肥料と味の関係
2025/12/07
冬の野菜は、
時間をかけて、ゆっくり育ちます。

その分、
甘みが増し、
ほんのりとした苦味が
味の輪郭をつくる。

噛むほどに、
冬らしい深さを感じる味です。

さんきちのサラダが
「えぐみが少ない」と
言われることがありますが、
特別な品種を使っているわけではありません。

大きく違うのは、
窒素肥料を使っていないこと。

窒素肥料は
野菜を早く大きく育てますが、
多すぎると
苦味やえぐみとして
感じられることもあります。

さんきちでは、
無施肥を選び、
植物のストレスや
ホルモンのバランス、
水の管理を大切にしています。

ただ、
えぐみや辛さ、アクが
悪いわけではありません。

野菜は季節ごとに
味が変わり、
その時にしかない
バランスを持っています。

人はその野菜を食べながら、
自然と季節のリズムに
身体を合わせているのかもしれません。

甘みも、苦味も、
その季節のものとして
楽しんでもらえたら嬉しいです。

この投稿をした生産者

長野県 安曇野市堀金三田3244-2

FARM SANKICH!

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