とんがり▲まさひろ林檎園の投稿一覧
2025/8/7(木) 青森朝日放送株式会社(スーパーJチャンネルあおもり)
こちらでも確認ができます(スーパーJチャンネルあおもりのページです)。
https://www.aba-net.com/news/news-155354.html
以下、放送内容です。
“1個100万円のリンゴ” を販売したい 高品質なリンゴ作りへの思い
2025年「1個100万円のリンゴを販売する」と大きな目標を明言し、リンゴ作りをしている生産者が弘前市にいます。その思いとは。
【まさひろ林檎園 工藤昌弘社長】
「農家の手取りを増やしたいし、もっとリンゴの価値を高めたい、もっとおいしい物を高品質な物をお客さんに届けたいということで、新たに100万円というリンゴを作るのに挑戦しようと思いました」
こう話すのは、弘前市前坂にある「まさひろ林檎園」工藤昌弘社長です。
従業員たち14人で30の品種およそ1万本のリンゴの木を育てていて、その中から木を厳選し高品質なリンゴ作りを進めています。
始めに取り組んでいるのは、リンゴの木の土壌改良。何も手を付けていない土に金属の棒を刺し込んだところ、棒は20センチも刺さりませんでしたが―。
【まさひろ林檎園 工藤昌弘社長】
「ホタテの残さ堆肥や菌をまいて土を作っているところなんですけど、そこに刺してみるとこう入っていき1m近く、60~70cmくらい入ってくとそれだけ土が軟らかくなっているという」
土にホタテの残さ堆肥のほか、酵母菌などを加え、その働きにより、土が軟らかくなり、木がたくさんの栄養分を吸いやすい状態にするということです。
また、葉には酢酸を散布します。これにより、光合成が良く進み、木がいきいきするそうです。
将来に向けた取り組みとして、自ら苗木作りもしています。高品質なリンゴを作るには、最初の苗木から育てることが肝心だと考えているからです。
そのほか、生育状況のデータを収集するなど細かくデータを管理し、最上級のリンゴを作る考えです。
【まさひろ林檎園 工藤昌弘社長】
「形・味・糖度すべてにおいて、一番の物を作るのが前提なんですが、これが目標なんですけども、それに近い物を皆で協力してできればと思っています」
リンゴを収穫するのは、10月から11月。
果たして1個100万円のリンゴができるのか、工藤さんたちのたゆまぬ努力にかかっています。
こちらでも確認ができます(スーパーJチャンネルあおもりのページです)。
https://www.aba-net.com/news/news-155354.html
以下、放送内容です。
“1個100万円のリンゴ” を販売したい 高品質なリンゴ作りへの思い
2025年「1個100万円のリンゴを販売する」と大きな目標を明言し、リンゴ作りをしている生産者が弘前市にいます。その思いとは。
【まさひろ林檎園 工藤昌弘社長】
「農家の手取りを増やしたいし、もっとリンゴの価値を高めたい、もっとおいしい物を高品質な物をお客さんに届けたいということで、新たに100万円というリンゴを作るのに挑戦しようと思いました」
こう話すのは、弘前市前坂にある「まさひろ林檎園」工藤昌弘社長です。
従業員たち14人で30の品種およそ1万本のリンゴの木を育てていて、その中から木を厳選し高品質なリンゴ作りを進めています。
始めに取り組んでいるのは、リンゴの木の土壌改良。何も手を付けていない土に金属の棒を刺し込んだところ、棒は20センチも刺さりませんでしたが―。
【まさひろ林檎園 工藤昌弘社長】
「ホタテの残さ堆肥や菌をまいて土を作っているところなんですけど、そこに刺してみるとこう入っていき1m近く、60~70cmくらい入ってくとそれだけ土が軟らかくなっているという」
土にホタテの残さ堆肥のほか、酵母菌などを加え、その働きにより、土が軟らかくなり、木がたくさんの栄養分を吸いやすい状態にするということです。
また、葉には酢酸を散布します。これにより、光合成が良く進み、木がいきいきするそうです。
将来に向けた取り組みとして、自ら苗木作りもしています。高品質なリンゴを作るには、最初の苗木から育てることが肝心だと考えているからです。
そのほか、生育状況のデータを収集するなど細かくデータを管理し、最上級のリンゴを作る考えです。
【まさひろ林檎園 工藤昌弘社長】
「形・味・糖度すべてにおいて、一番の物を作るのが前提なんですが、これが目標なんですけども、それに近い物を皆で協力してできればと思っています」
リンゴを収穫するのは、10月から11月。
果たして1個100万円のリンゴができるのか、工藤さんたちのたゆまぬ努力にかかっています。
2025/8/1 金曜日 陸奥新報(青森県の新聞社)
こちらでも確認ができます(陸奥新報社のページです)。
https://mutsushimpo.com/news/vps7nc5f/
以下、記事内容です。
1個100万円のリンゴ、弘前の農園が挑戦
青森県弘前市前坂のまさひろ林檎園は今年新たに「1個100万円」のリンゴ販売に乗り出す。同農園は農薬使用を最小限に抑えたこだわりのリンゴ栽培を行っており、その中でほんの一握りの究極のリンゴをえりすぐる。工藤昌弘代表(57)は「リンゴの価格は流通の値段に合わせて決まってしまうが、本来はさらにずば抜けていいものがある。挑戦ではあるが、もっとリンゴの価値を上げたい」と新たな一手に出る。
同農園は90年近い歴史を持ち工藤代表は3代目。2013年に法人化した。園地は現在、東京ドーム2個分の約10ヘクタールで、近年の災害多発を考慮し市内11カ所にリスク分散して経営。「ふじ」や「トキ」をはじめ、蜜が多く首都圏などで人気の「こうとく」など希少品種も含め約20品種を栽培、アルバイトも含め社員14人が栽培に精を出している。
リンゴ作りには多くの人手が必要だが、同農園は〝特別栽培並み〟に農薬利用を抑えているため手間暇は膨大。それでも安心でおいしいリンゴ作りへ挑戦を続け、今は土壌作りでは野菜で効果が実証されているというホタテ残さに納豆菌、酵母菌を加えたものを試験的に活用すなど、こだわりは園地の随所に見られる。
想像を超えた手間暇をかけて作られたリンゴたち。「1個100万円」のリンゴはその全ての中から、大きさ、形、味など究極のものだけをクレジットカードのランクになぞらえ「ブラックリンゴ」として10セットを用意、続くプラチナは3個で88万8888円(30セット)、ゴールドは5個で30万円(50セット)=いずれも税抜き価格=。
今回の背景には、横並びではなく「稼げる農業」をどんどん目指すべきという思いがある。工藤代表が農園を継いだのはリンゴ価格が原箱(20キロ)2000円台にまで落ち込んだ時代で「とても生活できる状況ではなかった」。工夫を凝らし、20年からは先駆的にインターネット販売にも着手。こだわりのリンゴ作りと併せ、10年をかけてネット販売一本にシフトし、今では7割がリピーターだ。
「リンゴ栽培をもっと面白く、若い人にとってもっと魅力あるものに」。弘前市が誇るリンゴを次世代へとつないでいきたい考えだ。
予約、問い合わせは、同農園ホームページから。
こちらでも確認ができます(陸奥新報社のページです)。
https://mutsushimpo.com/news/vps7nc5f/
以下、記事内容です。
1個100万円のリンゴ、弘前の農園が挑戦
青森県弘前市前坂のまさひろ林檎園は今年新たに「1個100万円」のリンゴ販売に乗り出す。同農園は農薬使用を最小限に抑えたこだわりのリンゴ栽培を行っており、その中でほんの一握りの究極のリンゴをえりすぐる。工藤昌弘代表(57)は「リンゴの価格は流通の値段に合わせて決まってしまうが、本来はさらにずば抜けていいものがある。挑戦ではあるが、もっとリンゴの価値を上げたい」と新たな一手に出る。
同農園は90年近い歴史を持ち工藤代表は3代目。2013年に法人化した。園地は現在、東京ドーム2個分の約10ヘクタールで、近年の災害多発を考慮し市内11カ所にリスク分散して経営。「ふじ」や「トキ」をはじめ、蜜が多く首都圏などで人気の「こうとく」など希少品種も含め約20品種を栽培、アルバイトも含め社員14人が栽培に精を出している。
リンゴ作りには多くの人手が必要だが、同農園は〝特別栽培並み〟に農薬利用を抑えているため手間暇は膨大。それでも安心でおいしいリンゴ作りへ挑戦を続け、今は土壌作りでは野菜で効果が実証されているというホタテ残さに納豆菌、酵母菌を加えたものを試験的に活用すなど、こだわりは園地の随所に見られる。
想像を超えた手間暇をかけて作られたリンゴたち。「1個100万円」のリンゴはその全ての中から、大きさ、形、味など究極のものだけをクレジットカードのランクになぞらえ「ブラックリンゴ」として10セットを用意、続くプラチナは3個で88万8888円(30セット)、ゴールドは5個で30万円(50セット)=いずれも税抜き価格=。
今回の背景には、横並びではなく「稼げる農業」をどんどん目指すべきという思いがある。工藤代表が農園を継いだのはリンゴ価格が原箱(20キロ)2000円台にまで落ち込んだ時代で「とても生活できる状況ではなかった」。工夫を凝らし、20年からは先駆的にインターネット販売にも着手。こだわりのリンゴ作りと併せ、10年をかけてネット販売一本にシフトし、今では7割がリピーターだ。
「リンゴ栽培をもっと面白く、若い人にとってもっと魅力あるものに」。弘前市が誇るリンゴを次世代へとつないでいきたい考えだ。
予約、問い合わせは、同農園ホームページから。
この投稿をした生産者
青森県 弘前市