30km先の水源から届く自然のドラマ。夏の光を浴びて凛と育つ、命の自然栽培米
2026/08/15
太陽と恵みの水が育む生命力|田植えから7週間、自然栽培の田んぼに芽吹く幼い稲穂

立秋を過ぎてもなお、輝くような強い日差しが続く今日この頃。 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

私たちの田んぼでは、田植えを終えてから約7週間が経ちました。 連日の真夏日のなか、稲たちは太陽の光と大自然のエネルギーを一身に浴び、驚くほどの力強さでぐんぐんと背を伸ばしています。

そして今、青々と茂る葉の合間から、愛おしい「稲穂(いなほ)」が顔を出し始めました。 この小さな小さな穂の一つひとつに、これから豊かな実りが宿っていくと思うと、胸が静かに高鳴ります。

約30kmの旅を経て届く、恵みの「水」

自然栽培米づくりにおいて、かけがえのない存在である「水」。 私たちの水田を満たしているのは、ここから約30kmほど離れた山奥にある「北山(ほくざん)ダム」から届く豊かな水です。

今年の梅雨には恵みの雨がたっぷりとおしおき(お降り)になりましたが、夏に入ってからは晴天が続き、現在の貯水率は77%(平年約88%)。雨の少ない日が続いております。

けれど、決して自然をコントロールしようとするのではなく、与えられた環境のなかでたくましく根を張る稲の生命力を信じること。 遠く離れた山々から届く清らかな水の一滴一滴に感謝しながら、日々の水管理と丁寧に向き合っています。

自然の摂理に感謝を込めて

一切の不自然なものを頼らず、太陽、水、土、そして風といった「自然の循環」だけで育つ自然米。 猛暑のなかでも凛と立つ稲の姿を見つめていると、私たち人間もまた、自然という大きな営みの中に生かされているのだと改めて気づかされます。

生命力にあふれたお米へと育っていくプロセスを、これからも温かく見守っていただけましたら幸いです。

残暑厳しき折、どうぞお身体を大切にお過ごしくださいませ。

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