【食べチョクアワード2025 水産部門1位】殿堂入りを果たした石野水産さんが、次に目指す場所とは

2026/02/09 更新

殿堂入りは率直に嬉しい

今回、水産部門1位で殿堂入りを果たしました。率直な感想を教えてください。

昨年、水産部門1位をいただいてから、今年は「殿堂入り」を目標にしていたので、素直に嬉しいです。

何より、私たちの商品をリピートして購入してくださるお客さまがいてこその結果だと思っています。
殿堂入りは自分たちだけの力ではなく、選び続けてくださったお客さまがいてこそだと、改めて感じています。

※殿堂入り:食べチョクアワードで過去3回、部門1位を受賞した生産者に付与される称号

ユーザー投稿への返信に込めている想い

石野水産さんは、ユーザー投稿への返信率も100%で、欠かさず返信されている印象があります。

お客様の声は、私たちにとって頑張る源であり、次にもっと喜んでもらうためのヒントでもあるからです。

リピーターの方が本当に多いので、感謝の気持ちも込めて、できる限りお返事はするようにしています。
返信文はある程度の大枠を決めつつも、その方の投稿内容に合わせて、言葉を少しずつ変えています。

繁忙期などは、返信が大変な時期もありますよね。

ありますね。どうしても返事が追いつかない時期には、「今は忙しくてすぐに返信できません」という内容をブログで正直にお伝えしたこともありました。

それでもお客様は投稿で応援してくださって、「忙しいのに返してくれてありがとう」と言ってくださることも多く、投稿を通じたやり取りが、自然なキャッチボールになり、深いつながりになっていると感じています。

これまでで印象に残っているやり取りはありますか?

「早く届いてうれしかった」という声をいただいたことがきっかけで、お客様の間で“石野特急便”と呼ばれるようになりました。

「24時間以内に届いた」「とにかく早く着く」という安心感を、私たちが発信する前に、お客様ご自身が広めてくださったんです。

ユーザー投稿は、こちらが一方的に対応するものではなく、皆さんからいただく“ギフト”のような存在だと感じています。

声の力が、商品づくりを前に進める

石野水産さんの商品づくりにおいて、お客様の声はどのように活きていますか?

加工品も生ひじきも、ずっと「お手軽に食べられること」を大切にしてきました。
お煎餅は薄味で、ご高齢の方でも食べやすく。ひじきも、ふりかけにして、いつでも気軽に食べられるようにしています。

最近は、どんな変化がありますか?

最近は「手軽」に加えて、「今までにない味わい」や「品切れが少ないこと」も意識するようになりました。

手軽さは大前提として、食べたときに少し驚きや楽しさを感じてもらえる商品を目指しています。

生ひじきについても、進化を続けていますよね。

生ひじきは、まず「知ってもらうところ」からのスタートでした。初めてアワードに参加した際に、食べチョクさんの中の方から「あれはすごい」と言っていただいたことも、今につながっています。

「食べられない時期が長くて困る」という声から冷凍商品を作り、さらに、釜揚げそのままの風味を楽しみたいという方のために、急速冷凍にすることで、商品本来の良さを残せるようにしました。

最近では、「もっと手軽に使いたい」「小分けにしたい」という声を受けて、薄い形状で急速冷凍した新しいタイプも開発しています。

殿堂入りした今、そしてこれから

殿堂入りした今、次に向けて考えていることはありますか?

殿堂入りはゴールではなく、選んでくださったお客様に、これからもっと喜んでもらうための通過点だと思っています。

殿堂入りした生産者の良いところを、他の生産者の方々にも広げていくことができたら、お客様の「おいしい」「感動した」という声も、もっと増えていくはずです。

選んでくださったお客様がからの嬉しい投稿があふれ、生産者も励まされながら、より良いものづくりに挑戦できる。そんな循環を、これからも大切にしていきたいですね。

結びに

殿堂入りをあくまで通過点と捉え、「今後もお客さまに選ばれ続けるためには何ができるのか?」を考え続ける姿勢が、まさにお手本となる姿で印象的でした。

一緒に盛り上げていけるアイデアも広がり、2026年は生産者さんと一緒にさらに大きな盛り上がりを作れるように、運営してまいります!

石野水産さんの商品一覧

生産者プロフィールを見る >

最新のおすすめ特集記事

【世界が恋する「ピンクレディー®」】甘いだけじゃない、大人のためのりんごをご存知ですか?

【世界が恋する「ピンクレディー®」】甘いだけじゃない、大人のためのりんごをご存知ですか?

スーパーの果物売り場に並ぶのは、大きくて甘いリンゴばかり。「リンゴは大きくて甘いもの」という常識の中で、今、静かに、けれど熱烈なファンを増やしている品種があります。その名は「ピンクレディー®」。世界ではシェアNo.1を誇るこの品種が、なぜ今、日本のりんごファンたちの間で熱狂を生みつつあるのか。その魅力に迫ります。目次 シャンパンのような香り。朝を変える「大人の酸味」 「植えてよかった」 生産者の手取りが増える、奇跡のリンゴ まずは、ピンクレディー®だけの香りと味わいを体験してください 【...

2026/02/05 公開

「モッタイナイ!を、おいしい!に。プロジェクト」食べチョク×「キリン 午後の紅茶」の共同企画で生まれた寄付金を活用し、キッズマルシェと植樹会を開催!

「モッタイナイ!を、おいしい!に。プロジェクト」食べチョク×「キリン 午後の紅茶」の共同企画で生まれた寄付金を活用し、キッズマルシェと植樹会を開催!

「モッタイナイ」が、子どもたちの学びにつながる―― 食べチョク×「キリン 午後の紅茶」がつくる、未来への体験の場「少し形が違う」「サイズがそろっていない」そんな理由で、市場に出ることなく行き場を失ってしまう果物が、日本各地にあります。でも実は、味は変わらず、おいしいまま。その“モッタイナイ”果実に新たな価値を見出し、飲み物として生まれ変わらせたのが「キリン 午後の紅茶 mottainai ふじりんごティー」です。そしてこの1本には、もうひとつの物語があります。それは、子どもたちが「食」や「...

2026/02/05 公開

食味のプロが選ぶ!「いちごグランプリ2026」最高金賞・受賞いちごを発表

食味のプロが選ぶ!「いちごグランプリ2026」最高金賞・受賞いちごを発表

「食べチョクいちごグランプリ2026」とは、いちごの魅力と生産者の取り組みを発信することを目的とし、全国で特に質の高いいちごを栽培している生産者を表彰するイベントです。今回は、全国各地の産地から124点(※1)のいちごのエントリーをいただき、いちごに関する有識者を中心に審査を行いました。(※1 2026年1月23日時点)一般的ないちごの品評会は、見た目に重きをおいたものが多いですが、食べチョクの品評会ではプロの味覚審査の結果を踏まえて「美味しさ」をしっかりと評価します。この記事では、厳正な...

2026/02/04 公開

SAGA Farm to Table |中村和成シェフと佐賀のこだわり食材フェアを開催!

SAGA Farm to Table |中村和成シェフと佐賀のこだわり食材フェアを開催!

佐賀県のこだわりの食材の魅力を、より多くの方へ届けたい。そんな想いから、都内の人気フレンチレストラン LA BONNE TABLEにて、中村和成シェフとともに、佐賀の食材フェア 「SAGA Farm to Table」 を開催します! このフェアの特徴は、単なる産地直送ではありません。今回のメニュー開発にあたり、東京都にあるフレンチレストラン「ラ・ボンヌターブル」の中村和成シェフが自らが産地を訪問。佐賀の畑へ実際に足を運び、生産者の声に耳を傾け、実際に味わって確かめ、佐賀の風土と...

2026/02/02 公開

SAGA Farm to Table|中村シェフとめぐる佐賀県食材の産地 ~一皿の裏側を訪ねて~

SAGA Farm to Table|中村シェフとめぐる佐賀県食材の産地 ~一皿の裏側を訪ねて~

生産の現場を訪れ、生産者と向き合い、そこで育った食材を味わう。ラ・ボンヌターブルの中村シェフにとって初めての佐賀県訪問は、食材の背景にある風土や人の営みを、改めて肌で感じる時間となりました。畑や漁港で見た景色、交わした言葉、手に取り、口にした瞬間の印象。そのすべてが、料理の輪郭を少しずつ形作っていきます。今回のSAGA Farm to Tableフェアで提供される料理は、そうした現地での体験を起点に生まれたもの。佐賀の土地と生産者の想いに触れたこの訪問が、料理として形を変え、皆さまのもとへ...

2026/02/02 公開

すべての特集記事をみる
サイトトップにもどる