人の物差しは、人の数だけある。「何を持つか」より「どう生きるか」という本当の豊かさ
2026/08/08
高級車に乗ること。 誰もが羨むような豪邸に住むこと。 手元を彩る一流ブランドの腕時計やバッグを身につけること。
そうしたものに強い価値を感じる人もいれば、まったく興味を持たない人もいます。 人の欲望には限りがありません。だからこそ、ふと立ち止まって考えることがあります。
「本当の豊かさとは、一体何なのだろう」と。
家族と囲む食卓にある、穏やかな幸せ
私の妻は、驚くほど物欲がありません。 高価なアクセサリーやブランド品を欲しがることもなく、ただ純粋に「料理すること」を心から楽しんでいます。
時間があれば料理の動画を眺め、お米の種まきの季節になれば「今年は何を食卓に出そうか」と心を躍らせる。お盆やお正月が近づけば、「みんなに何を作ったら喜んでもらえるだろう」と楽しそうに考えています。
妻にとっての豊かさとは、きっと「美味しい料理を囲み、家族と笑顔で過ごす時間」そのものなのだと思います。
人の数だけ、幸せの形があります。
夢中になった若き日と、たどり着いたシンプルな暮らし
振り返れば、私自身もこれまでの人生でさまざまなものに夢中になってきました。
小学生の頃は鳩を飼い、中学生ではインコや文鳥を慈しみ、高校生になると大型バイクの風に魅せられました。大人になってからは車の改造に没頭した時期もあります。
高校時代、タバコが原因で2週間の停学になったこともありました。仲間とナナハンでツーリングに出かけ、帰ってきたら自転車が盗まれていた——今となっては思わず笑ってしまうような、やんちゃな思い出です。
その時々を、私はいつも全身全霊で楽しんできました。
だからでしょうか。 さまざまな経験を経て巡り巡った今の私は、「雨露をしのげる家があり、仕事に向かう軽トラックが1台あれば、それで十分に幸せだ」と思えるようになったのです。
自由に生き、好きなことを楽しみ、時には失敗して笑い飛ばす。 私にとって、それこそが最高に楽しい人生でした。
すべての豊かさを支える「たったひとつの土台」
けれど、どれほど自由に人生を楽しもうとしても、絶対に欠かせないものがひとつだけあります。
それが、「健康」です。
どんなに潤沢な資産があっても。 どんなに素晴らしい高級車や豪邸を所有していても。 身体の調子を崩してしまえば、心から人生を享受することは難しくなってしまいます。
健康であってこそ、趣味に没頭できる。 健康であってこそ、仕事に情熱を注げる。 健康であってこそ、大切な人と心から笑い合える。
私は幸いなことに、これまで大きな病気をすることなく歩んでくることができました。だからこそ、やりたいと思ったことに自分の足で踏み出すことができたのだと感じています。
人生において最も価値のある財産とは、間違いなく「健康」なのです。
「何を食べるか」を選ぶことは、「どう生きるか」を選ぶこと
そして、その大切な健康を日々の根底から支えているのが「毎日の食事」です。私たちの身体は、私たちが食べたものだけで作られています。
だからこそ私は、こう考えています。 「何を食べようか選ぶことは、自分の人生の生き方を選ぶことと同じである」と。
食についての正しい知識を持たなければ、自分が口にしているものがどう作られたのかさえ分かりません。 知らなければ、選ぶことすらできない。 学び、知るからこそ、自分自身で納得のいく選択ができるようになる。
これこそが、食がもたらす本当の豊かさではないでしょうか。
高級な食材を食べることだけが、豊かな食事ではありません。重要なのは、「自分と大切な家族の身体に、何を取り入れるのか」を一人ひとりが一度立ち止まって考えてみることです。
私たちが食に関心を持てば、世の中の「作る側(生産者)」の姿勢も変わっていきます。消費者が「安全で誠実なものを食べたい」と願うことで、生産者も「より安全で価値あるものを作ろう」と応える。そんな美しい循環が広がっていくことを願ってやみません。
40年間、自然栽培のお米を作り続ける理由
私は40年間にわたり、農薬や化学肥料に頼らない「自然栽培」でお米を作り続けてきました。
それは決して、特別なことをして誇りたいからではありません。 「自分自身が毎日安心して食べたいと思えるお米を作りたい」 そして、「大切な家族や、ご縁のあるお客様に、心から安心して召し上がっていただけるものをお届けしたい」。ただそれだけのシンプルな想いです。
今の私にとっての豊かな人生。 それは、軽トラックで走り、豊かな自然の中で汗を流してお米を育て、好きなことに情熱を注ぎ、家族と温かい食卓を囲んで笑い合うこと。
それだけで、胸がいっぱいになるほど満たされています。
自分の足でしっかり歩み、 自分の手で誠心誠意お米を作り、 好きなことを楽しみ、感謝とともに一日を終える。
人生で本当に大切なものは、目に見える物質ではなく、こうした日々の営みの中にこそあるのだと実感しています。
健やかな身体があること。 やりたいことに挑戦できること。 愛する人と笑顔を交わせること。 そして何より、安心して味わえるご飯があること。
これこそが、私にとっての「かけがえのない本当の豊かさ」です。
そうしたものに強い価値を感じる人もいれば、まったく興味を持たない人もいます。 人の欲望には限りがありません。だからこそ、ふと立ち止まって考えることがあります。
「本当の豊かさとは、一体何なのだろう」と。
家族と囲む食卓にある、穏やかな幸せ
私の妻は、驚くほど物欲がありません。 高価なアクセサリーやブランド品を欲しがることもなく、ただ純粋に「料理すること」を心から楽しんでいます。
時間があれば料理の動画を眺め、お米の種まきの季節になれば「今年は何を食卓に出そうか」と心を躍らせる。お盆やお正月が近づけば、「みんなに何を作ったら喜んでもらえるだろう」と楽しそうに考えています。
妻にとっての豊かさとは、きっと「美味しい料理を囲み、家族と笑顔で過ごす時間」そのものなのだと思います。
人の数だけ、幸せの形があります。
夢中になった若き日と、たどり着いたシンプルな暮らし
振り返れば、私自身もこれまでの人生でさまざまなものに夢中になってきました。
小学生の頃は鳩を飼い、中学生ではインコや文鳥を慈しみ、高校生になると大型バイクの風に魅せられました。大人になってからは車の改造に没頭した時期もあります。
高校時代、タバコが原因で2週間の停学になったこともありました。仲間とナナハンでツーリングに出かけ、帰ってきたら自転車が盗まれていた——今となっては思わず笑ってしまうような、やんちゃな思い出です。
その時々を、私はいつも全身全霊で楽しんできました。
だからでしょうか。 さまざまな経験を経て巡り巡った今の私は、「雨露をしのげる家があり、仕事に向かう軽トラックが1台あれば、それで十分に幸せだ」と思えるようになったのです。
自由に生き、好きなことを楽しみ、時には失敗して笑い飛ばす。 私にとって、それこそが最高に楽しい人生でした。
すべての豊かさを支える「たったひとつの土台」
けれど、どれほど自由に人生を楽しもうとしても、絶対に欠かせないものがひとつだけあります。
それが、「健康」です。
どんなに潤沢な資産があっても。 どんなに素晴らしい高級車や豪邸を所有していても。 身体の調子を崩してしまえば、心から人生を享受することは難しくなってしまいます。
健康であってこそ、趣味に没頭できる。 健康であってこそ、仕事に情熱を注げる。 健康であってこそ、大切な人と心から笑い合える。
私は幸いなことに、これまで大きな病気をすることなく歩んでくることができました。だからこそ、やりたいと思ったことに自分の足で踏み出すことができたのだと感じています。
人生において最も価値のある財産とは、間違いなく「健康」なのです。
「何を食べるか」を選ぶことは、「どう生きるか」を選ぶこと
そして、その大切な健康を日々の根底から支えているのが「毎日の食事」です。私たちの身体は、私たちが食べたものだけで作られています。
だからこそ私は、こう考えています。 「何を食べようか選ぶことは、自分の人生の生き方を選ぶことと同じである」と。
食についての正しい知識を持たなければ、自分が口にしているものがどう作られたのかさえ分かりません。 知らなければ、選ぶことすらできない。 学び、知るからこそ、自分自身で納得のいく選択ができるようになる。
これこそが、食がもたらす本当の豊かさではないでしょうか。
高級な食材を食べることだけが、豊かな食事ではありません。重要なのは、「自分と大切な家族の身体に、何を取り入れるのか」を一人ひとりが一度立ち止まって考えてみることです。
私たちが食に関心を持てば、世の中の「作る側(生産者)」の姿勢も変わっていきます。消費者が「安全で誠実なものを食べたい」と願うことで、生産者も「より安全で価値あるものを作ろう」と応える。そんな美しい循環が広がっていくことを願ってやみません。
40年間、自然栽培のお米を作り続ける理由
私は40年間にわたり、農薬や化学肥料に頼らない「自然栽培」でお米を作り続けてきました。
それは決して、特別なことをして誇りたいからではありません。 「自分自身が毎日安心して食べたいと思えるお米を作りたい」 そして、「大切な家族や、ご縁のあるお客様に、心から安心して召し上がっていただけるものをお届けしたい」。ただそれだけのシンプルな想いです。
今の私にとっての豊かな人生。 それは、軽トラックで走り、豊かな自然の中で汗を流してお米を育て、好きなことに情熱を注ぎ、家族と温かい食卓を囲んで笑い合うこと。
それだけで、胸がいっぱいになるほど満たされています。
自分の足でしっかり歩み、 自分の手で誠心誠意お米を作り、 好きなことを楽しみ、感謝とともに一日を終える。
人生で本当に大切なものは、目に見える物質ではなく、こうした日々の営みの中にこそあるのだと実感しています。
健やかな身体があること。 やりたいことに挑戦できること。 愛する人と笑顔を交わせること。 そして何より、安心して味わえるご飯があること。
これこそが、私にとっての「かけがえのない本当の豊かさ」です。
この投稿をした生産者
佐賀県 佐賀市