陽だまりファームの投稿一覧



――三ヶ日から、今年も冬の味覚をお届けします。

12月に入り、三ヶ日ではいよいよ 青島みかんの収穫 が始まりました。
園地一面のみかんの木々がオレンジ色に染まり、太陽を浴びて輝くこの季節は、私たち農家にとって特別な瞬間です。

今年も陽だまりファームでは、しっかりと甘みを蓄えた青島みかんが、元気に実りました。

🍊青島みかんとは?

青島みかんは三ヶ日を代表する冬の主力品種です。
じっくり熟す晩生(おくて)みかんならではの

甘みと酸味のバランス

コクの深さ

果肉の締まりとジューシーさ

貯蔵性の高さ

が特徴です。

🍊三ヶ日みかんが美味しい理由

三ヶ日町がみかんの名産地として知られるのは、次のような自然条件が揃っているからです。

✔ 地域全体で受ける豊富な日照

三ヶ日は日照時間が長く、みかんづくりに適した環境が整っています。
陽だまりファームもこの豊かな日差しをしっかり受ける園地に位置しています。

✔ 昼夜の寒暖差

夜の冷え込みと日中の暖かさにより、甘みがギュッと濃縮されます。

✔ 水はけの良い地形

三ヶ日特有の斜面や砂利質の土壌が、みかんの味に深みを生み出します。

三ヶ日地域の自然条件が合わさることで、独特の“キレのある味わい”が生まれます。

🍊陽だまりファームのこだわり
✔ 有機肥料100%の土づくり

化学肥料に頼らず、有機肥料のみで土壌の健康を整えています。
土が豊かになれば木が力強く育ち、みかん本来の旨みが引き立ちます。

✔ 台湾にも輸出できる農薬基準で栽培

台湾は日本より厳しい農薬基準の項目も多い地域。
陽だまりファームではその基準にも対応した管理を行い、
“輸出レベルの安全性” を国内向けの商品にも適用しています。

✔ JGAP認証を取得

食の安全、環境保全、労働安全などに配慮した農場に与えられるJGAP認証を取得。
第三者から見ても「安心できる農場」であることが証明されています。

✔ 丁寧な選別と梱包

収穫した果実は、一つひとつ目視でチェック。
贈り物にも安心して使っていただける品質に仕上げています。

🍊今年の青島みかんの仕上がり

今年は気候にも恵まれ、甘み・酸味・コクのバランスがとても良い年になっています。
果肉もプリッとしていて、食べた瞬間に広がるジューシーさが魅力です。

🍊最後に

青島みかんは冬に最もおいしさを発揮する品種。
ご自宅用はもちろん、大切な方への贈り物にもぴったりです。

陽だまりファームでは、採れたての青島みかんを丁寧に選別し、順次発送しています。
今年も皆さまの食卓に、三ヶ日の冬の恵みをお届けできますように。
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農林水産省の「令和7年度 中南米日系農業者等との連携強化・ビジネス創出委託事業」の一環として、中南米の日系農業者の皆さまが陽だまりファームに視察に来られました。今回の訪問では、日本の農業技術や経営の仕組みだけでなく、文化や社会の違いも肌で感じていただく貴重な機会となりました。

まず驚かれていたのは、日本の「無人販売」の存在です。南米では無人販売はほとんどなく、現地に戻ってこの話をしても誰も信じないそうです。治安の良さと地域の信頼関係があって初めて成立するシステムであることを、改めて実感されていました。

さらに、農家自身が生産・加工・販売を一貫して行う「6次産業化」にも非常に興味を持たれていました。南米でも加工は行われていますが、日本のように農家自らが関わり付加価値を高める仕組みはあまり見られません。そのため、生産、加工、販売をどのように組み合わせているのかについて、多くの質問が飛び交いました。

また、南米では広大な土地で大量生産する農業が一般的ですが、日本の小さい面積でも収益を上げるための工夫や管理方法には大きな驚きがあったようです。限られた土地で効率的に生産・加工・販売まで行う日本の農業は、現地の農家にとって新鮮で刺激的な体験でした。

今回の視察を通じて、日系農業者の皆さまに日本の農業の多様性や工夫の積み重ねを感じていただけたことは、陽だまりファームにとっても大きな学びとなりました。今後も海外との交流を通じて、新しいアイデアや視点を取り入れ、より良い農業経営に活かしていきたいと思います。
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この投稿をした生産者

静岡県 浜松市浜名区三ヶ日町

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