藤迫茶農園の投稿一覧

お客様 各位

いつも、藤迫茶農園の商品をご購入頂きまして誠にありがとうございます。
この度、投稿させて頂いておりますのは、藤迫茶農園を、今年10月いっぱいを持ちまして、農園と工場を閉鎖する旨をお伝えするためです。

皆さまには、多大なるご支援を頂いていたにも関わらず、このようなご連絡をさせて頂くこと、大変心苦しい気持ちでいっぱいです。

閉鎖する理由ですが、大きく3つあります。
ひとつは、父が今年6月26日に他界してしまい、父が帰ってくるまでオーガニック農園維持に務め、一緒に再興するという道が途絶えてしまったこと。
ふたつめに、農園と工場の維持継続が資金的にも人材的にも負担が大きく、継続困難になってしまったため。
そして最後に、日本の有機JAS認証の仕組みについて、私自身、その在り方に大きな疑問(日本のオーガニック認証は、お金が掛かりすぎること、また農産物及び農産加工品について、実物の残留農薬等の検査がなされないことなど・・・制度自体が消費者が知らない根本的な問題を孕んでおり、「有機JAS認証=安全・安心」では必ずしも無いという一般的な事実)が生じて、平成14年から継続してきた有機JASの年次更新を行わないように決めたこと。
※そのため、当農園(工場)に現在在庫があるものにつきましては、格付けがすでに完了しているため有機JAS認証商品としてご提供することが可能ですが、今年11月18日以降に生産加工されるお茶につきましては、有機JAS認証を継続しないため有機JAS認証商品としては販売することが出来ません。

本当に皆様へは重ねてお詫びいたします。

ただ、いつかまた藤迫茶農園を再興できる日を視野に、オーガニック農園は、2ha分継続して所有は行っていきます。
他にもあと2ha分のオーガニック農園がありますので、もしオーガニック野菜を作りたい方や、オーガニック茶を生産してみたい方がいらっしゃったらお知らせください。

なお、食べチョクサイトでの販売は10月末にて終了させて頂くことになります。
それまでは、在庫が許す限り対応させて頂きます。
※定期ご購入も10月末にて終了となりますのでご了承ください。

最後に・・・

長らくのご愛顧本当にありがとうございました!
いつかまた皆様にお会いできる日を願っております!

藤迫茶農園 藤迫智
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今年の一番茶の生茶葉の予約販売を開始します!
https://www.tabechoku.com/products/151676
今年は、ヤマ茶復活新年度としまして、昨年までの容量(200g)から倍増の400gでのお届けとなります(^^)/
お届け期間は、2025年4月30日~2025年5月5日までの期間でお選びいただけます。※上記期限以降でご希望の際はお知らせください。
自宅でお子様やご家族とお茶摘みとお茶作りが体験できます。緑茶だけでなく、紅茶や烏龍茶、ほうじ茶も作ることが出来ます!お茶作り体験キットはオーガニックのなかでも自然栽培に限りなく近い当有機農園だからこそ可能です。プレゼントにも最適です。1番茶のシーズンはちょうどGW中ですので、帰省先でご家族一緒にお茶作りや、新芽の天ぷらを楽しんでいただけると思います(^^)/
ぜひこの機会にご注文お待ちしております♪
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長らくお待たせしました。
父が未だに病床におり、今後お茶の生産を継続するかやめるかどうしようかとずっと思い悩んでおりました。
そんな中、私たちのより自然に近い形でのお茶の生産の再開を待たれているお客様の存在、またにほんの在来品種の存在と存続が、生産再開のきっかけを作ってもらいました。
今年度からは、新たなことにチャレンジしていきます。

お茶とは何か
日本茶とは何か
自然とは何か

色々と考えました。
現在の日本茶の生産現場は、大型の機械を入れて効率化を図ったり、工場ではお茶の加工がオートメーション化されてこちらも効率的に加工から商品化まで行われお客様へ届けられています。

数年前、ドイツのお取引先企業の経営者の方が、日本茶の生産現場を視察に見えられました。
その際、均一に刈り取られて整然と並び、草がほとんど生えていない一般的なお茶園を見て彼は言いました。

「日本のお茶は、生産現場からすでに工業製品化されているんですね」

日本茶は生産物であり工業製品ではないのですが、彼にはそう見えたんだと思います。

今年度は新たなチャレンジをすると先述しました。

生産はこれまで十分に管理できているとは言えない状態でしたが、今年度からしっかりとより自然な形は維持しながらオーガニック農園を維持して参ります。
そして加工について、できるだけ機械に頼ることなく、一部加工品については、摘み取りから加工・仕上げまですべて人の手のみで行うように計画しています。
最初の摘み取りは4月後半から5月前半まで。
これから大変楽しみです。
写真は、農園がある場所の風景と、在来品種であるヤマ茶の茶園です。
一般的なお茶園とは形が違います。
これから定期的に更新していきます。
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この投稿をした生産者

熊本県 球磨郡相良村

藤迫茶農園

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