冬場に近くの山林から落ち葉を集め、発酵させて熱を出し、
その熱で野菜苗を育てる「踏み込み温床」を作ります。
発酵し終えた落ち葉は、翌年腐葉土と化し、野菜の苗の土として循環されます。
この腐葉土の中にいるエンドファイト(共生菌)が丈夫な苗に育ててくれます。
( 踏み込み温床 )
江戸時代から伝わる方法で、電気や石油を使わずに、
発酵熱を利用する温床づくりのことです。
地域資源(米ぬかなど)を使って発酵させた
「ボカシ肥料」を使っています。
(ボカシ肥料)
畑の土の微生物そのものを活性化させ、
バランスの良い生育を促す有機肥料。
見えない土の中から作物の健康と成長を助けています。
雑草や傷んだ野菜、収穫後の枝葉から堆肥を作り、畑へ戻しています。
また緑肥(肥料になる植物)を育てることで地力のある畑作りを目指しています。