【食べチョク 生産現場から #みかん】猛暑・害虫で揺れるみかん産地のリアル

2025/04/17 更新

近年の気候変動や害虫被害など、多くの要因が重なり合い、全国的にみかんなどの柑橘類が不作に陥っています。今回は、愛媛県でみかんを中心に柑橘を栽培している「えひめ 二宮果樹園」の二宮さんに、今年の栽培現場で起こっていること、そして今後に向けての想いを伺いました(取材時期:2025年1月)。

もともとの「裏年」に追い打ちをかけたカメムシ


▲お話を伺った「えひめ 二宮果樹園」の二宮さん (商品ページはこちら

 
 
ーーーまず、今年のみかんの状況を教えてください。

もともと「裏年」だったことに加え、高温やカメムシが重なり、不作になりました。
2024年は裏年(※1)で着果数がもともと少ないところに、梅雨明け以降の極端な猛暑など異常気象が続きました。すると、みかんの果皮が日焼けしてしまったり、大雨などで実のサイズが通常と異なるものになったりと、被害が顕著だったんです。
そこにカメムシの大量発生が追い打ちをかけました。
カメムシは本来、杉林などを移動するときに偶然みかんの幼果にとまって水分を吸う程度と考えられていましたが、近年は気候の変化や周辺環境の影響で、みかん園への飛来が増えている印象があります。
幼果を吸われると、実が落ちたり甘くならないみかんになったりするため、さらなる減収につながっていますね。

(※1)みかんには「表年」「裏年」といって、1年おきに豊作・不作の波があるのが一般的です。


▲カメムシの影響により落ちてしまった柑橘

 

ーーーそもそも裏年だと、なぜ果実が日焼けしてしまうのでしょうか?

実の数が少なく、外側の実が日光をモロに受けてしまうからです。
裏年の木は、枝の奥に実があまりつかず、外に出た実が日差しをまともに浴びてしまうんです。
そこへ猛暑と少雨が重なると、果皮の温度が上がりすぎて日焼けが多発します。さらに水分供給が追いつかず、実が硬くなったり落果したり。
本来なら、内側に隠れた実が多いほど日焼けリスクを分散できるのですが、裏年はそれが難しい状況ですね。

畑を続けることで守られる地域

ーーー二宮さんは人気の品種を育てられてると思いますが品種ごとに影響は異なりますか?

高糖度の品種ほど割れやすく、猛暑や雨量の偏りに弱い印象を受けています。
甘平やまどんななど、愛媛生まれの高糖度品種は人気が高い反面、非常に繊細なんです。
ちょっと雨量が偏ると割れが発生しやすかったり、果実が腐ってしまったりします。
消費者からの要望が多い品種ほど、実は育てるリスクが大きいんですよね。その分、やっぱり人気なんですけど(笑)。


▲「えひめ 二宮果樹園」さんでも人気のまどんな

 
 
ーーー大変な中それでもみかんや柑橘を作り続けているのですね。

畑を守らないと山林化が進み、害獣被害も増え、地域が衰退してしまうんです。
離農が増えて耕作放棄地が広がると、山林化が進んでイノシシやシカが増え、周辺の農地がさらに被害を受けるという悪循環に陥ります。
また、全国的に高齢化が進み、生産者自体が減少しているのも大きな課題です。
産地全体の生産量がどんどん落ち込む中、「続けたいけど、利益が合わない」と悩む農家も少なくありません。

やはり「買って、食べてもらう」という形で応援していただけると、農家の生活が支えられて、結果的に地域の山や自然環境を守ることにもつながると思っています。


▲イノシシに食い荒らされてしまった柑橘

旬の味の変化を楽しんでほしい

ーーー最後に、消費者へ伝えたいことは何ですか?

毎年“同じ味”は無理でも、旬の変化を楽しんでほしい。
自然物なので、「去年美味しかったから今年も同じ」というわけにはいきません。
裏年や猛暑、雨不足が絡むと、味やサイズも大きく変わります。でも、それが農業の醍醐味でもあるんですよね。
訳あり品が増える年もありますが、「こういう年もあるのか」と受け止めながら、旬の味の変化を楽しんでいただければ本当に嬉しいです。
価格が上がってしまうこともあるかもしれませんが、「食べて応援」していただけることが、僕ら生産者の励みになりますし、地域全体を守る力になります。ぜひ、今年のみかんも味わってみてください!

天候・害虫リスクが高まるなかで、負けずに生産に向き合う生産者さんたち

猛暑、少雨、カメムシなど、多岐にわたる要因が重なり合い、不作に陥っているみかん業界。
二宮さんは「裏年の影響で収量が少ないうえに、天候不順が拍車をかけた」と語ります。
こうした不安定な状況にもかかわらず、農家を続けるのは、地元の環境を守り、美味しいみかんを届けたいという強い思いがあるからこそ。

「買って食べることで応援する」という行動が、農家の未来を支える一歩になります。
値上がりや在庫不足で大変な年こそ、産地に目を向け、その苦労を知ることで、より一層みかんの美味しさや有り難みを感じられるのではないでしょうか。

私たちにできること

こうした生産現場の実情を受けて食べチョクでは、ユーザーのみなさんにみかん・柑橘類を「食べて応援」していただけるよう、販売中のみかん・柑橘類の対象商品に使えるクーポンをご用意しました。

クーポンコード

mikan202501

クーポン額

  • 200円

有効期限 (取得・利用)

  • 2025年2月28日まで

※クーポン取得画面で、上記クーポンコードをご入力の上ご利用ください

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クーポン対象のみかん・柑橘類

収穫までの日数が長くじっくりと完熟させたまろやかな甘味の晩生みかん、甘味と酸味のバランスがとれた果汁たっぷりの人気柑橘不知火、サクッとしたプチプチ食感が魅力の甘平など、今が旬のみかん・柑橘。

一つひとつのみかんに詰まったドラマを感じながら、今年の旬を味わってみてください。

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※クーポンは、【特別クーポン対象商品】みかん・柑橘を食べて応援の特集ページに表示された商品のみ使用できます。
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注意事項

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  • 本クーポンの有効期限は2025年2月28日です。期限内に取得・ご利用ください。
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  • クーポンは、【特別クーポン対象商品】みかん・柑橘を食べて応援の特集ページに表示された商品のみ使用できます。対象商品以外には本クーポンをお使いいただけません。
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