育成から販売までの「作業工程」について
販売に当たり、写真でご紹介する次の12の工程を経て出荷させていただきます。
①無農薬状態ですので、年中「雑草」との闘いですが、定期的に堆肥を与え銀杏樹木(久寿)を育てています。
②例年10月頃から銀杏の果肉を枝から落として一粒ずつ「収穫(バケツ等入れ)」して行きます。
③果肉のまま銀杏を皮剝き器に入れて回します。
④皮剝き器内で水洗いや磨き粉投入を繰り返して皮剝き作業を完了します。
⑤皮剝き作業を終えた後で籠に移します。
⑥皮剝き器の下に落とした皮や果肉で、これらは畑の土に廃棄します。
⑦水10リットルに塩1,254gを使用して「塩水比重濃検査(JA規定1.08)」を行います。
⑧塩水の入った樽に移して浮き身等を取り除き、3度水洗いを行います。
⑨奇形果を取り除き、磨き砂をまぶしてから天日干しを行います。
⑩干した銀杏をM・L・2L・3Lの階級を選別する機械にかけます。
⑪銀杏の4階級のサイズとその大きさです。
⑫通常は、JA指定の箱に規定量570gを詰めて市場へ出荷します。
ご発送手段について
1,500gの販売を基本として、3L・2L・L・Mの各サイズを専用箱内に可能な限り(凡そ1,500g超)入れさせていただきます。
300gお試し販売中です
3L・2L・L・Mの各サイズのお試し用300gは、冷凍保管用に「フリーザーバッグ」に入れてお届けさせていただきます。是非、ご賞味下さい。
お勧め簡単レシピ!
「祖父江ぎんなん」の簡単なレシピをご紹介させていただきます。
1)「ぎんなん」を15粒程度の殻を割ります。殻が硬い為に、殻割りの専用器具を100円ショップ等でお買い求めいただき、殻割りにご使用されると便利です。
2)1の状態にして「ぎんなん」を茶封筒の中に入れて、開口を数回折り曲げます。封筒は、郵便等の古封筒でも十分です。封筒を縦にした上部が開封されている封筒が便利です。注意点は、一度にたくさんの銀杏を入れないこと、封筒を毎回新しいものに取り替えて下さい。
3)封筒に入れたまま電子レンジで、500Wで約90秒程加熱して下さい。
4)熱いうちに殻と薄皮を取って、そのままお召し上がり下さい。
これで、ぎんなんの風味を美味しく味わっていただけます。どんなお酒のおつまにも最適の一品となります。
又、むき実をホイルで焼き、醤油を少しかけるだけで、もちっとした食感と甘さになります。
「祖父江ぎんなん」は、生鮮野菜です。通気性がある箱で冷蔵室に保管すると、次第にカビたり、水分が蒸発して殻の中で硬くなってきます。お買い求め後は、お早めにお召し上がり下さい。
お勧め保存方法は、次の通りです。
・湿らせたギンナンをビニール袋で密閉し、チルド室で保管すると長持ちします。
・より長期保存するには、ペンチなどで殻を割り、ゆでてから冷凍します。薄皮はゆでるときにお玉の背でこすると、簡単にはがれます。
・殻を割らずに密閉できるポリ袋(フリーザーバッグ等)に入れ、冷凍庫で保存していただくと凡そ3ヶ月程度、茹でた銀杏を冷凍すれば凡そ1年間程は美味しく召し上がっていただけます。
・調理する時は、使う量だけ解凍し、殻付き保存した場合は割れ目を入れて加熱調理して下さい。
銀杏は、元々カビやすい商品です。もし少し外見に気になる点がございましたら、洗うことでとれます。品質には問題ありません。予めご了承ください。