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🍊【講演のお知らせ】わかやま農業経営塾ベーシック講座に登壇します

このたび、「わかやま農業経営塾ベーシック講座(和歌山県農林水産部)」にて、
講師として登壇させていただくことになりました。

今回のテーマは、
「農産物のマーケティング・販売流通・商品づくり」。

生産だけでなく、「どう売るか」「どう伝えるか」までを見据えた農業経営の考え方について、
陽だまりファームでの実践事例を交えながらお話しします。

近年、農業経営では販路の多様化やブランドづくり、海外展開などがますます重要になっています。
現場で試行錯誤してきたリアルな経験を、受講生の皆さまに少しでも役立てていただければ幸いです。

🌿講演・研修のご依頼について

陽だまりファームでは、以下のテーマでの講演・セミナーのご依頼を承っております。

農業経営や6次産業化

地域資源を活かした商品づくり

直売・オンライン販売・マーケティング戦略

農産物の輸出や海外展開

人が集まり、人が辞めない組織作り・チームマネジメント

農業のDX化(デジタルトランスフォーメーション)による効率化・データ活用

全国各地の農業団体・行政・教育機関・企業などからもご相談をいただいております。
内容は対象者や目的に合わせてカスタマイズ可能です。

ご希望の方は、お問い合わせフォームまたは公式サイトよりご連絡ください。
👉
https://hidamarifarm.co.jp/

📅講演概要

講演名:わかやま農業経営塾 ベーシック講座

主催:和歌山県農林水産部

テーマ:マーケティング・販売流通・商品づくり

日時:詳細は県公式サイトにて
 👉 和歌山県公式ページ

「生産者の想いをどう伝えるか」
「地域から農業を元気にするには?」
そんなヒントを共有できる場になればと思っています。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします🍊

🔖ハッシュタグ

陽だまりファーム #三ヶ日みかん #農業経営 #6次産業化 #農業DX #マーケティング #販売流通 #商品づくり #農産物輸出 #組織作り #人材育成 #講演情報

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ミカン畑にイノシシが入ってしまいました。
防護柵もひん曲がり、食べられてしまった実もあります。
その力の強さには、本当に驚かされます。
もし畑で遭遇したら…と思うと、少し怖いほどです。

すでにみかんが美味しく実っている証拠でもありますが、農家にとっては頭の痛い問題です。
陽だまりファームでは、早生みかんの収穫がもうすぐ始まります。
まだ1ヵ月ほど先ですが、被害を最小限に抑えるための対策が欠かせません。

🦌鳥獣害という現実

農家にとって、イノシシやシカ、サルなどによる**「鳥獣害」**は深刻な問題です。
果樹や野菜を食べられるだけでなく、畑を荒らされたり、防護柵を壊されたりすることもあります。
被害額は全国で年間200億円を超えるといわれ、農家の生活を脅かす大きな要因のひとつです。

さらに問題を複雑にしているのが、耕作放棄地の増加です。
人の手が入らなくなった畑や山林は、野生動物にとって絶好の隠れ場所になります。
結果として、人里近くまでイノシシなどが出没しやすくなり、被害が拡大しているのです。

🌾農家の努力と葛藤

鳥獣害対策には、防護柵の設置や見回り、電気柵の補修など、日々の地道な作業が欠かせません。
それでも被害をゼロにするのは難しく、「畑を守る」ために多くの時間と労力が費やされています。

農家にとっては、収穫の喜びの裏にこうした見えない努力や心配ごとがあります。
それでも、自然と共に生きる仕事だからこそ、工夫しながら前向きに取り組んでいきたいと思います。

🍊収穫まで、あと少し

陽だまりファームでは、早生みかんの収穫スタートに向けて準備を進めています。
今年もおいしいみかんを皆さんにお届けできるよう、最後まで気を抜かずに頑張ります!

🔖ハッシュタグ

みかん農家 #陽だまりファーム #鳥獣害 #イノシシ被害 #耕作放棄地 #農家の現実 #自然との共生 #三ヶ日みかん #収穫まであと少し

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近年、異常気象という言葉をよく耳にします。
夏の大雨、突然の豪風、長引く高温。
こうした自然の変化は、私たち農家にとって、日々の仕事のあり方を大きく変えています。

◆ 大雨が運ぶ“土”と“責任”

先日の大雨では、畑の水が一気に流れ込み、U字溝(排水路)に土が詰まってしまいました。
水の逃げ場がなくなり、道路に泥水があふれ、近隣の方々にご迷惑をおかけしてしまいました。

もちろん、自然の力には逆らえません。
それでも「農家の責任」として、私たちは泥をかき出し、排水路を掃除します。
畑で作物を育てるだけでなく、周囲の環境を守るのも、農業の大切な仕事のひとつです。

◆ お金にはならないけれど、欠かせない仕事

草刈り、溝の掃除、土砂の片付け…。
これらの作業は、収入にはなりません。
けれど、やらなければ畑は荒れ、害虫や病気が広がり、地域にも迷惑がかかります。

農家にとって「お金にならない仕事」ほど、実は地域を支えているものかもしれません。
そして、それを誰かがやらなければ、風景も、安全も、失われていくのです。

◆ 畑を守ることは、暮らしを守ること

農家の仕事は、単に野菜や果物を作ることではありません。
畑を通じて、地域の景観を守り、雨水の流れを整え、次の世代へと“安心して暮らせる環境”を引き継ぐことでもあります。

私たちが草を刈る音や、U字溝を掃除する姿を見かけたら、
「農家さん、今日もがんばってるな」と思っていただけたら嬉しいです。

◆ そして、これからの食卓の話

スーパーに並んでいる野菜が「高い」と感じる方も多いかもしれません。
確かに、価格だけを見ればそう感じるのも無理はありません。
ですが、その裏では、異常気象への対応、資材の高騰、そしてこうした“お金にならない作業”が増え続けています。

農家にとって、今は「続けること」そのものが難しくなってきています。
辛く、大変で、儲からない──
だからこそ、少しずつ農家がいなくなってきているのです。

気づいたときには、「高い」どころではなく、
“手に入らない”未来が待っているかもしれません。

◆ 最近、スーパーで“異変”を感じませんか?

野菜の品ぞろえが減っている。
国産の果物が少なくなっている。
産地の表示が、見慣れない地域になっている──。

それは、ただの季節のせいではなく、
日本の農家が減り続けている現実の表れかもしれません。

◆ 消費者のみなさんへ

スーパーで並ぶ野菜や果物の裏には、
こうした見えない仕事や苦労があります。

一つひとつの農産物には、
「自然と向き合い、地域を守る」人たちの思いが詰まっています。

どうか、そんな農家の努力も一緒に感じて、
食卓の「ありがとう」を増やしていただけたら嬉しいです。

農家の現実 #異常気象 #地域と農業 #見えない仕事 #食の未来

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この投稿をした生産者

静岡県 浜松市浜名区三ヶ日町

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