血だらけの腕で作り上げるブドウ
2026/04/26
お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)でブドウやイチゴを作っています、寺本果樹園の寺本直人と申します🧑‍🌾いつもありがとうございます!
このブログでは、寺本果樹園の『畑の日常やこだわり』、『経営のリアル』、『未来やビジョン』などのお話をしています!

今日は、「血だらけの腕で作り上げるブドウ」についてお話しさせてください。

『畑の日常とこだわりのお話』です。


【お知らせ】
寺本果樹園2026年度産のシャインマスカットご予約受付中です!
「おいしい」を追求する寺本果樹園の秋の味覚。そして、ブドウ農家歴12年、風邪をひいても腕が血だらけになってもブドウ作りの手を止めない姉ちゃんが作る、血と汗と涙の最高傑作品『シャインマスカット』。

2026年9月上旬頃お届け予定!!乞うご期待!!
※夏のシャインマスカットは後日ご案内いたします。


【目が回る寺本果樹園】
今の時期、寺本果樹園の畑はてんやわんやしています😵‍💫

どれだけてんやわんやかというと……
・今季イチゴ:収穫+葉かきや摘果などの日々の管理
・来季イチゴ:来年のための育苗(いくびょう)スタート
・秋ブドウ:発芽からの芽かき作業
・夏ブドウ:花穂整形+ジベレリン処理
・大玉トマト:定植+管理
・ミニメロン:定植+管理
・ネットメロン(アールスメロン):種まき+管理

これら各作物のお世話をしながら、さらに畑の整備やデータ関係の事務仕事も並行して行っています。
文字にするだけで頭がこんがらがりそうです🤯

この膨大な作業をどう回しているかというと、「姉ちゃんが今季のイチゴとブドウのお世話(一番ウエイトが大きくて超重要な作業)」をガッツリ担い、「僕がそれ以外の細々した作業や裏方全般」をやっています。


【姉ちゃん「今の倍あってもいけるわ〜」】
そんな作業に追われる中、姉ちゃんと何気なく交わした会話で、耳を疑う言葉が飛び出しました。

「夏ブドウは手がかからんでいいわー。今の倍あっても多分いけるわ!😆」
姉ちゃんやばすぎ。

ちなみに姉ちゃんが管理してる規模感は、
・イチゴが4,500本
・秋ブドウが56本
・夏ブドウが15本
です。
ちなみに、ブドウは最終的に約8,000房も収穫する予定です。

この物量をこなしながら、「さらに夏ブドウが増えてもいける」と平気な顔で言っちゃう姉ちゃん、控えめに言ってエグいです。

僕なんか、今のタスク量ですら「体力が追いつかん…」「やることが多すぎて頭の中がグチャグチャだ…」とヒィヒィ言っているのに😂

姉ちゃんがなぜこれをやってのけられるのか。

それは、「必ずやらなければならない所」と「手を抜いてもいい所」の見極めが異常に上手く、程よく「脱力」できているからです。

さらに、乱雑に積み上がった課題でも一つ一つ確実に処理していく解決力、そして何よりそれを実行できるだけの「体力」がある。
(たぶん、僕には見えていないすごいポイントがもっとたくさん隠されているはず!)

そんなエグい姉ちゃんは、寺本果樹園の『エンジン』です。
強靭なエンジンがあるからこそ、この農園は成り立っています🔥


【血だらけの腕で作り上げるブドウ】
しかもこのエンジン、ちょっとやそっとのトラブルじゃ絶対に止まりません。

僕がずっと鮮明に覚えていて、「あー絶対勝てないわ。真似できない」と恐怖すら覚えたエピソードがあります。

今から5〜6年前の梅雨の時期のことでした。

ブドウ栽培において一番大事で、最高級品に仕上げるための最もシビアな作業「摘粒(てきりゅう:いらない粒をハサミで落とす作業)」のド真ん中。

お昼休憩中、家の縁側の濡れた地面で姉ちゃんが足を滑らせてしまいました。

そして不運なことに、訳あってそこに置いてあったアルミ板の断面に、腕から突っ込んで転んでしまったんです。

結果、利き手である「左腕」が血だらけになり、数針を縫うほどの大怪我を負ってしまいました😨

もっと大きな大事故にならなかったのは本当に良かったんですが、時期が悪すぎました。

ブドウの命である摘粒シーズンに、よりによって利き腕を縫う怪我。
これは今年のブドウ終わったか…と、僕は狼狽えてました。

しかし、姉ちゃんはケロッとした顔でこう言ったんです。

「う〜ん、痛いしバンザイできるほど腕は上がらんけど、ブドウの位置までなら腕は上がるから摘粒できるわ😆いけるいける👍」

そして、なんと怪我をして縫ったその日のうちに、平然とブドウの摘粒作業に戻っていきました。

さすがに化け物すぎる👹😈👩‍🌾笑笑


【文字通り「血と汗と涙の結晶」】
姉ちゃんが農業を始めて12年。

体調不良で仕事を休んだのは、就農したばかりの頃の「真夏の脱水症状」と、「コロナ」「インフルエンザ」にかかった時の計3〜4日くらい(のはず?)。

あとは風邪をひこうが、腕を縫う大怪我をしようが、普通に仕事をしています。(というか、そもそも滅多に風邪すら引きません)

体が頑丈なのももちろんですが、どんな状態でも「自分のブドウを仕上げる」ためにやり続けるメンタルが、とにかくヤバすぎる。

だからこそ、あんなに綺麗でおいしいブドウに仕上がるんだなと、一番近くで見ていて痛感します。

よく「血と汗と涙の結晶」なんて言葉を使いますが、姉ちゃんの作るブドウは、文字通り「血と汗と涙の結晶」です。
……「涙」だけは嘘かも😂

これからも、姉ちゃんに負けないよう僕も必死に食らいついていこうと思います!💪


というわけで、「血だらけの腕で作り上げるブドウ」というお話でした!
季節の変わり目で体調崩しやすい時期ですので、ご自愛ください。

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最後まで読んでいただきありがとうございました👩‍🌾🧑‍🌾

この投稿をした生産者

島根県 邑智郡邑南町

寺本果樹園

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