クイーンズオーストリッチつくばの投稿一覧

うちの牧場は、名前につくばとつけているのに、実はつくば市ではなく、隣の筑西市の南端にあります。(筑波山の麓、ということでのつくばです)

つくば市は、研究学園の名で知られる通り、研究施設がたくさんあり、
今日は、ある研究機関の方から、サステナブルな畜産としてのダチョウ肉に注目しているので話を聞きたい、ということでコンタクトいただきお会いしてきました。

自分で実際にダチョウの飼育をすればするほど、そういった可能性は強く感じるものの、しっかりデータが取れるほどの状況にはなっていないので、
農学博士などの研究者の方々も、ダチョウの可能性に期待している方がいることを知れたのはとても嬉しいことです。

環境負荷の低い食肉生産、ダチョウ抗体による医療への貢献、皮や羽などの副産物の可能性、脱3K畜産、キーワード的にはいろいろ発展性があるものの、
家畜としては、とてもピーキーな生き物だな、というのも一方で思います。

その辺りが、新しい畜産として度々注目される機会がありながら、いまいち日本で定着せずにきた理由なんだろうな、というのは実感しつつも、
しっかりポイントさえ押さえられれば、逆に面白い家畜であることも感じます。

データや論文が、他の家畜より圧倒的に少ないし、今直面している問題に関連する資料探しても全然見つからないし、見ようによっては途方もなく開拓余地しかないフロンティア。

隣の市ではあるけど、すぐ近くに研究施設がたくさんあるというのは、考えようによっては面白いかも。

なかなか大変な日々は続きますが、いつか世界のスタンダードたるダチョウの飼育方法を見つけることを夢見て頑張っていこうと思います。
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いつもご愛顧いただいているお客様ありがとうございます。

クイーンズオーストリッチつくば加藤です。

牧草の割合を多く育てられるため、年々上がり続ける穀物価格相場の影響を比較的受けにくく、サステナブルな食肉生産を目指して始めた我々の牧場ですが、
一昨年末頃からの、さらなる飼料高騰だけでなく、昨今のコロナによる流通コスト増、ウクライナ・ロシア戦争による資材高騰など、さまざまな要因が重なり、
いよいよ価格の変更をせざるを得なくなってしまいました。

特に運動場増築用に購入した柵の一部などは3ヶ月前の二倍近くにもなっており、
戦争の影響が大きく出ています。

そんな中で喜ばしいことが一つ。

2歳半を迎えるオスのダチョウのダチョ次郎くん(命名:妻)がいよいよ大人の仲間入りをし、
メスに求愛のダンスを踊るようになりました。
※写真は、その初ダンスの様子

まだまだ相手のメスの方は、そういう気分じゃないようで、逃げられ続けている日々ですが、ダチョ次郎の想いは実るのでしょうか?

価格については、当面はこのままですが、
他の家畜に比べて、餌のコストに占める割合が少ないのも、ダチョウの良いところの一つ。
規模を拡大していけば、価格をもう少し落としていける見込みですので、がんばって牧場の拡大を目指していきますので、今後とも応援のほど、よろしくお願いします。
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いつもダチョウ肉を召し上がっていただいている皆様ありがとうございます。

まず何よりも美味しいものであること。
これを第一に考えているため、僕らとしてはそんなに強く発信していないのですが、
実はダチョウ肉は、とてもヘルシーなお肉でもあったりします。

脂肪分がとても少なく、低カロリー、高タンパク質、鉄分&ビタミン豊富などなど、身体にいい要素がたくさん。

それだけでなく、
病気にもとても強いことから、ダチョウ抗体が医療業界でも注目されているほどで、そのため抗生物質等も必要ありません。

そういった面から、最近新しい角度からも注目が集まりつつあるようです。

それはどこかというと、

ペットフード業界。

ペットも大事な家族、という考え方の方が増えてきているのか、犬や猫にも良いものを食べさせたい、と高級ペットフードの人気が増えてきているようで、
そんな流れの中で、うちのダチョウ肉も採用していただけるようになりました。

ソーセージ原料としても、そのままでもよく購入していただいている部位が使われる場合が多く、悩ましいところですが、当面その部位はそちらに使われる割合が多くなる予定です。

もしペットを飼われている方で、どこかでお見かけされた際はぜひ試してみてくださいね。
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