せいろでキャベツを蒸す時間は?ざく切り・くし切り・丸ごとの目安とコツ
せいろでキャベツを蒸す時間の目安は、ざく切りなら3〜6分、芯をつけたままのくし切り(1/8個)なら8〜10分です。丸ごと蒸すと30分以上かかるので、小玉を選ぶか、半分に切ると扱いやすくなります。芯に竹串がすっと通れば蒸し上がりです。
せいろでキャベツを蒸す時間の目安
蒸し時間は、切り方と大きさで大きく変わります。鍋の湯がしっかり沸いて蒸気が上がってから、せいろをのせて計りはじめてください。
| 切り方・大きさ | 蒸し時間の目安 |
|---|---|
| ざく切り(4〜5cm角) | 3〜6分 |
| くし切り(1/8個・芯つき) | 8〜10分 |
| くし切り(1/4個・芯つき) | 10〜15分 |
| 横半分(芯つき・切り込みを入れる) | 15〜20分 |
| 丸ごと(小玉・芯をくり抜く) | 30分以上 |
ざく切りは、シャキッとした食感を残すなら3〜4分、くたっとやわらかくするなら5〜6分が目安です。
同じ切り方でも、葉がやわらかい春キャベツは早く、葉が厚く巻きのかたい冬キャベツは時間がかかります。春キャベツなら、表の短いほうの時間で一度確かめてください。
蒸し上がりは芯に竹串を刺して確かめる
くし切りや半分、丸ごとで蒸すときは、葉のつけ根に近い芯の部分に竹串を刺し、すっと通れば蒸し上がりです。途中で引っかかるときは、数分ずつ追加して様子を見ます。ざく切りは、葉がしんなりして緑色が鮮やかになったら取り出しどきです。
せいろでキャベツを蒸す基本の手順
1. 外葉をはがし、切ってから洗う
外側の汚れた葉を1〜2枚はがします。はがした外葉は捨てずに、せいろに敷くのに使えます。
ざく切りにするなら、切ってからボウルの水でさっと洗い、ザルにあげて水けをきります。くし切りや半分に切ったものは、葉の間に水を流しこむようにしてすすいでください。
2. 切り方を決める
- ざく切り:4〜5cm角を目安に、やや大きめに切ります。芯に近いかたい軸の部分は、薄くそぎ切りにすると火の通りがそろいます。
- くし切り:芯をつけたまま放射状に切り分けます。芯でつながっているので、蒸しても葉がばらばらになりません。
- 横半分:芯のある下半分を使い、上から放射状に6等分ほどの切り込みを入れます。下まで切り離さないのがコツです。
- 丸ごと:芯のまわりに包丁の先を斜めに差しこみ、ぐるりと一周切ってから芯を抜き取ります。
芯は、捨てずに薄切りにすれば一緒に蒸して食べられます。
3. せいろを濡らし、鍋に湯を沸かす
せいろとふたは、使う前に水で全体を濡らしておきます。乾いたまま使うより、焦げやにおい移りを防げます。
鍋には、せいろの底が湯につかない程度の水を入れて沸かします。くし切りや丸ごとなど蒸し時間が長くなるときは、途中で湯が減っていないか確認し、足りなければ熱湯を足してください。空だきになると、せいろが焦げる原因になります。
4. 並べて蒸す
せいろに外葉やクッキングシートを敷き、キャベツを並べます。ざく切りは、ぎゅうぎゅうに詰めず、蒸気の通り道を残してください。詰めすぎると、上のほうのキャベツが固いまま残りやすくなります。
湯がしっかり沸いて蒸気が上がったら、ふたをしたせいろを鍋にのせます。火加減は、ふたのすき間から蒸気が途切れずに出つづける強めの中火が目安です。2段重ねで蒸すときは、上の段は1分ほど長めにみてください。
5. 竹串で確かめて取り出す
目安の時間がたったら竹串で確かめ、蒸し上がったらすぐにせいろから出します。味つけの前にザルにあげて軽く水けをきると、味がぼやけません。
甘く、水っぽくなく仕上げるコツ
茹でずに蒸すと甘みが残る
キャベツは茹でると水っぽくなりやすいのですが、蒸すと直接湯にふれないので、甘みが残り、水っぽくなりにくいのが特徴です。せいろ蒸しなら、キャベツだけでもごちそうになります。
詰めすぎず、蒸しすぎない
詰めすぎると蒸気が回らず、蒸し時間が延びて全体が水っぽくなります。ざく切りなら、せいろに軽く広げる程度の量にしましょう。蒸しすぎると葉がくたくたになり、色もくすみます。様子を見ながら、30秒〜1分単位で調整してください。
外葉を敷いて、ほかの食材と一緒に蒸す
キャベツの外葉は、せいろに敷くシートの代わりになります。肉や魚の下に敷けば、くっつきにくくなるうえ、落ちたうまみを葉が吸ってくれます。
せいろ蒸しに向くキャベツの選び方
キャベツは一年中出回っていますが、季節によって性質が違います。
- 春キャベツ(4〜6月ごろ収穫):巻きがゆるやかで、葉がやわらか。さっと蒸すだけで食べやすく、短い時間で蒸し上がります。
- 夏秋キャベツ(7〜10月ごろ収穫):高原や北海道など、夏でも涼しい産地で育つキャベツです。
- 冬キャベツ(11〜3月ごろ収穫):葉が肉厚で巻きがかたく、ずしりと重いのが特徴。甘みがあり、加熱調理に向きます。蒸すと、しっかりした葉がやわらかくなります。
選ぶときは、冬キャベツなら持ったときにずしりと重く、巻きがしっかり詰まっているものを。春キャベツなら、巻きがゆるく、葉が鮮やかな緑でツヤとハリがあり、芯の切り口が小さいものを選びましょう。
丸ごと蒸したいときは、ふたがきちんと閉まる大きさかどうかも確かめてください。せいろからはみ出してふたが閉まらないと、蒸気がもれてうまく蒸せません。
芯がかたい・水っぽいときの原因と対処法
芯がかたい、中まで火が通らない
- 蒸し時間が足りない:冬キャベツや大きく切ったものほど時間がかかります。竹串が通るまで、数分ずつ追加してください。
- 蒸気が弱い:湯が少ない、火が弱い、途中で何度もふたを開けた、などで温度が下がっていることがあります。
- 芯が太い:ざく切りなら芯に近い軸を薄くそぎ、丸ごとなら芯をくり抜いてから蒸します。
水っぽい、くたくたになる
- 蒸しすぎ:ざく切りは3〜4分で一度確かめます。
- 詰めすぎ:量を減らすか、2段に分けて蒸してください。
- 水けをきらずに味つけした:蒸し上がったらザルにあげ、軽く水けをきってから調味します。
届いたキャベツの保存方法
丸ごと1個で届いたら、切らずに外側から1枚ずつ葉をはがして使うと長持ちします。切ったものは切り口をラップでぴったり包み、冷蔵庫の野菜室で保存して早めに使いきりましょう。蒸したキャベツも、その日のうちに食べきるのがおすすめです。
蒸したキャベツのおすすめの食べ方
- ごま油と塩、黒こしょう:くし切りを器に盛り、ごま油と塩、黒こしょうをかけるだけ。キャベツの甘みが引き立ちます。
- ポン酢やマヨネーズ、ごまだれ:ざく切りに。好みのたれをつけて、温野菜サラダ感覚で食べられます。
- 塩昆布であえる:蒸したての熱いうちに塩昆布とあえれば、手軽な副菜になります。
- チーズをのせる:くし切りや半分に切ったキャベツに、とろけるチーズをのせて、溶けるまで蒸します。
豚の薄切り肉とキャベツを交互に重ねて蒸せば、肉のうまみをキャベツが吸って、一品でおかずになります。肉は中心まで十分に火を通してください。肉の蒸し時間はこちらの記事で紹介しています。
せいろでは、キャベツと一緒にほかの野菜を蒸すこともできます。上の段に火の通りやすい野菜を入れれば、一度に何品も蒸し上がります。
せいろ蒸しにおすすめのキャベツ
せいろでキャベツを蒸すときのよくある質問
Q. せいろでキャベツを蒸す時間は?
ざく切りなら3〜6分、芯をつけたままのくし切り(1/8個)なら8〜10分、1/4個なら10〜15分が目安です。葉のやわらかい春キャベツは短め、巻きのかたい冬キャベツは長めにみて、芯に竹串がすっと通るかで確かめてください。
Q. キャベツだけをせいろ蒸しにするにはどうすればいいですか?
ざく切りかくし切りにして、濡らしたせいろに並べ、蒸気の上がった鍋にのせて蒸すだけです。味つけは、蒸し上がってから塩とごま油、ポン酢、ごまだれなどを添えます。外葉を敷いておくと、せいろに汁がつきにくくなります。
Q. キャベツを丸ごと蒸すには?
芯をくり抜いてから、ふたがきちんと閉まる大きさのせいろで蒸します。丸ごとだと30分以上かかるので、湯が減っていないか途中で確かめてください。せいろに入りきらないときは、横半分に切って芯側に放射状の切り込みを入れれば、15〜20分で蒸し上がります。
Q. キャベツの芯は蒸して食べられますか?
食べられます。芯は火が通りにくいので、薄切りにするか、くし切りなら芯をつけたまま長めに蒸してください。竹串がすっと通るまで蒸せば、やわらかく甘みも感じられます。
Q. 豚バラと重ねて蒸すなら何分ですか?
ざく切りのキャベツの上に豚バラの薄切り肉を広げてのせ、8〜10分が目安です。豚肉の色が変わり、中まで火が通ったら蒸し上がりです。肉が重なっていると火が通りにくいので、広げてのせてください。作り方は、豚肉の記事で紹介しています。
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