心をつなぐ支援のかたち。子どもたちの未来を照らす「佐賀子どもシェルターばるーん」の志
2026/06/22
季節の移ろいとともに、今年も我が家に心待ちにしていたお便りが届きました。

「佐賀子どもシェルターばるーん」が発行されている『ばるーん通信』です。

年に二度ほど届けられるこの通信と、毎年開催される活動報告会。私にとっては、一年を通して大切な学びの機会となっています。昨年の報告会には、約500名もの方々が参加され、多くの方が子どもたちの未来に心を寄せておられることに深い感動を覚えました。

ページをめくるたびに感じるのは、活動内容の質の高さはもちろんのこと、そこに込められた細やかな心遣いです。

組織の品格や活動の深さは、やはりトップの志によって大きく左右されるものなのだと、毎回あらためて感じています。

一人の子どもに、一人の弁護士が寄り添う

「子どもシェルターばるーん」の活動の中で、私が特に心を打たれるのは、その徹底した支援体制です。

ここでは、子ども一人ひとりに担当の弁護士が付き、子どもの代理人として寄り添い続けます。

傷ついた子どもたちが再び安心して人生を歩み始めるためには、単なる保護だけではなく、専門的かつ継続的な支援が不可欠です。

これほど手厚い支援が実現できる背景には、トップご自身が弁護士として長年培われてきた経験と、揺るぎない信念があるからこそでしょう。

さらに、弁護士、警察OB、公認会計士、教育関係者、児童相談所など、各分野の専門家が強固なネットワークを築きながら子どもたちを支えています。

専門知識と深い慈愛が結びついたこの支援の輪こそが、子どもたちにとっての確かな「希望」になっているのだと感じます。

継続こそ、社会貢献における最大の価値

近年、九州各地でも子どもシェルターの設立が進んでいます。

一方で、尊い活動でありながら、運営資金の確保が難しく、継続を断念せざるを得ない団体もあると伺いました。

社会課題の解決には、情熱だけではなく、持続可能な仕組みづくりが欠かせません。

子どもたちの命と尊厳を守る活動を、いかに未来へつないでいくか。

それは、私たち大人一人ひとりに問われている大切なテーマではないでしょうか。

真に価値ある社会貢献とは、一時的な支援ではなく、「継続する力」を育むこと。

未来を担う子どもたちへの支援は、まさに社会全体への長期的な投資であり、次世代への大切な贈り物なのだと思います。

すべては、子どもたちの輝く未来のために

誰もが安心して自分らしく生きられる社会へ。

困難な状況に置かれた子どもたちを誰一人取り残さない――。

「ばるーん」の皆さまの真摯な活動は、私たちに社会のあるべき姿を静かに問いかけてくれているように感じます。

今年も温かなお便りを届けてくださった関係者の皆さまに、心より敬意と感謝を申し上げます。

未来を担う子どもたちの笑顔が、これからも守られ、一人でも多くの子どもが希望を持って羽ばたいていけることを、心から願っています。

「社会の豊かさは、子どもたちの笑顔の数で決まるのかもしれません。」

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