
極早生から早生みかんへ。農家さんからお取り寄せできる旬のみかんを紹介。
みかんは時期によって呼び方が変わることをご存じでしょうか。
9〜10月に収穫される、最も早い時季のみかんを「極早生みかん」(ごくわせ)と読み、皮が緑色から徐々に黄色に変わるころのみかんです。極早生みかんといえば「青切り」や「早採り」といわれるように、皮が緑のうちはまだやや酸味が残り、日が経つにつれ徐々に甘みが増してきます。
10〜11月に出てくるのが「早生」(わせ)と呼ばれるみかんです。甘みがさらに増し、皮の色は黄色からオレンジへと移り変わっていきます。
12月に入ると「中生」(なかて)、「晩生」(おくて)と移っていきます。
皮が厚くなっていき日持ちするようになり、甘みも増していきます。
完熟収穫の「極早生みかん」2.7kg
「北東農園」さんは、夏場に強いストレスを樹に与え、完熟になってから収穫を実現することで、みかん本来の甘さと極早生種特有の酸味を併せ持った美味しいみかんに仕上げています。
みかんには表年(豊作)と裏年(不作)を一年ごとに繰り返す性質があり、安定した経営のためには毎年同じ収穫量を確保するよう栽培する方法もありますが、みかんの味を損なうという側面もあるといいます。
「北東農園」さんは、あえて真逆の「隔年結実法」という手法を採っているそう。一年間ゆっくりと樹を休ませて十分に栄養を蓄え、翌年にはしっかりと着果させてみかん本来の持つ美味しさを表現しています。
極早生みかん4㎏
「なかい果樹園」さんの畑がある愛媛県宇和島市は、全国有数のみかんの産地です。
海に面した急傾斜地は水はけがよく、ミネラル成分を含んだ潮風が栄養豊富な土をはぐくんでくれ、おいしいみかんを作る良い環境に恵まれた土地といえます。
25歳のころに自然農法に興味を持ってから、40年以上自然農法一筋に歩んできたという「なかい果樹園」さん。
農薬・化学肥料・除草剤は一切不使用で栽培に取り組む、こだわりを持った農家さんの逸品です。
極早生みかん 5キロ
なるべくストレスを与えるために、いっぱい果実をならせて小玉中心に作っているという我夢者羅村さん。
ストレスを与えることで、よりおいしいみかんが育ちます。
熊本県河内の、標高300メートルの山々で作物を栽培しています。
早生みかん5kg
農薬・化学肥料・ワックス・防カビ剤・殺虫剤はすべて不使用という「スズキねこ農園」さん。
先祖代々800年ほど、湯河原の地で農業を営んでいるそうです。
昼と夜の寒暖差があり、特に柑橘の最盛期となる冬場は山からの寒風と昼の日差しから、甘い柑橘が収穫できるとのこと。
「スズキねこ農園」さんは、あえてあまり甘みにこだわるのでなく、そのまま自然の味わいを楽しめるように柑橘を栽培しています。
その柑橘は、懐かしい味がすると言われることも多いそうです。
甘さをあえて追求しないみかんが好みの方には、ぜひお試しいただきたいみかんです。
皮ごと食べられる温州みかん『金の蜜柑』5kg
自然栽培(農薬・化学肥料不使用)の珍しい温州みかんです。
糖度・酸度のバランスが良く、トロリと濃厚な果汁たっぷり。
果肉はプリプリと弾けるような食感で、食べチョクスタッフの中には昨年大ファンになったひとも。
『蜜柑の皮ごと味噌ホイル焼き』など、独特なレシピは商品ページをご覧ください!
温州みかん 5kg
農薬化学肥料不使用で、有機JAS認証も取得している「井上果樹園」さん。
海に面して続く丘陵地、のどかな風景の中に畑は位置しています。
瀬戸内沿岸の、温暖な気候と水はけの良い丘陵地は、くだものを美味しく育てるのに最適です。
長い間をかけてじっくり熟すミカンなどの柑橘類は、病害虫の影響も受けやすいものです。
いわゆるスーパーに並んでいるような見た目の綺麗な果実を、「農薬を使わないで」得るのは非常に難しいのが実態です。
「井上果樹園」さんが、手間のかかる有機栽培に取り組む理由は
「食べる人が元気になれるような、自然本来の、安心で美味しい果物をつくりたい。」
「恵みをくれる郷土“今治”の自然を、大切に次の世代へつなぎたいから。」
という思いから。
そんな愛のこもったみかんは11月から販売開始です。
のぶやんの自然派有田みかん 5kg 極早生
和歌山県有田のみかんです。
いなかや堀内農園ののぶやんのコメント▼
クローバー畑で育った極早生みかんです。
農薬、化学肥料不使用です。
採れたてをそのまま手選別で箱詰めいたします。
自然の力いっぱいのみかんをお愉しみください。
瀬戸内の蒲刈みかん 極早生 5kg 小玉~中玉
瀬戸内の地で、太陽の光をしっかり浴びて光合成をおこなうので甘みとコクが一段と深いみかんです。
除草剤も使用せず、草の共生を図った栽培方法で育てているそう。
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