陽だまりファームの投稿一覧

今年の夏は、全国的に雨が少ない日が続いています。
私たち陽だまりファームのある地域でも、ここ最近まとまった雨が降らず、畑はカラカラ。
そのため、みかんの木に**「かん水(=水やり)」**を始めました。

みかん農家の仕事 #果樹農家の日常


■ かん水って何?なぜ必要?
みかんは、もともと乾燥に比較的強い果樹ですが、それでも一定のタイミングでは「水」がとても重要になります。
特に今の時期(8月)は、みかんの果実がグンと大きくなる成長期。
この時期に土壌が乾燥しすぎていると…

実が肥大せず小ぶりになる

玉が裂けて割れてしまう

樹が弱って翌年の収穫に影響が出る

といった問題が起こってしまいます。

みかんの成長 #農業の裏側


■ 雨が降らない=農家にとっては大問題
日照りが続くと、「雨が恋しいなあ…」というレベルでは済まず、
農家にとっては収穫量・品質・来年の出来までを左右する大きな課題になります。

そこで、私たちは朝夕の気温や土の乾き具合を見ながら、
少しずつ・ていねいに、みかんの木に水を届けています。

かん水作業 #雨が欲しい


■ 美味しいみかんのために
かん水は時間も手間もかかる作業ですが、
「甘くてジューシーなみかんを届けたい」
そんな気持ちで、今日も畑でじっくりとみかんの木と向き合っています。

自然の力に感謝しながら、足りないところは人の手で少しだけサポート。
これが、私たちのみかんづくりの姿勢です。

陽だまりファーム #農家ブログ


今年の夏も、どうか実りある秋になりますように。
そして、そろそろ一雨…降ってくれることを願っています。

天気と農業 #自然と生きる

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こんにちは。陽だまりファームの高橋です。
このたびご縁をいただき、浜松市農業経営塾にて講演をさせていただきました。
テーマは
「計画を立て、実行し、改善する力をつける」
~陽だまりファームの実例から学ぶ経営のヒント~
お越しいただいた皆さま、誠にありがとうございました。

今回は、これまでの農業経営における成功や失敗、試行錯誤のリアルを、できる限り率直にお伝えしました。

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農業と無縁だった私が、みかん農家になった理由
もともと私は農業とは無縁の世界で生きていました。
大学卒業後はIT企業で働き、朝の満員電車に揺られて通勤する毎日。
ある日ふと「このままこの生活を続けていくのか」と疑問を抱き、思い切って退職。
バイクで日本一周し、アフリカまで旅をするなど、かなり自由に生きてきました。
そしてたどり着いたのが、実家の手伝いとして始めた農業でした。
夢も希望もなかったスタートでしたが、少しずつ人が集まり、2019年には「株式会社陽だまりファーム」として法人化しました。

農業もPDCAが大事
「農業って計画通りにはいかない」――これは誰もが感じていることだと思います。
だからこそ、私たちは「考え、振り返り、改善する力」を日々意識しています。
特に大切にしているのがPDCA(計画→実行→評価→改善)の考え方。
感覚や勘に頼らず、データや現場の声をもとに「次はもっと良くする」仕組みづくりを実践しています。

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商品をつくるだけでは足りない
みかんはもちろん、私たちはその加工品(ジュースやジャムなど)も展開しています。
クラウドファンディングを活用し、傷んだブラッドオレンジをジュースに変えた事例も紹介しました。
「想定外を価値に変える」
これは6次産業化ならではの面白さだと思います。
販路の多角化は、農業の安定につながると実感しています。

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“人”がいなければ農業は回らない
今回の講演では、スタッフとの関係づくりについても触れました。

マニュアル整備と「なぜやるのか」の共有

柔軟な働き方への対応

定期的な面談で「小さな声」に耳を傾ける

感謝を言葉にする文化づくり

こうした小さな取り組みの積み重ねが、良いチームをつくります。
そして、「人が集まる農業」こそがこれからの時代に求められると思っています。

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ここまでを振り返って
農業は失敗の連続です。
しかし、同じ失敗を繰り返さず、次に活かす姿勢があれば、必ず前に進めます。
私はその想いを胸に、これからも経営と現場の両方から農業に取り組んでいきます。
農業に正解はありませんが、工夫次第で変えていけます。

こうした“農業の希望”を、今後も現場の実践や情報発信を通じて、多くの方と共有していきたいと考えています。

そして――
農業の未来は、誰かが変えてくれるのを待つのではなく、
“自分たちで変えていく”という気持ちが何より大切だと私は信じています。

私たち陽だまりファームも、まだまだ発展途上のチームです。
でも、一歩ずつ前に進み続けることで、
今日よりも少しだけ良い明日をつくっていけると信じています。
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【残り16本】今年の梅シロップ、予想以上の売れ行きです!
こんにちは、陽だまりファームです。

毎年ご好評をいただいている栽培期間中農薬不使用の小梅を使った梅シロップ。
今年は例年にも増してたくさんのご注文をいただき、なんと残り16本となりました!

実は今年、梅の不作の影響で製造数がかなり少なかったのですが……
それを上回るペースでのご注文に、スタッフ一同びっくり&感謝の気持ちでいっぱいです。

✔ 梅シロップってどんな商品?
陽だまりファームの梅シロップは、三ヶ日産の栽培期間中農薬不使用の小梅と砂糖のみで作っています。
・炭酸水で割って梅スカッシュに
・お湯割りでほっこりホット梅ドリンクに
・かき氷やヨーグルトにかけても◎

爽やかな酸味と自然な甘さで、夏の疲れをやさしく癒してくれます。

✔ 梅が不作でも、味は妥協なし!
今年は梅の収量が少なく、「作りたくても作れない…」という状況。
それでも、状態の良い小梅だけを厳選し、丁寧に仕込みました。

少量生産だからこその品質。
数量限定だからこその“特別感”。

✔ ご購入を検討中の方へ
すでにリピーターさんを中心にご注文が相次いでおり、このペースだと数日で完売もありえます。
「飲んでみたかった!」
「贈り物にしようと思ってたのに…」
という方は、お早めのご注文をおすすめします!

皆さまのご注文、心よりお待ちしております!
完売後の再販は、来年の梅の収穫次第となります。
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生梅がなくても大丈夫!今から始める「冷凍梅しごと」のススメ
毎年、梅の季節になると「今年こそ梅干しを漬けたい!」「梅シロップ作ってみたいな〜」と思いながらも、気づけば時期を逃してしまった…なんてこと、ありませんか?

「気づいたらもうスーパーに生梅が並んでいない…」
「忙しくてタイミングを逃してしまった…」

そんな方にぜひ知っていただきたいのが、冷凍梅の存在です。

冷凍梅とは?季節を問わず使える便利な梅
冷凍梅とは、その名の通り、生の梅を鮮度の高い状態で冷凍保存したもの。
一見、生梅の代用品のように思われがちですが、じつはとっても優秀なんです!

✔️ 冷蔵庫で自然解凍するだけでOK
✔️ 梅干し・梅シロップ・梅酒など、どんな梅レシピにも使える
✔️ 梅酢が上がりやすく、梅干し作り初心者にも扱いやすい

「冷凍だと味や香りが落ちるのでは…?」と心配される方もいますが、実際は梅の繊維が壊れてエキスが出やすくなるため、むしろ扱いやすいという声も。
梅シロップも早く完成しやすく、忙しい人にもぴったりです。

冷凍梅が人気の理由
冷凍梅は、こんな方におすすめです:

生梅の季節を逃してしまった人

はじめて梅しごとに挑戦する人

必要なときに梅を使いたい人

時間をかけずに梅シロップを作りたい人

実際に陽だまりファームでも「冷凍梅は便利!」「むしろこっちのほうが簡単かも」と、リピーターのお客様が増えています。

陽だまりファームの冷凍梅はここが違う!
私たち陽だまりファームでは、静岡・三ヶ日町で農薬の使用をできるだけ抑えた梅栽培を行っています。
収穫した梅はそのまま丁寧に洗浄・選別し、鮮度を保ったまま急速冷凍。

だからこそ、季節を問わず“あの時の香りと味わい”を、いつでも楽しむことができるんです。

また、冷凍梅は必要な分だけ使えて、残りは冷凍庫に保存できるのも大きなメリット。
ライフスタイルに合わせて、ムリなく梅しごとを楽しめます。

数量限定での販売です!
冷凍梅は加工向けに確保しているため、数に限りがございます。
毎年ご注文が集中するため、気になる方はぜひお早めにご覧ください。

今年こそ、梅しごとをはじめてみませんか?
季節の手仕事は、暮らしに小さな豊かさを与えてくれます。
冷凍梅なら、「やってみたい」と思ったタイミングで、いつでも始められます。

ぜひこの夏、あなたも“冷凍梅しごと”に挑戦してみてくださいね😊
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この投稿をした生産者

静岡県 浜松市浜名区三ヶ日町

陽だまりファーム

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