陽だまりファームの投稿一覧


梅雨が明け、夏の陽ざしが本格的になってきました。私たちの果樹園でも、毎日汗をかきながら「摘果(てきか)」作業が続いています。

スタッフはこの暑さの中、空調服を身に着けて作業しています。服の中を風が循環するようになっていて、少しでも体への負担を減らすための工夫です。それでも真夏の畑は過酷。照りつける太陽、容赦ない湿度との闘いです。雨の日も風の日も、果実のための手入れは欠かせません。

摘果とは?
「摘果」とは、実った果実の一部を間引く作業のことです。一見もったいないように感じるかもしれませんが、この工程はとても大切です。

果物の木には、春にたくさんの花が咲き、そのあと多くの実がつきます。しかし、すべての実をそのまま育ててしまうと、栄養が分散されてしまい、一つひとつの実が小さくなったり、味が薄くなってしまうのです。

そこで、手作業で実を選びながら間引いていきます。残された実にはしっかりと栄養が行き渡り、甘くて美味しい果物に育っていくのです。収穫のときに「わあ、おいしそう!」と思ってもらえる果実をつくるための、いわば“下準備”のような作業です。

畑に広がる異変と、これからの栽培
しかし近年、気候は確実に変わりつつあります。特にここ数年の高温は、みかんの木にとっても厳しい環境です。葉が焼けたり、実が日焼けしてしまったり、ひどい場合には木そのものが弱り、枯れてしまうこともあります。

「昔ながらのやり方」だけでは、もう通用しない時代に入っているのかもしれません。水の管理、剪定の方法、土づくり――。これまでの常識を見直しながら、試行錯誤を続けています。

それでも、変わらずに「おいしい」と言ってもらえる果実を届けたい。その想いを胸に、今年も畑に立ち続けています。

地道な作業が、実りを支えています
炎天下の中、ひと玉ひと玉を見極めながら摘果する作業は体力も集中力も必要ですが、秋の実りを思い浮かべながら作業を進めています。

おいしい果物は、こうした地道な手仕事の積み重ねから生まれています。今年も皆さんに喜んでいただける実りになりますように。
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畑に向かう、いつもの山道。
ふと前方に視線をやると、道の真ん中に静かに立っていたのは――ニホンカモシカでした。

その場から一歩も動かず、こちらをじっと見つめるその姿。
目が合った瞬間、思わず息を呑み、足が止まりました。
こちらも動かず、ただただ見守るしかありませんでした。

まるで、山の奥にひっそりと佇む「シシ神様」に出会ったかのような、そんな不思議な感覚。

農業をしていると、こんな出会いもある
農業は、自然と向き合い、自然と共に生きる営みです。
季節の移ろいを肌で感じ、風の匂いや土のぬくもりを知る。
そして時に、こうした思いがけない出会いがあることも――
それは、農業という仕事の大きな魅力のひとつです。

自然の中で働いていると、人間が自然に「お邪魔している」存在であることを実感します。
この日出会ったニホンカモシカも、「ここは私たちの山だよ」と、静かに語っているように感じました。

ニホンカモシカは「特別天然記念物」
この不思議な動物、ニホンカモシカは日本の特別天然記念物に指定されています。
日本固有の哺乳類で、森林に棲むその姿はどこか神秘的。
普段は山奥でひっそりと暮らしていて、人里に姿を見せることは多くありません。

だからこそ、こうして出会えたのは本当に貴重な瞬間でした。
ただの野生動物ではなく、どこか「山の守り神」のような存在に思えてなりません。

自然とともに生きるということ
農業には、大変なことも多くあります。
天候に振り回される日もあれば、収穫が思うようにいかない年もあります。
でも、その一方で、こんな心を打つ出会いや、自然の美しさを感じられる日々もあります。

人と自然が向き合い、時に語り合い、支え合いながら生きていく――
それが、私たちが目指している農業のかたちです。

これからも自然と調和しながら、作物を育てていきたいと思います。
また、あの“山の守り神”に会える日を楽しみにしながら。
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こんにちは、陽だまりファームです。

今年もたくさんのブルーベリーが実り、皆さまにお届けできることをとても嬉しく思っています。そこで、このたびブルーベリーのネット販売を開始いたしました。

当ファームのブルーベリーは、栽培期間中農薬を一切使用せずに育てています。自然の力を大切にしながら丁寧に栽培することで、安心してお召し上がりいただける安全な果実に仕上がっています。

採れたての新鮮なブルーベリーを、品質管理にこだわりながらクール便で全国へお届けいたします。手間を惜しまない手作業の選別により、一粒一粒の品質にも自信があります。なお、サイズは混合になりますので、さまざまな大きさのブルーベリーをお楽しみいただけます。

ブルーベリーは北アメリカが原産で、古くから現地の人々に親しまれてきた果物です。その鮮やかな青紫色は「アントシアニン」と呼ばれる成分によるもので、これは強い抗酸化作用があり、目の健康や血流の改善に良いとされています。また、低カロリーで栄養価が高く、健康や美容を意識する方にぴったりのフルーツとして世界中で人気を集めています。

ブルーベリーには、目の疲れを和らげるアントシアニンのほか、腸内環境を整える食物繊維や、肌の健康に役立つビタミンC・Eなども豊富に含まれており、毎日の健康習慣に取り入れていただきたい果物です。

そのまま洗って新鮮な味を楽しむのはもちろん、ヨーグルトやアイスクリームにトッピングしたり、バナナなどのフルーツと一緒にスムージーにしたりするのもおすすめです。サラダに加えれば、甘みと酸味がアクセントになって彩りも豊かになります。

また、ジャムやソースに加工すれば長く楽しめる保存食に。冷凍してシャーベットのように食べると、暑い季節のひんやりデザートとしてもぴったりです。

市場ではなかなか手に入りにくい、安心安全な陽だまりファームのブルーベリーをぜひこの機会にお試しください。皆さまの健康と笑顔のお役に立てることを願っています。

ご注文はネットショップから承っております。ご質問などございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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こんにちは。
今回は、「冷凍梅を使って梅干しを作っても大丈夫ですか?」というご質問をいただきましたので、ブログで詳しくお答えしたいと思います。

季節外れに手に入れた梅や、余った青梅を冷凍していた方にとって、「これって梅干しに使えるの?」と疑問に思うのは当然のこと。
でも安心してください。冷凍梅でも、きちんとポイントを押さえれば、おいしい梅干しが作れます!

冷凍梅でも梅干しは作れるの?
結論から言えば、冷凍梅でも梅干しは作れます。

冷凍梅は、冷凍→解凍の過程で細胞が壊れやすいため、果肉がやわらかくなったり、皮が破れやすくなったりします。ですが、その分梅酢が早く上がりやすいというメリットも。

ただし、以下の点には注意が必要です:

長期保存にはあまり向かない(カビのリスクがやや高い)

果肉が崩れやすいので、漬け込みや干し作業は丁寧に

塩分濃度は15〜18%の高め設定が安心

家庭用として作るぶんにはまったく問題ありませんし、初めての梅干しづくりにもおすすめです。

冷凍梅の正しい解凍方法
梅干しに使う前に、冷凍梅はゆっくり丁寧に解凍するのがコツです。

解凍の手順:
冷蔵庫で一晩かけて自然解凍(8〜12時間)

ザルにあげて、水分をしっかり切る

半解凍状態でも漬け込み可能(皮が破れにくくなる)

※急激に常温で解凍すると、皮が裂けたり傷みの原因になります。時間に余裕を持って解凍しましょう。

冷凍梅で作る!簡単・基本の梅干しレシピ
ここからは、冷凍梅を使った「白干し梅(しろぼしうめ)」の基本レシピをご紹介します。

材料(梅1kg分):
冷凍梅……1kg

粗塩……180g(塩分18%)

焼酎またはホワイトリカー……50ml

保存容器(ガラスまたはホーロー)

重石(梅の重さの2倍程度)

作り方:
梅を解凍し、ヘタを取る
 → 解凍後、竹串や楊枝でヘタを丁寧に取り除きます。

焼酎で殺菌
 → 梅全体に焼酎をまぶしてカビ防止。

塩と梅を交互に重ねて容器へ
 → 梅→塩→梅→塩の順に層を作っていきます。

重石をのせて常温保管
 → 容器にラップをして重石をのせ、室温(20〜25℃)で保存。

梅酢が上がるのを待つ(約1週間)
 → 梅がしっかり浸かるまで。梅酢が上がらない場合は焼酎を少し追加。

重石を軽くする
 → 梅酢が全体に行き渡ったら、重石を半分に。

土用干し(7月中旬〜8月)
 → 天日で3日間干します。夜は取り込んで、翌日また干します。

※干し終えた梅を梅酢に戻して保存してもOKです。

失敗しないためのワンポイントアドバイス
梅が浮く=塩が少ないサイン。早めに塩や重石を調整しましょう。

カビ防止には焼酎と清潔さが命。容器・手・トングはすべて消毒してから使用。

土用干しを省略しても食べられますが、干すことで風味と保存性がアップします。

まとめ:冷凍梅でも、おいしい梅干しは作れる!
冷凍梅を使えば、時期を選ばずに梅干し作りにチャレンジできます。
最初は多少皮が破れたり果肉がやわらかくなったりしても、味はしっかり「梅干し」になりますので、気軽に挑戦してみてください。

保存容器や環境を清潔に保ち、塩分をしっかり使えば、カビの心配も少なくなります。
今年は冷凍梅で、自家製梅干しデビューしてみませんか?
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本日、陽だまりファームのみかん畑で作業をしていた従業員が蜂に刺されるという出来事がありました。

手の甲を刺され、すぐに腫れが広がり始めたため、速やかに病院へ搬送。
幸いにも大事には至らず、治療後はその日のうちに作業に復帰することができました。

自然が相手という仕事
農業は、天候や動植物、地形といった「人の思い通りにはいかない自然」が相手の仕事です。
今回のように、どれだけ注意を払っていても、ハチやムカデ、毛虫などの予期せぬリスクは起こり得ます。

「JGAP」の認証と、現場での対応体制
陽だまりファームでは、JGAP(農業生産工程管理)の認証を取得しています。

この認証では、

食の安全

環境保全

労働安全

といった観点から、「もしもの時の対応マニュアル」の整備が義務づけられています。

今回もその手順に沿って、現場責任者がすぐに状況を確認。
ただしその場を離れられなかったため、別の従業員が本人を病院まで付き添って搬送しました。

安心して働ける農業へ
「農業=のどかで平和」
そんなイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、実際の現場には様々な危険や、判断を求められる瞬間があります。

陽だまりファームでは、
働く人の安全と、安心して出荷できる商品の品質。
そのどちらも守るために、体制づくりと教育に力を入れています。

農業の魅力と、現実
今回の出来事を通して、私たちが日頃から大切にしていることの重要性を、改めて再確認する機会となりました。

「自然と向き合う」ことの厳しさ。
「安全に作物を届ける」ことの難しさ。
そして、「命を預かる仕事」であることの責任感。

農業に関心のある方、
食べものを支える仕事に興味のある方に、
このような現場のリアルを知っていただけたら嬉しいです。

私たちはこれからも、安全・安心・おいしいみかん作りに全力を尽くしてまいります。
今後とも、私たちの取り組みを温かく見守っていただければ幸いです。
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この投稿をした生産者

静岡県 浜松市浜名区三ヶ日町

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