久保和行商会の投稿一覧

ご注文いただいたタラの葉は朝早く日が昇りきる前か夕方遅くに収穫しております

朝どりですと朝露で畑全体がまぁまぁびしゃびしゃです(^_^;)

寒暖差がすさまじいので良い物が出来るのは良い事ですが

出荷には色々な苦労があります

無農薬なので虫がいる事は勿論ですが商品のクオリティを維持するためには朝露も結構厄介な物

届いた時に出来るだけ長く食べてもらえるように丁寧に水気をとります

2枚目は本社前(広島)のタラノ木です。

すごいアブラムシがついています・・・

ですが本来はこれが当たり前の姿で通常は葉の部分はこういう事になるので

そうそう出荷できません。

宮崎の畑は防虫もしていないのに虫がつかないのです。

それはハサミムシだったりテントウムシだったり益虫が畑の中で頑張ってくれているからです。

一般的な水耕栽培も葉が出ないのでもちろん葉は収穫できません。

葉なのであまり有難みを感じないかもしれませんが

実は物凄く稀有なものだったりします。

実際はタラの芽より食べやすくていいものと思うんですけどね。

現地のスタッフによるとこうして出荷できるのも来週いっぱいくらいだそうです。

そしたら来年の春まではまた山菜の準備が始まります

3月から6月までと期間の短い商売ですのでブログも毎日更新するように心がけております(笑)
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今現在タラの芽関連1本の状態になっていますが

じつはこれだけ商品開発をしております

① ギョウジャニンニク

2年目に突入し順調に株を増やしています
食べたい気持ちをグッとこらえて・・(笑)

② オオナルコユリ

美しい山菜で根っこは黄精(オウセイ)という名前で有名な漢方薬になる植物です ※ ユンケ〇に入ってます

アマドコロと近く根に近付くにつれ甘い味わいです。アスパラのような感じですかね。あ、スナップエンドウにも近いかもしれません。
超高級山菜です

③ コシアブラ

なんとコシアブラをタラノ木に接木して栽培に着手しております
昨年度の苗は驚きの成長をしたせいか台風でぽきっと・・・( ノД`)シクシク…
出荷時期のコントロールが難しく量も取れないので時期初めはとんでもない高騰する山菜です。安定供給を目指してやっております

④ こごみ

ポピュラーな山菜ですね。ゼンマイのような見た目ですが全く癖が無い物でさっとゆでてマヨネーズで和えたり僕はポトフに入れても美味しいなと思います。新しい畑を借りましたので今年植え替えをして来年の春にはラインナップに加えれたらいいなと思います

⑤ ウコギ

こちらはあの鬼滅の刃のチュン太郎でおなじみのウコギです
生垣に使用できる食料として米沢ではポピュラーに食されていますが全国的にはまだまだ。

かなり鮮烈な香りがしますので刻んでウコギ飯や天ぷらなんかにするのをお勧めします。

こちらは来年の春には出荷可能になります。

あと聞いたこと無いよ!

という アカミズやモミジガサ、イワタバコetc・・・

もうマニアックな山菜にも手を出して日本最大の山菜の製造販売を目指しております。

ほかにマーガオやラムソン(クマニンニク)なんかの希少種の栽培にも着手しております。

※マーガオは本場台湾でもあまり栽培例が無いらしい・・・

現在タラの葉だけしかお届けするものが無くご不便をおかけしております

いずれ製造がおいつけばお試しをちょっと入れてみるとか

もしくは合わせ技で出すとか色々選択肢が広がって来ると思います。
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タラの芽の

今年の収穫風景をお見せします!

僕は自分のお店と飲食店、自身のFacebookそしてラインのタイムラインにInstagram。

毎日それだけ更新していますが一番やりがいがあるのがこちらの食べチョクさんのブログです。

新しい商品を開発中!とかまだ伝えたい事が沢山ありますが小出しにしていきます。

今年は収穫2年目。だいたい40kg位の収穫をしましたがそのうち実売に至ったのはわずかな量でした

営業に回っても、青果店に送りで味を聞いてもらっても

「出すところが無い」

そういう状況であったので盛大にプロモーションにつかって

これ使って元気出してください!と和食のお店に配って回ったりしたもんです。

まぁ寂しい話はそれくらいにして、みて下さい

僕の掌のタラの芽。 あれで40gくらいあります。

スーパーに置いてある水耕栽培のタラの芽はおおよそ1パックで50g

それを思うといかにうちの農場のが巨大かわかります。

山菜のお店を見ていると大きい物ほど値段が安かったりしますが

僕は大きいものほど価値が上がると思っています

目指せアーティーチョーク!

とまでは行きませんが何故大きいのを目指すかというと

うちのタラの芽を来年の春!買ってもらったらわかります!

というのは冗談で

うちのタラの芽はかなり緑が綺麗なので和食店では水煮にしたり和え物で使っているそうです。

大きければ大きいほど、表に見えない部分の成長点の面積が大きくなります

そこは真っ白なんですよね。

手のひらサイズのタラの芽なんて過熱して四つ切にして椀物とくに春は鯛なんかに添えるともう!めっちゃ綺麗!

あとお伝えしたいのが生育環境

写真2を見て下さい。

野に生えるものと違って畑に植え、選定をし、草刈りをし、栄養が隅々までいきわたるように手を加えています

写真3を見てもらうとあのタラの芽の高さですがなんと3M超え・・・

収穫するのはマジで大変です。

1枚目の手袋の指先がほんのり赤いのですがあれは実は血でして(^_^;)

弓なりにして切るのはめっちゃ危険を伴います。

そして5枚目の写真を見て下さい。

野兎の糞です。

電気柵をつけてもちっちゃいのは入って来ます。

まだシカは頑張って越えてきたりしますけど・・・

うさぎ、鹿、イノシシ、アナグマ、キジ

みんなとっても美味しい・・じゃなくてそれだけ自然が豊かな感じです。

そして4枚目の写真は今年の出荷が終わった後に

お客さんにお出しできない部分を集めたところを酢味噌あえにして一杯やった所です。

天ぷらもいいですけどますや味噌のからし酢味噌あえが最高です

天然の物は産毛があるのでくちのなかに触りますがうちのは毛がなくてつるつるなんですよ。トゲもありません

※ たまにとげが出てきたら僕がそれは食べてます

長々と書きましたがこうやって出来るだけ情報を出していって

どういう感じの所なのかな?とか気になった時に少しでもそのハードルが下がれば幸いです。
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この投稿をした生産者

広島県 広島市佐伯区八幡東

久保和行商会