田植えまであと1週間。自然栽培で育む「本物のコシヒカリ」と、心地よい丁寧な暮らし
2026/06/20
心地よい風が吹き抜ける季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私たちの田んぼでは、いよいよ田植えまであと1週間となり、静かな高揚感に包まれています。

自然の恵みと対話しながら進める米作りの風景を、少しだけお届けさせてください。

自然の力を信じて。無農薬・無肥料で育つ命の輝き

大切に育てているコシヒカリの苗は、今では高さ約20cmほどにまで成長しました。田植えの日に向けて25cmを目指し、小さな体で力強く命を育んでいます。

私たちの農園では、農薬や化学肥料に一切頼らない「自然栽培」にこだわっています。 種が本来持っている生きる力を信じ、ただ静かに見守る。だからこそ、一つひとつの成長が愛おしく、我が子のように感じられます。

朝の光に透かされて輝く、鮮やかな緑色の葉。 そのひたむきな生命のエネルギーを目の当たりにするたび、私たちの心もまた、深い癒しと満ち足りた思いで包まれるのです。「元気に育ってくれて、本当にありがとう」と、毎日そっと声をかけています。

見えない手間に宿る「本物」の価値

苗の成長と並行して、水田の準備も最終段階へと入りました。

土と水を馴染ませる「荒代かき(あらしろかき)」が完了し、現在は田んぼの周囲に「アゼナミ」を設置する作業を行っています。これは、大切な水が漏れ出ないようにするための大切な手仕事です。トラクターで周囲を深く耕し、丁寧にアゼナミを差し込んでいきます。

農業は、ただ種を蒔けば育つというものではありません。 こうした「見えないところで積み重ねる準備と手間」こそが、秋に実る極上のお米の味わいへと繋がっていくと信じています。

時間をかけるという、現代における「真の贅沢」

スピードや効率化が求められる現代社会。 だからこそ、こうして自然のペースに寄り添い、じっくりと時間をかけて「本物」を育てる営みには、計り知れない価値があると私たちは考えています。

土に触れ、風を感じ、自然と調和しながら過ごす時間は、私たちの心に本来の豊かさを取り戻してくれます。この自然栽培というサステナブルな取り組みが、皆様の健やかな体と心を支える一助となれば幸いです。

今年も、大自然の偉大な恵みに深い感謝を捧げながら、田植えの日を心待ちにしたいと思います。

自然が育む一粒一粒の命が、皆様の食卓に、小さな幸せと確かな豊かさを届けてくれますように。

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YouTube動画:時間をかける贅沢:自然栽培の米作り

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