こんにちは。今回は、果物を作る農家が直面している現実についてお伝えします。
近年、肥料や資材の高騰、そして天候の影響で、果物の価格をやむを得ず上げる農家が増えています。
しかし、値上げをすると販売量が減ってしまうこともあります。
果物は時間が経つと傷んでしまうため、売れる場所がなければ大きな損失につながります。
「値上げすれば解決」と単純にはいきません。自然の影響、流通の仕組み、そして消費者の選択がすべて関わってくるのです。
農家として大切にしているのは、
「この人が作った果物だから買いたい」
「少し高くても、この農家のものを選びたい」
と思ってもらえる工夫です。作り手の想いを伝え、安心して購入していただけるよう努めています。
自然相手の仕事は厳しいですが、人と人とのつながりや信頼が、農業を支える大きな力になります。
私たちはこれからも、皆さんに安心で美味しい果物をお届けできるよう努力していきます。