。

全羽処分。

「あそこは、シーズンが来ても放し飼いで外に出して飼い続けてたもんね。」

「放し飼いはやっぱりダメ。」

になってしまうのは、

嫌です。

現状のルールをきちんと守った上でやることで、

こうした飼養が認められ、きちんとした形で拡がっていけばなと。

そう思っています。

いつも放していたい気持ちもあります。

然しながら、

今現在のみの、自己満足や、ブランディングだけでなく、

本当にこの暮らしを届け、繋げていくために、

日本の放牧養鶏、鶏たちの将来を見据えた選択をと考えています。

そして、
今年から放牧のお休み期間を利用し、放牧場にクローバーの種を蒔き、栽培に挑戦しています。

放牧出来ない分、シーズンが開けた際に少しでも鶏たちに楽しんでもらえるように、放牧場の活用を考えました。

どうか沢山生えて、鶏たちが楽しんでつつけますように...🍀


※みんな元気にたくさん食べています🍚

※元々鶏舎内も通常の平飼い基準より十分なスペースを確保しているので問題はありません。





naturalegglab


itadaki


habataki




長崎皇帝


長崎皇帝卵




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現在、ナチュラルエッグラボで生活している鶏たちは、【後藤もみじ】という「純国産鶏」と
【長崎皇帝】という「地鶏」です。

日本の採卵鶏は、90%以上が外国鶏です。

私たちが純国産鶏や地鶏にこだわるのは、国内での種の保存の必要性と重要性を感じたと同時に、日本の風土に合った鶏である為です。

畜産の飼料だけでなく、種までも輸入に依存度が高い状態のままでは、少なくとも好ましいとは言えないと私は考えています。

【後藤もみじ】は日本の寒暑等のストレスに強く、強健で抗病性にも優れています。
「後藤孵卵場」のみで孵化される「純国産鶏」です。
さらに、卵殻の強度が強く、濃厚卵白がしっかりしており、日本人の口に合った最高の卵を産んでくれます。

【長崎皇帝】は、あご髭が特徴の鶏です。
明治時代までに国内で成立し、又は導入され定着した「在来種(全国に38種)」である対馬地鶏の血を受け継ぐ、長崎県で生まれた新たな地鶏です。
対馬地鶏の原種は現在、県の機関でのみ種の保存が行われており、「幻の鶏」とも言われています。

その血を受け継ぎ、これからの未来へ繋ぐ地鶏がこの【長崎皇帝】です。
産んでくれる卵の特徴としては、縦に長いという外見的特徴と、濃厚な黄身のコクが際立っているという点です。
対馬地鶏の特徴を見事に引き継いでいます。

この卵は現在、市場には全く出ていません。

長崎県内のみでしか飼養できず、飼養する為の基準もあります。
地鶏として卵を取り扱うのは、現在、唯一ナチュラルエッグラボのみです。

※【長崎皇帝】はナチュラルエッグラボで飼養した鶏のみの品種名です。

ナチュラルエッグラボでは、この【後藤もみじ】と【長崎皇帝】を初生雛(産まれてすぐの雛)から育雛、飼養しています。

大型の台風が接近中です。
皆様どうぞご自愛ください🙏

ナチュラルエッグラボ 山野暖尭
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