せいろでブロッコリーを蒸す時間は?小房・茎の目安と色よく仕上げるコツ
せいろでブロッコリーを蒸す時間の目安は、3〜4cmの小房で3〜6分です。歯ごたえを残すなら3〜4分、ほどよい固さなら5〜6分。茎も皮をむいて薄めに切れば、小房と一緒に蒸せます。蒸しすぎると緑色がくすむので、目安の時間で一度取り出して確かめてください。
せいろでブロッコリーを蒸す時間の目安
蒸し時間は、房の大きさと好みの固さで変わります。鍋の湯がしっかり沸いて蒸気が上がってから、せいろをのせて計りはじめてください。
| 切り方・仕上がり | 蒸し時間の目安 |
|---|---|
| 小房(3〜4cm大)・歯ごたえを残す | 3〜4分 |
| 小房(3〜4cm大)・ほどよい固さ | 5〜6分 |
| 茎(皮をむき、厚さ5〜7mmに切る) | 4〜6分 |
| やわらかめ(つぶして使うなど) | 8〜10分 |
3〜4分だと緑が鮮やかで、コリッとした歯ごたえが残ります。5〜6分で、固すぎずやわらかすぎない食感に。8分を超えるとやわらかくなる一方で、色が黄色っぽくくすんできます。
房が大きいほど時間はかかります。迷ったら短めの時間で一度確かめ、足りなければ1分ずつ追加してください。
蒸し上がりは茎に竹串を刺して確かめる
房の根元の太い茎に竹串を刺し、すっと通れば蒸し上がりです。歯ごたえを残したいときは、竹串に少し手ごたえが残るくらいで取り出します。ふたを何度も開けると温度が下がるので、確認は目安の時間がたってからにしましょう。
せいろでブロッコリーを蒸す基本の手順
1. 丸ごと洗ってから小房に分ける
つぼみのすき間には汚れが入りこみやすいので、小房に分ける前に洗います。大きめのボウルに水を張り、茎を持ってつぼみを下に向け、30秒ほど振り洗いします。水を替えて2回ほどくり返してください。
小房に分けるときは、つぼみのつけ根の茎に包丁を入れ、あとは手で裂くように分けます。包丁でつぼみまで切ると、細かいつぼみがぽろぽろと落ちてしまいます。大きさは3〜4cm大を目安にそろえましょう。小さく切りすぎると水っぽくなりやすいので、やや大きめに分けるのがコツです。
2. 茎は皮を厚めにむいて薄く切る
茎の外側の皮はかたいので、切り口を見て、白い線より外側を目安に厚めに切り落とします。中のやわらかい部分を厚さ5〜7mmの輪切りか短冊切りにすれば、小房とほぼ同じ時間で蒸し上がります。
3. せいろを濡らし、鍋に湯を沸かす
せいろとふたは、使う前に水で全体を濡らしておきます。乾いたまま使うより、焦げやにおい移りを防げます。
鍋には、せいろの底が湯につかない程度の水を入れて沸かします。
4. 重ならないように並べて蒸す
穴をあけたクッキングシートを敷き、ブロッコリーを重ならないように並べます。ぎゅうぎゅうに詰めると蒸気が回りにくく、蒸しむらの原因になります。
湯がしっかり沸いて蒸気が上がったら、ふたをしたせいろを鍋にのせます。火加減は、ふたのすき間から蒸気が途切れずに出つづける強めの中火が目安です。
5. 蒸し上がったらすぐザルに広げる
目安の時間がたったら竹串で確かめ、せいろから出してザルに広げます。せいろの中や器に重ねたまま置くと、余熱で火が入りすぎて色がくすみやすくなります。
色よく、水っぽくなく仕上げるコツ
蒸しすぎない
ブロッコリーの緑色は、加熱しすぎると黄色っぽく変わっていきます。まずは表の短いほうの時間で一度確かめ、足りなければ1分ずつ追加しましょう。取り出したらすぐにザルへ広げ、余熱で火が入りすぎるのを防ぎます。
水にとらずに冷ます
ゆでたブロッコリーのように水にとって冷ますと、つぼみが水を含んでべちゃっとした食感になります。ザルに一段で広げて、そのまま冷ましてください。
ふたの水滴を落とさない
ふたを開けるときは、蒸気が顔にかからないよう奥側から静かに持ち上げます。ふたの内側についた水滴がつぼみに落ちると、そこだけ水っぽくなるので、ふたは傾けずに外してください。
食べチョクの生産者さんも、蒸して食べるブロッコリーをすすめています。
- 一口大に切って蒸すだけで甘さと食感を楽しめます。(仲田青果さん)
- 蒸篭で蒸すこと5分、緑がとっても綺麗です。(大須賀顕大さん)
せいろ蒸しに向くブロッコリーの選び方
ブロッコリーの旬は、寒さが厳しくなる冬です。蒸すだけのシンプルな食べ方だからこそ、鮮度のよいものを選びましょう。
- つぼみ:ひとつひとつが小さく、ぎゅっと固く締まって、こんもりとドーム状に盛り上がっているもの。
- 色:緑色が濃いもの。つぼみが黄色っぽいのは、花が咲こうとしているサインで、鮮度が落ちています。
- 茎:切り口がみずみずしく、変色や空洞(す)がないもの。茎まで食べるなら、しっかり詰まったものを選びます。
冬に出回るブロッコリーは、つぼみが紫色を帯びていることがあります。これは寒さにあたったためで、傷んでいるわけではありません。加熱すると緑色に変わります。
茎までやわらかい茎ブロッコリーも
細長い茎ごと食べる「茎ブロッコリー」は、ブロッコリーと中国野菜のカイランをかけ合わせて生まれた野菜で、「スティックセニョール」という名前でも出回っています。茎が細いぶん火が通りやすいので、表の短いほうの時間から様子を見てください。
かたい・水っぽい・色が悪いときの原因と対処法
かたい、茎に芯が残る
- 房の大きさがばらばら:大きい房は半分に裂き、大きさをそろえてから蒸し直します。
- 蒸気が弱い:湯の量が少ない、火が弱い、途中で何度もふたを開けた、などで温度が下がっていることがあります。
- 茎の皮が残っている:外側のかたい皮は、厚めにむいてから蒸してください。
水っぽい
- 小さく切りすぎた:房はやや大きめに分けます。
- 水にとって冷ました:蒸し上がったらザルに広げ、そのまま冷まします。
- 詰めすぎた:蒸気が回りにくく、蒸し時間が長くなりがちです。重ならないように並べてください。
色が黄色っぽくくすむ
- 蒸しすぎ・余熱:目安の時間で取り出し、すぐにザルに広げます。
- 買ってから日がたっている:つぼみが黄色くなりはじめたものは、蒸すと色がくすみやすくなります。届いたら早めに使いましょう。
届いたブロッコリーと、蒸したブロッコリーの保存方法
生のブロッコリーは冷蔵庫で立てて保存
ブロッコリーは鮮度が落ちやすい野菜です。湿らせたキッチンペーパーで全体を包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫に立てて保存し、数日のうちに食べきりましょう。
蒸したブロッコリーは冷蔵で2〜3日、冷凍もできる
蒸したブロッコリーは、冷めてから保存容器に入れて冷蔵し、2〜3日を目安に食べきります。すぐに食べきれないときは、やや固めに蒸して小分けにし、冷凍しておくと便利です。自然解凍すると水っぽくなりやすいので、凍ったまま汁物や炒め物に加えてください。
蒸したブロッコリーのおすすめの食べ方
- 塩とオリーブオイル:蒸したてに塩をひとつまみ。オリーブオイルを回しかければ、ブロッコリーの甘みが引き立ちます。
- マヨネーズやごまだれ:定番の組み合わせ。みそとマヨネーズを混ぜた「みそマヨ」もよく合います。
- 粉チーズと黒こしょう:温かいうちにふりかけるだけで、洋風の一品になります。
- バターしょうゆ:蒸したブロッコリーをバターでさっと炒め、しょうゆを少しだけ回しかけます。
豚肉や鶏肉と一緒に蒸すときは、肉を先に蒸しはじめ、最後の3分ほどでブロッコリーを加えると、色よく仕上がります。肉は中心まで十分に火を通してください。肉の蒸し時間はこちらの記事で紹介しています。
せいろでは、ブロッコリーと一緒にほかの野菜を蒸すこともできます。火の通りにくい根菜を先に蒸しはじめ、あとからブロッコリーを加えれば、一度に何品も蒸し上がります。
せいろ蒸しにおすすめのブロッコリー
せいろでブロッコリーを蒸すときのよくある質問
Q. ブロッコリーをせいろで蒸す時間は?
3〜4cmの小房なら、蒸気が上がってから3〜6分が目安です。歯ごたえを残すなら3〜4分、ほどよい固さなら5〜6分。房の大きさで変わるので、茎の太い部分に竹串を刺して確かめてください。
Q. ブロッコリーは茹でるより蒸したほうがいいですか?
蒸すとブロッコリーが直接湯にふれないので、水っぽくなりにくく、味が濃く感じられます。緑色も鮮やかに仕上がります。ただし蒸しすぎると色がくすむので、時間は短めから確かめてください。
Q. ブロッコリーの茎は何分蒸せばいいですか?
外側のかたい皮を厚めにむき、厚さ5〜7mmの輪切りか短冊切りにすれば、4〜6分で蒸し上がります。小房と一緒にせいろに入れて、同じ時間で蒸せます。
Q. せいろで蒸したブロッコリーの色が悪くなるのはなぜですか?
蒸しすぎか、蒸し上がったあとの余熱が原因のことが多いです。8分を超えると、緑色が黄色っぽくくすんできます。目安の時間で取り出し、すぐにザルに広げて冷ましてください。冬に出回る紫色がかったブロッコリーは、加熱すると緑色に変わります。
Q. 固めに仕上げるなら何分蒸せばいいですか?
小房(3〜4cm大)なら3〜4分が目安です。緑が鮮やかで、コリッとした歯ごたえが残ります。竹串を刺して少し手ごたえが残るくらいで取り出し、すぐにザルに広げて冷ますと、余熱で火が入りすぎるのを防げます。
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