陽だまりファームの投稿一覧

今年の春、陽だまりファームでは正社員の半数が退職するという、大きな変化がありました。
正直なところ、この出来事を書こうかどうか、ずっと迷っていました。
人が辞めたことを書くことで
「何か問題がある会社なのでは?」
そう思われてしまうのではないか——そんな不安があったからです。
それでも、実際に起きたこと、そしてそこからどう動いたのかを、きちんと伝えることも大切だと思い、今回書くことにしました。
3月末で正社員2名が退職し、一時的に人手が不足する状況となりました。
当時は正社員4名のうち2名が退職する形となり、体制としては大きな変化でした。
正直に言えば、今年のみかんの収穫を無事に乗り切れるのか、不安がなかったわけではありません。
それでも、悩んでいるだけでは状況は変わりません。
「今できることをやるしかない」
そう考えて、すぐに行動に移しました。
その中で力を入れたのが、採用の強化です。
自社ホームページや無料の求人媒体に加え、SNSでの発信も継続して行いました。
さらに、新聞の折り込みチラシや求人ののぼりといったアナログな方法も取り入れ、
一部では有料の求人広告も活用しました。
オンラインとオフラインの両面から、できることはすべてやる。
そんな思いで取り組みました。
その結果、4月に1名を採用することができ、さらに5月からもう1名の入社も決まりました。
新しい仲間を迎えられることを、心からありがたく感じています。
応募してくださる方の多くは、SNSを通じて私たちを知ってくれています。
日々の発信や想いが伝わっているのだとしたら、これほど嬉しいことはありません。
最近では若い世代の仲間も増え、職場全体がとても活気づいてきました。
農業の現場では人手不足が深刻で、外国人労働者の力に頼らなければ収穫が難しい、という話もよく耳にします。
そんな中、陽だまりファームは現在、全員が日本人スタッフで構成されており、若いメンバーが中心の職場となっています。
なお、今回のような退職はありましたが、
陽だまりファームはこれまで退職者が非常に少なく、長く働いてくれるスタッフが多い農園です。
私たちが目指しているのは、単に人を増やすことではありません。
農業をやりたい若者が、安心して農業に挑戦できる環境を整えること。
そして、働く人にとっても、関わる人にとっても
「陽だまりファームに関われてよかった」
そう思ってもらえる農園であり続けることです。
そんな農園を、これからも一歩ずつ、つくっていきます。
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今朝のみかん畑で作業をしていると、枝の間に小さな鳥の巣を見つけました。
そっと覗くと、そこにはかえったばかりのヒナたち。殻の残る卵と、まだ羽も生えそろっていない小さな体が、静かにそこにありました。
農業をしていると、こうした思いがけない出会いがあります。


収穫量や作業効率だけを考えていたら、きっと見過ごしてしまう光景。でも、土に触れ、木と向き合い、自然の中で仕事をしているからこそ、気づける瞬間なのだと思います。
鳥たちにとって、人の手が入った畑も「暮らしの場」のひとつです。
風をしのげ、エサがあり、身を隠せる場所。みかんの木を選んで巣を作ったということは、この畑が生きものにとって安心できる環境である証なのかもしれません。


もちろん、作業の邪魔になることもあります。
それでも今回は、そっとそのままにしておくことにしました。
ほんの数週間、少し気を配るだけで、小さな命は無事に巣立っていきます。人が自然のリズムに一歩譲る。それもまた、農の大切な姿だと感じます。


農業の魅力は、作物を育てることだけではありません。
人が自然と完全に分かれて存在するのではなく、共に生き、影響し合いながら続いていく営みであること。畑は「生産の場」であると同時に、「命がつながる場所」でもあります。


静かな畑の中で、小さく確かに続いていく命。
今日も自然に生かされながら、みかんと向き合っています。
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この投稿をした生産者

静岡県 浜松市浜名区三ヶ日町

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