中小企業診断士協会 6次産業化プロデューサー講座 視察受入のご報告
2026/02/07
中小企業診断士協会が企画する「6次産業化プロデューサー講座」の一環として、「農業実習」をテーマにした講習の場に、陽だまりファームを視察先としてお選びいただきました。当日は受講生14名の方にお越しいただきました。

陽だまりファームの打ち合わせスペースでは全員が入れなかったため、急きょ倉庫を会場として講習を実施しました。限られた設備ではありましたが、現場の雰囲気を感じていただきながら進めることができました。

ここで、今回の講座名にもなっている「食の6次産業化プロデューサー」について、少し補足しておきたいと思います。

食の6次産業化プロデューサーとは、農林漁業者や食品事業者が取り組む6次産業化を、現場と経営の両面から支援・推進していく役割を担う人材です。生産だけでなく、加工、流通、販売までを一体として捉え、事業として継続できる仕組みを考えることが求められます。

農業や食品の現場理解に加え、経営、マーケティング、コスト管理、人材確保、物流、品質管理など、幅広い視点が必要になります。理想論ではなく、実際の制約や課題を踏まえながら、「どうすれば成り立つのか」「どうすれば続けていけるのか」を考え、関係者とともに形にしていくことが、6次産業化プロデューサーの大切な役割です。

今回の講習では、陽だまりファームがこれまで取り組んできた6次産業化の事例を紹介しながら、農業経営における課題についてお話ししました。テーマは、人手不足、物流コストの上昇、品質管理など、日々の現場で直面している現実的な課題です。数字や理論だけでは見えにくい、現場ならではの悩みや判断について、実体験をもとにお伝えしました。

講習の後半では、ブラッドオレンジの収穫体験を行っていただく予定でしたが、途中から雨が降り出してしまい、残念ながら途中で中止となりました。短い時間ではありましたが、実際の圃場に立ち、作業の一端を体感していただけたのではないかと思います。

限られた時間の中でも多くの質問をいただき、活発な意見交換の場となりました。すべてのご質問に十分お応えできたか不安もありましたが、終了後、当日に事務局の方から連絡が届き、受講生の方から「非常に参考になった」との声があったと伺いました。現場の取り組みや課題を共有できたことを嬉しく思っています。

陽だまりファームでは、今回のような視察や講習、意見交換の機会を通じて、農業の現場での実践や課題を伝えることも大切な役割のひとつだと考えています。今後も、学びの場として必要とされる際には、できる範囲で協力していきたいと思います。

この投稿をした生産者

静岡県 浜松市浜名区三ヶ日町

陽だまりファーム

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