FUJIGOMEファームの投稿一覧

今回は栽培レポートではありません。
いつも皆さんから「作ったよ」投稿を頂いているので、園主からの「作ったよ」投稿をあげてみます。
簡単な料理です。
ブロッコリーで2品作りました。

1品目
【 ブロッコリーのスパイシー焼き 】:pic1

固茹でしたブロッコリーをニンニクとスパイスで炒めました。
ポイントは塩味(えんみ)は塩だけで勝負するところ。

ブロッコリーを固茹でしておく。茹でて冷蔵庫に常備しておいてたものや生ブロッコリーで良い。

フライパンでスライスしたニンニクを油で香りが出るまで火を通す。焦がさない。

そこへブロッコリーをイン。軽く焼き色がつくまで焼いて、塩を振る。
塩は美味しいものを使いましょう。手軽なものとしてアルペンザルツを使ってます。ドイツの岩塩ですね。ザルツはドイツ語で塩のこと。
そして、たっぷりの黒こしょうと七味唐辛子で香りよくスパイシーに仕上げました。和洋折衷ですね。

味付けはシンプルで、ベーコンなども使いませんが、ブロッコリーの旨味を感じられます。不思議だけどブロッコリーから旨味が出るんですよ(一応理屈はありますが化学式も出てくるので割愛)。

2.【 豚肉と野菜の生姜炒め 】:pic2
これも簡単ですね。

食べやすく切った豚肉に片栗粉をまぶす。下味の有無はお好みで。粉をまぶすことで焼いた時に脂が出ないので脂っぽくならずカリッと仕上がる。

タマネギは厚めのスライス、ニンジンは皮付きのまま乱切り。それと固茹でブロッコリー(生でも良いが炒めるタイミングに注意)。

調味料づくり。すりおろしショウガをたっぷり、しょう油大さじ2、みりん大さじ1、酒大さじ1、気が向いたので今回はオイスターソースを大さじ1入れた。

フライパンでタマネギ、ニンジンを軽く炒めたら円を作るように端に寄せ(手間じゃなければ皿へ移す)、中央に豚肉を入れ両面に焼き色を付ける。ブロッコリーを入れて軽く炒めたら、③を回しかけて完成。

最初は生姜焼きを作る予定でしたが、うちの野菜を入れたほうが美味しいと思い少し方向転換。ショウガとしょう油、オイスターソースが入った時点で間違いないです。

ブロッコリーを固茹でで使うか、生で使うか、それとボリュームと調味料の量は臨機応変で!

ちなみに料理と写真が趣味の園主です。
料理写真は今回スマホで適当に撮りましたが、手軽によく撮れる場所が壁のあるコンロの上です(壁がないオープンキッチンを除く)。キッチンや換気扇のライトが奥や脇の壁に反射して、光がお皿全体に回るんですよね。
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こんにちは、FUJIGOMEファームの園主です。

寒波が凄いですね。
これほど強烈なのに、この地まで雪雲が届きません。気候変動の影響でしょうか。ここ数年は降雪地帯との境界になっています。
・pic_1 県庁から見た赤城山方面
雲ですっぽり覆われているのが降雪地帯です。境界のようにくっきりでしょ。FUJIGOMEから車で北へ15分ほど走れば雪景色。


・pic_2 晴れるとこんな感じ
そういえば赤城山の大沼周辺の旧スキー場跡をスノーピークがキャンプ場に開発し、ケーブルカー跡山頂駅を「ほぼ日」が何かするみたいですね。最小限の開発で楽しみが増えれば良いなと思っています。
追伸 ゴミは必ず持ち帰りましょう。

で、この地は降雪というよりも、風で飛んでくる雪(「ふっこし」と呼ぶ)で雪景色になることが多いです。
でも降る時は降る。
・pic_3 雪を被ったブロッコリー
2月9日の畑です。

今朝もふっこしでうっすらと雪化粧していました。畑のブロッコリーたちは安定の凍結です。今日もそのまま収穫しました。

■発送と予約販売の再販について
さて、現在ご予約を頂いているブロッコリーは、概ね来週末までには発送できそうです。

ピーク時の予約数を見ると、嬉しい反面、プレッシャーでハゲそうになりましたが、その数が落ち着いてきました。

いつも「再販はじめました」とブログでお知らせする前に販売を開始していますが、ブログをアップする前に売り切れてしまい、毎回お知らせが不発に終わっています。
そこで今回は先に予告しておきます。

連休中になると思いますが、予約販売の再販を予定しています。
今回の発送は2月下旬から3月中旬頃になりそうです。
数はあまり多くありません。
再販はこれを含めて残り2回でしょうか。
今シーズンはたくさん購入して貰えているので嬉しいです。

それにしても、商品案内のところで注意事項が増えすぎて、もはや商品説明じゃなくなってきましたね。
大切なことではあるけれど、クリック&ポップアップで表示させるとか、もう少しスマートな方法はないものか……。
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2月の寒さは厳しいですね。
FUJIGOMEではブロッコリーを基本的に朝に収穫しています。
これまでのblogでも紹介してきましたが、この時期はブロッコリーが寒さで畑で凍っていることがほとんどです。お昼まで待っても軸の芯が凍っていることもあります。
朝、凍っていてもその状態で収穫し、凍ったまま梱包して発送することも珍しくありません。

そのような場合、通常、配送中に自然解凍されますが、今回の寒波の影響で、常温便でも凍ったまま届くケースがあるようです。

この点について、お客様への説明が十分でなかったことに気づきました。
「FUJIGOMEから凍った状態で届くブロッコリーは良いものなのか、悪いものなのか」という判断をお客様に委ねてしまっていたのです。

野菜を育てたことのない友人に聞いてみました。、
「注文したブロッコリーが凍った状態で届いたら、どう思う?」
「なぜ凍っているのか、どう扱えばいいのかわからない」
「冷凍ブロッコリーなのか?冷凍庫に入れるべきなのか?」
といった声がありました。

確かに、その説明を事前にお伝えしていませんでした。
では、凍った状態で届いた場合、どうすれば良いのか。

結論としては、凍っていた場合でも通常のブロッコリーと同じように扱っていただいて問題ありません。

【保管方法】
①1つずつ新聞紙で包み(おすすめ)、ビニール袋に入れて冷蔵庫へ。
②冷蔵庫に入りきらない場合は、段ボールなどに入れて寒い場所で保管。
③常温で解凍を試してみる。

凍った状態のブロッコリーを見ると「冷凍食品」と思われる場合もあるかもしれませんが、意図的に冷凍保存したものではないのでまったくの別物です。

畑で凍ったブロッコリーは細胞膜がほぼ傷んでいないため、解凍後も水っぽくならず、花蕾(からい)もしっかりしています。

実は、生産者や仲介業者の中にはブロッコリーの鮮度を保つために、発泡スチロールに氷を敷き詰め、その中にブロッコリーを入れて運搬することがあります。畑で凍った状態で収穫しているかは分かりません。
FUJIGOMEでは、収穫後すぐにお客様へ直送できるため、ましてやブロッコリー自身が畑でキンキンに冷えているため、こうしたコストなどをかけずとも新鮮な状態でお届けできるのです。

商品ページでは細かい説明が難しいため、今回あえて詳しくお伝えしてみました。
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20240201記

こんにちは!
FUJIGOMEファームです。

ブロッコリーの収穫がようやくまとまってきました。出荷も順調に進んでいます。

先ほど、1月19日までにご予約いただいた皆さまに、発送予定期間を個別でご案内しました。
例:発送予定期間 2月2日(日)~2月11日(火)

1月20日・21日にご予約いただいた皆さまへは、今週中に同様の連絡をお送りできる見込みです。もうしばらくお待ちください。
注意)発送日・時間についての返答質問は、ここのコメントではなく必ず個別の連絡フォームをお使いください(生産者が連絡した後に利用できます)。

また、2月下旬までに収穫できるブロッコリーを確認できましたので、予約再販(2月中旬~下旬発送)を予定しています。

さて、ブロッコリーについてよく聞かれる質問を2点ご紹介します。

① 茎葉の表面を覆う白いのは農薬?
📷 pic_1:葉の表面が白っぽく見える
違います!農薬じゃないのですよ!
白い部分は「ブルーム」と呼ばれる植物自身が作り出すクチクラ層の一部で、ワックス(ロウ)のような役割を果たしています。
これにより、水分の蒸散を防ぎ、乾燥した空気の中でも保水できるのです。これ、ほんと重要。

② 軸の中心にスがあるのは品質が悪い?
📷 pic_2:軸の中心にできたスのようなもの
品質に問題はありません!
市場にも普通に出荷されています。これは「空洞症」と呼ばれる生理現象で、乾燥や寒さの影響で発生します。FUJIGOMEの畑でも毎年1月下旬頃から見られるようになります。

今回は以上です。
園主

インフルとか流行ってるらしいのでお気をつけください。ちなみに園主は、某コロナにも、某インフルにも、風邪にも無縁です。でも調子に乗らないようにせねば。
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先日、ブロッコリーの栽培状況についてお知らせしました。現在、多くのユーザーさんに発送をお待ち頂いている状況ですので、今回はもう少し詳しくご紹介します。

■発送をお待ち頂いている理由
まず、発送をお待ち頂ければならないのは、ブロッコリーの生長が遅くバラつきがあるためです。その大きな理由を挙げると
①真冬の寒さ
②降雨の少なさ
③品種の切り替わり
以上の3つです。

「①真冬の寒さ」については、植物の生長には、気温の積算に関係すると以前のブログで紹介しました。

「②降雨の少なさ」ですが、12/1~1/20までの降水量は6mm、一晩の雨で時間にして約3時間……植物は土の中の養分を水と一緒に吸うため土壌水分が少ないと生長が進みません。雨が少ないと、病気になりにくいという利点はありますけどね。

③品種の切り替わり
ブロッコリーには、多くの品種(種類)があり、それぞれに見た目や栽培日数などの違いがあります。現在、FUJIGOMEの畑では、栽培日数の異なる品種の切り替え時期に入っています。

100日で収穫できる品種(仮)がそろそろ終わり、次に105日で収穫できる品種(仮)が少しずつ収穫の時期を迎えています。切り替わった品種の収穫が今週末くらいから増える予定です。

なお、仮に同じ品種のブロッコリーを1000株一斉に植えたとしても、真冬の時期は成長速度にばらつきが出るため、収穫が一度に完了することはありません。すべて収穫を終えるまでに、1カ月以上掛かります。
・pic_1 ブロッコリーの生長速度の差について
↑簡易資料を作ってみた

■畑のブロッコリーの現状と収穫について
 本来、収穫が始まっていない畑の奥には不用意に入らないほうが良いのですが、隙間を縫うように中へ入ってみたところ、予想以上にブロッコリーが生長していました。現在、花蕾(からい)の直径が8~10cmほどになっているものが多くあります。子どもの握りこぶしくらいの大きさです。
 8~10cmくらいのサイズは、最近では量販店や小売店でのトレンドサイズとも言えますね。地元の量販店では現在330円くらいです。
・pic_2:直径約10cmのブロッコリー

生産者としては、このミニサイズの出荷は非常に効率的です。小さく軽いため収穫が楽で、畑に置く時間が短いので病害虫や天候被害のリスクも少なく、卸価格も高めです。ただ、消費者目線で見ると「サイズと質、価格のバランス」に疑問を感じます。

さらに成長が進んでいるものもあります。11cmクラスでしょうか。これくらいになると規格が一つ上になります。
・pic_3:直径11cmのブロッコリー

11cmならお店で見かけても満足いくサイズに見えるかもしれません。
FUJIGOME独自の基準では、もう少し生長させています。その大きさまで育てることで、価格とのバランスを狙います。
・pic_4:1月22日出荷のブロッコリー
ファビュラスな感じですね。梱包の都合で多少の差は出ます。

ということで、厳寒期の今、予約販売とさせて頂き、出荷までのお時間を頂いております。

仕上がりは全体的に良いと思います。どうです?
引き続き、「届いたよ」などの投稿もお待ちしております。
文章を書くことが好きな園主は、コメントを返したくてウズウズしています。

■1月23日の収穫時のようす
・pic_5:凍って葉が垂れています
ちなみに風があると凍りません。リンゴ狩りなどに行くと、畑の周りに扇風機が付いた電柱が立っていますが、あれは霜よけです。
・pic_6:葉についた霜の結晶

それから、今は3種類のブロッコリーを収穫しています。茎の太さや花蕾のドームの形に違いがあるのですが、茎の太さはプロじゃなくても分かるほど違います。
・pic_7:茎の比較
1月23日発送の箱には1つは太い茎のブロッコリーが入っています。もし分かったら味比べなどしても面白いかもしれません。今のところ収穫したものはすべて出荷に回しているので、園主は比較が出来ていませんが。

以上、今回のレポートでした。
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