【かたちにこだわらない、おいしさ。】訳あり・規格外柑橘

2025/09/04 更新

猛暑や暖冬をはじめとする近年の気候変動と、それによる害虫被害の拡大を受け、市場に流通できなくなってしまった「訳あり・規格外柑橘」
味は変わらないものもあるにもかかわらず、見た目の悪さやサイズの基準を満たさないことを理由に市場に流せず、さらに加工品にも適さない場合は破棄されてしまうのが現状です。

今回は、近年「訳あり・規格外柑橘」が増えている背景や“かたちにこだわらない、おいしさ。”を楽しめる販売中の「訳あり・規格外柑橘」特集、「訳あり・規格外柑橘」の活用方法などをご紹介します。

「訳あり・規格外柑橘」ができる背景

気候変動による不作・生育不良

猛暑や雨量の少なさの影響により、果皮の温度が上がりすぎて日焼けが多発します。
さらに水分供給が追いつかず、実が硬くなったり落果してしまうことも。
日焼けや傷が残ってしまった果実や、規格・サイズを満たさなかった果実は見た目が悪いことを理由に訳あり・規格外になってしまいます。

小さな日焼けや傷は果実が小さい段階ではあまり目立ちませんが、果実が成長するとともに傷もそのまま大きくなるので見た目に影響を及ぼします。
また、完熟した果実は収穫前に雨が降ると表面が陥没・褐変してしまうため、味の良さにかかわらず規格外として扱われてしまいます。

栽培期間中、農薬・化学肥料を使わずに生産する特性

農薬を使わずに作物を育てることで、環境への負荷を減らすことができる一方、害虫や病気による被害の影響を受けやすくなります。

害虫が木に寄生すると新芽の成長が阻害されたり、葉の光合成が妨げられて柑橘の生育不良を引き起こします。
特に近年の気候変動や周辺環境の影響で大量発生したカメムシは、柑橘類にも多大な被害をもたらしました。カメムシに水分を吸われた幼果は落果したり規格品と比べて甘みが不足してしまうことから、市場に出荷できる数が減り、柑橘農家には大きな損失となっています。

販売中の「訳あり・規格外柑橘」


さまざまな環境の影響を受けて、おいしく食べられるのに市場に流通できなくなってしまった「訳あり・規格外柑橘」。
見た目は規格品と異なりますが、日々変化する厳しい天候の中で生産者さんが農薬や化学肥料の使用量を削減したり、手間暇をかけて栽培した柑橘を集めました。

“かたちにこだわらない、おいしさ。”を楽しんでみませんか?

『訳あり・規格外柑橘』を探す >

「訳あり・規格外柑橘」の活用方法

訳あり・規格外品は果皮の傷により傷みの進行が早いものも…
せっかく届いた柑橘を全ておいしく食べきるための活用方法をご紹介します!

みかんポン酢

1.煮沸消毒したビンに好みの柑橘を絞った果汁100ml(みかんなら1個半程度)と醤油100ml、煮切ったみりん大さじ2杯を入れて混ぜます。
2.かつお節5gと昆布5cm角1枚を浸して蓋を閉めます。
3.冷蔵庫で1日以上寝かせ、濾して使います。
※甘みが強い場合はみりんを減らしたり、レモン果汁を加えて調節してください。

<参考:食べチョク&more>

他にも柑橘の味わいをダイレクトに楽しめる果汁をたっぷり絞ったフレッシュジュースや、長い期間保存可能な冷凍みかんもオススメ!

ぜひさまざまな方法で、規格外柑橘を満喫してみてください♪

関連する特集

近年の気候変動や害虫被害など、多くの要因が重なり合い、全国的に不作に陥っているみかんなどの柑橘類。

愛媛県でみかんを中心に柑橘を栽培している「えひめ 二宮果樹園」の二宮さんに、今年の栽培現場で起こっていること、そして今後に向けての想いを伺いました。

記事を読む >

最新のみかん・柑橘類の特集記事

【愛媛が誇る"超人気"柑橘】「まどんな」を大特集!ぷるぷる果肉にやみつき必至!

【愛媛が誇る"超人気"柑橘】「まどんな」を大特集!ぷるぷる果肉にやみつき必至!

柑橘の王国 愛媛県からのみ出荷される品種、「まどんな」をご存じですか?ゼリーのようなプルプル食感と甘い果肉にとりこになる人が多く、食べチョクでは毎年リピートが続出する大人気フルーツです。12月が旬の「まどんな」ですが、10月初旬から多くのご予約をいただいております!シーズンは一瞬。絶対に食べ逃したくない、人気沸騰中の「まどんな」の秘密をご紹介します。販売中のまどんなを見る「まどんな」ってどんな品種?「まどんな」の正式名称は「愛媛果試第28号」。愛媛県でしか栽培が認められていない、愛媛県のオ...

2023/10/13 公開

柑橘王国の愛媛から新たにスイートな姫が誕生!『紅プリンセス』

柑橘王国の愛媛から新たにスイートな姫が誕生!『紅プリンセス』

柑橘の生産量も品種量も日本一!柑橘王国である愛媛県からこの春『紅プリンセス』が登場。食べチョクの柑橘のなかでも人気のトップをあらそう「まどんな」と「甘平」を掛け合わせてできた新品種『紅プリンセス』。それぞれの特徴を良いとこどりした、美味しさ2倍の極上柑橘です!2025年3月から本格的に販売がスタートします。プレミアムな柑橘好きさんには絶対に見逃せない!新たな柑橘の姫を今回はご紹介します。食べチョクに出品されているのは「紅プリンセス」と同品種の「プリンセス」。品種は同じなので、ぜひ「プリンセ...

2025/02/05 公開

※販売終了しました※不知火、甘平、せとかを順番にお届け!「旬の柑橘フルコース便」

※販売終了しました※不知火、甘平、せとかを順番にお届け!「旬の柑橘フルコース便」

※こちらの商品は2026年1月8日(木)、販売終了しました※食べチョク厳選!旬の高級柑橘3種の食べ比べ便をご用意いたしました。不知火、甘平、せとかの大人気柑橘リレーで、地域や品種ごとの個性をじっくり味わえるのが魅力。ひとつひとつ大切に育てられた柑橘を、産地から直送でお届けします。昨年も大変なご好評をいただき、最終的に完売となった人気企画です!今年も数量限定のため、ご注文はお早めに!【目次】 旬の食べ比べ便ってどんなサービス? 旬の柑橘フルコース便とは? お届けする3種類の柑橘 こんな方に...

2025/09/29 公開

みかん・柑橘類の特集記事をもっとみる

食べチョクおすすめ

みかん・柑橘類の選び方

詳しくはこちら

最新のおすすめ特集記事

いちごあまりん直売所ガイド|完熟の大玉を確実に手に入れる方法

いちごあまりん直売所ガイド|完熟の大玉を確実に手に入れる方法

埼玉県が誇るプレミアムいちご「あまりん」。その完熟した大玉を求めて直売所を巡るドライブは、本物志向の方にとって至福の休日になるはずです。しかし、あまりんは圧倒的な甘さと希少性から「幻のいちご」とも呼ばれ、午前中に完売することも珍しくありません。せっかく遠出したのに買えなかった、という失敗を避けるには事前の情報収集が不可欠です。本記事では完熟の大玉を確実に手に入れるための予約術や、失敗しない農園選びのコツを徹底解説します。最高鮮度の濃厚な甘さを堪能するための、賢いお買い物ガイドをぜひお役立て...

2026/03/19 公開

いちご直売所の探し方ガイド!週末のお出かけで失敗しない農園選び

いちご直売所の探し方ガイド!週末のお出かけで失敗しない農園選び

「せっかくの週末、スーパーでは絶対に出会えない最高に甘いいちごを食べてみたい」そう思ったことはありませんか?産地のいちご直売所に並ぶのは、実が最も熟した瞬間に収穫された「樹上完熟」の朝採れ品。一口かじれば、滴るほどの果汁と、部屋中に広がるような芳醇な香りに驚かされるはずです。希少品種の「あまりん」などに出会えるのも、産地を直接訪れる醍醐味です。この記事では、人気すぎてすぐに完売してしまう希少品種を「確実に手に入れるためのSNS活用術」や「失敗しない訪問前のチェックリスト」をプロの視点で網羅...

2026/03/19 公開

いちごの洗い方は?農薬の不安を解消し栄養を守る洗浄ルール

いちごの洗い方は?農薬の不安を解消し栄養を守る洗浄ルール

甘酸っぱくて美味しい旬の味、いちご。実は洗い方ひとつで、家族の健康を守りながらその美味しさを何倍にも引き出せることをご存知でしょうか。いちごは皮を剥かずにそのまま食べるため、残留農薬や汚れへの不安を感じる方も多いはず。しかし、プロ推奨の手順さえ守れば、大切な栄養と甘みを逃さず、安心・安全に楽しむことができます。もし間違った方法で洗ってしまうと、美容や健康に欠かせないビタミンCが激減したり、味がぼやけて水っぽくなったりする恐れがあります。この記事では、いちごのプロが実践する「鮮度を保つ保存法...

2026/03/19 公開

いちごの育て方|プランター栽培のコツと収穫を成功させる全手順

いちごの育て方|プランター栽培のコツと収穫を成功させる全手順

初心者でも失敗知らず!いちごの育て方のコツをマスターして、無機質なベランダを、家族の笑顔がはじける「小さなイチゴ農園」に変えてみませんか?プランター栽培なら日当たり管理も容易で、適切な苗選びと季節ごとの手入れさえ知れば、誰でも確実に甘い実を収穫できます。本記事では、苗選びから「最大の壁」である冬越し、そして甘く育てる人工授粉のコツまで、初心者向けに徹底解説します。泥跳ねを防ぐマルチングや病害虫対策を万全に整え、親子で収穫の喜びを分かち合いましょう。自分で育てた完熟の味をお子様と頬張る瞬間は...

2026/03/19 公開

プランターいちごの冬越し完全ガイド|春の豊作を叶える休眠中の正しい育て方

プランターいちごの冬越し完全ガイド|春の豊作を叶える休眠中の正しい育て方

「昨日まで元気だったのに、急に葉が赤くなって倒れてしまった…」そんなプランターの姿を見て、ショックを受けていませんか?でも安心してください。それは「枯れた」のではなく、春に甘い実を爆発的に実らせるための「休眠(きゅうみん)」という、いちごにとって欠かせないパワーチャージ期間なんです。この時期に正しく寒さに当てることで花芽が形成され、美味しい収穫へのスイッチが入ります。本記事では、初心者が迷いやすい水やりや防寒のコツ、元気な株の見分け方をわかりやすく解説します。適切な管理をマスターして、春に...

2026/03/19 公開

すべての特集記事をみる

この記事をシェアする

サイトトップにもどる