2022/03/02
先日仕込んだ温床の熱が出てきたので、昨年の温床からできた腐葉土をふるいにかけて床土にして、昨日玉ねぎの種まきをしました。

温床を仕込むとき、1ヶ月半くらい使えるように、うちでは温床の中がだいたい35〜40℃くらいで持続するような仕込み方をします。そのためには水分量が重要なのですが、その年によって集めるときの落ち葉の水分が全然違うので、投入するときの落ち葉の様子を見ながら、勘で水をまいて仕込みます。

踏み込み温床は発酵熱を利用したものですが、発酵ひとつとっても奥深いもので、水分が少ないと、熱の上がりは早いですが冷めるのも早く、逆に水分が多すぎると熱の上がりが鈍くなります。また、空気が多すぎると早く熱して早く冷めるし、逆に少なすぎるとます寿司やお味噌のように熱が出ない発酵になってしまいます。そのあたりの加減を見ながら、ええ加減に仕込んでいます。(20220302)

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