寺本果樹園の投稿一覧

お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾ありがとうございます!
久しぶりに、今日は土砂降りの雨が降りました☔️昨日くらいはポツポツだったんですけど、急にザーッと本降りに。ニュースでは「記録的な雨」なんて言われてて、線状降水帯も発生してたそうです。ほんと、降らない時は全然降らないのに、降るとなったら極端すぎますね…。


さて、今日はそんな「異常気象から見えるメリット」についてお話しさせてください。


🍇【ご予約状況について】

寺本果樹園では、9/10〜お届けのシャインマスカットのご予約を承っています!
今年は【時期指定・数量限定・先着順】でご予約受付中です。

現在のご予約状況
・9/10お届け:完売御礼
・9/11お届け:完売御礼
・9/12お届け:残り5件

・9/13〜9/16お届け:8月10日から受付開始

・9/16〜9/20:coming soon…

今年は【時期指定・数量限定・先着順】でご予約受付中です。


【異常気象から見えるメリット】
現在、寺本果樹園ではシャインマスカットを栽培しておりまして、作業工程の8割ほどが終了し、あとは糖度をチェックして、収穫・出荷を待つ段階に入っています。

そんなシャインマスカットですが、ここ数年の異常気象によって、栽培がとても難しくなってきたなと感じています。

特に夏の暑さが厳しすぎて、実が日焼けしてしまう。ひどい場合は干しブドウのようになってしまって、出荷ができないレベルになることもあります。

寺本果樹園は井戸水を使っているため、水に困ることはありませんが、他の産地では、井戸を掘っておらず『天からの雨頼み』のところも多く、雨が降らないことで水やりができず、かなり大変なのではないかと思います。

ただ、そんな異常気象も「見方を変えればメリットもあるのでは?」と思った出来事があったので、今日はそれを共有したいと思います。


【異常気象による苦労と、11年越しの悩み】
もちろん、異常気象や地球温暖化が良いことなわけはありません。
北極・南極の氷が溶け、海面が上昇したり、自然災害が増えたり、生態系にも深刻な影響が出たり…。
地球レベルで見れば、マイナスのほうが圧倒的に大きいです。

でも、それを理由にして「温暖化のせいで…」と農業の失敗や経営の言い訳にしてしまうのは、ちょっと違うかなと思っています。
だからこそ「この異常な気候でも、活かせる部分はないか?」と考えることも大事だなと思いました。

寺本果樹園では、シャインマスカットを作り始めて今年で11年目になります。
実はこの11年間ずっと、「糖度がなかなか上がらない…」という課題を抱えていました。

当園では、出荷基準として糖度18度以上というルールを厳守しています。
でもこの「18度」を達成するのが、本当に難しい。

去年の例で言えば、梅雨が普通にあって、天気も不安定でした。
その影響もあって、8月頭の時点で糖度は12度。

糖度は、晴れが続けば1週間で1度上がると言われています。
つまりあと6週間かけて、やっと18度に届く、という計算になります。

それでも、そこまで待つ間に『晩腐病』が出てしまったりするので、タイミングの見極めが本当に難しいのです。


【今年の猛暑が味方になった】
それに対して、今年は…
7月末の時点で糖度がすでに16度ありました!

このまま行けば、あと2週間後、つまりお盆前後には収穫可能なレベルに達する予定です。
(実際には収穫しません!糖度はクリアしても、酸味やエグ味が残っており、なんとなく若い味がするから!)

これは明らかに、今年の異常な暑さと晴天続きによって、光合成がしっかり進んだ結果だと思います。

雨が全然降らなかったことが、シャインマスカットにとっては糖度の上がりやすい環境を生んでくれたんですね。

もちろん、異常な暑さにはデメリットもたくさんあります。
でも一方で、【糖度の高い、よりおいしいマスカットが作れる】というメリットもあるのだと、今年は実感しました。

暑さで日焼けなどのリスクも増えますが、【シャインマスカットにとって一番大事な価値=“甘くておいしい】というポイントに関しては、今年の気候は強力な味方になってくれた気がしています。


というわけで、「異常気象から見えるメリット」というお話でした。

ありがとうございました!

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ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。


こうして「異常気象の中でも糖度が上がった」という経験をして、改めて思ったことがあります。

それは、異常気象や異常な暑さというのは、あくまで“ひとつの現象”に過ぎないということ。
それを「どう捉えるか?」は、僕たち人間次第なんだなと、今回強く感じました。

確かに、普通に考えれば「水が足りない」「日焼けで出荷できない」など、デメリットばかりが目につきます。
でも少し視点を変えると、「糖度が上がりやすい」というメリットを見出せる。

この“視点を変える力”って、農業だけじゃなくて、人生全体にも通じる考え方だなと実感しました。

僕自身はまだ28歳の若者ですけれど、これからの人生では、思いがけない悪い出来事や、うまくいかないことも、きっと何度も起きると思っています。

でも、そうした“悪い出来事”も、ただの不幸として終わらせるのではなく、
「これは何を教えてくれているのか?」
「ここからどう学べるか?」
「逆に、どんなチャンスにできるか?」
といった風に、『別の角度』から見つめ直すことができれば、きっと何かを掴めると思うんです。

実際に今回のシャインマスカットの件で、日焼けという大きなリスクはありつつも、糖度という武器を手に入れることができたように、何かと引き換えに、価値あるものが生まれることもある。

これって人生にもそのまま通じることだなと思いました。


たとえば農業の別の例で言えば、
10月収穫予定のキャベツやブロッコリーなんかは、8月に苗を植えますので、今のように全く雨が降らないと、苗が枯れて育たなくなってしまいます。
普通なら「今年は育てられないな」「雨がないからやめよう」と考えるかもしれません。

でも逆に、「ちゃんと水を与えることができる環境があるなら、それってチャンスなんじゃないか?」と捉えることもできます。

水が足りなくて栽培を断念する人が多い中、自分がちゃんと育てることができれば、
野菜の価格が高騰したタイミングで出荷できて、しっかり利益につなげられる可能性もあるわけです。

つまり、「雨が降らない=マイナス」ではなく、「水を自分で確保できるなら=プラス」になる可能性もあるということ。

こんなふうに、どんな出来事にも「見方を変える」という視点を持つことは、これからの時代を生きていく上で、大きな力になるのではないかと感じました。

本当に、農業を通じてこんな学びが得られるなんて、なんだか感慨深いです。


というわけで、『農業から得られた人生の気づき』という僕の感想でした!
夏が近づいてきましたが、みなさんご自愛ください。

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シャインマスカットも予約受付中です!

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お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾ありがとうございます!
最近、夕方の散歩にハマってます🚶‍♂️1時間くらい歩くので汗だくになりますが、「運動したぞー!!」と思って気持ちがいいです。仕事の動きも合わせると、1日で2万歩近く歩いてるっぽいのですが、最近は「1万歩は多すぎる」って聞くけど…さすがにちょっと歩きすぎですかね?


さて、今日は「シャインマスカットの『傘』とは?」についてお話しさせてください。

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【シャインマスカットの『傘』とは?】
現在、寺本ではシャインマスカットを栽培しています。作業工程はおよそ8割が終了、あとは糖度をチェックして収穫を待つ、という段階です。

そんな中、今回は「傘かけ」について少しご説明を。
前回の袋がけの記事でも少し触れましたが、今日はもう少しだけ詳しくお話しします。

まず、傘掛けをする意味はひとつだけ。それは「ブドウを日焼けから守る」ことです☀️分かりやすく言えば、人間でいうところの日傘ですね。(僕も最近の散歩では日傘を導入しました!)

ブドウも同じで、日焼けすると商品価値が下がってしまうため、白い紙傘をかけて日差しを防ぎます。

やり方はとても簡単で、
①房の上から傘をかけて
②少し折りたたみ
③ホッチキスで止めて落ちないようにする。
これだけです。

袋がけのように「天気を見ながら…」とか、「緻密な作業計画を…」とかは特になくってで、雨でも関係なくとにかく黙々と傘をかけていきます。

さて、ここで話が終わってしまっては少し寂しいので、今年の「傘掛けで気づいたこと」をお話しさせてください。


【順番が違うだけで、こんなに大変だとは…】
通常、寺本果樹園では袋がけのあとに傘掛けを行う流れです。
でも今年は、梅雨明けが異常に早く、強い日差しが容赦なく差し込んできました。
そこで作業工程を見直し、「袋がけの前」に傘掛けをする、という順番に切り替えました。

つまり通常は、
摘粒→仕上げ摘粒・玉直し → 袋がけ → 傘掛け

の流れを、今年は、
傘掛け → 摘粒 → 仕上げ摘粒・ 玉直し → 袋がけ

という順番にしました。
これはもう、日焼けのリスクを回避するためには仕方なかったのです。

ただし、もちろんデメリットもあります。

傘が先にあると、摘粒などの作業中に視界を遮ってしまうんですよね👀
実際、房をよく見るために傘をいちいち持ち上げるのですが、それが積もると作業効率がかなり悪くなります。

しかも、集中している最中に傘がふいに落ちてきて邪魔になることも…。結果として、今年の作業スピードはやや落ちてしまった印象です。

でも、そんな中でもやっぱり日焼けのリスクを防げたという点では、決して無駄ではなかったと思っています。

そして、冒頭では「傘掛けは簡単です」と言いましたが、実際はこうして年ごとの天気・気候に合わせて「傘をいつ掛けるか」を判断する、という難しさがあるなぁと思いました。

毎年まったく同じやり方では通用しなくなった今、その年の空を見て、予報を見て、作業をアレンジしていくこと。
これは大変だけど、本当に面白いことでもあります。

メリットもデメリットもあって、正解なんてないけれど、それでも毎年「今年はこうだったな」と思い返せるような学びがある。

それこそが農業の面白さだし、生きる楽しさなんだなぁと改めて思いました🌱


というわけで、「シャインマスカットの『傘かけ』とは?」というお話しでした!

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ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。

『メリットもデメリットもあって、正解なんてないけれど、それでも毎年「今年はこうだったな」と思い返せるような学びがある。』
これについてよかったなと思えることがありました。

ガソリンスタンドで給油をしてる時に、ガソリンスタンドの社長さんと雑談をしてました。

社長さんから、「最近雨降らないね。ブドウは大丈夫なの?」と聞かれたので、
「この異常な暑さは想定してて、うなんとか傘かけだったり葉っぱを多く残したりして対応しました!けどニュースでは被害が出てると聞くので大変だと思います💦」と答えました。

すると社長さんから、
「想定外を想定してうまく対処できてていいですね👍」と言ってくださいました。

これがめっちゃ嬉しくて!!

よくよく考えてみると、去年日焼け被害をかなり出してしまって、その反省から今年もめっちゃ暑い夏を想定する、その対策をとる、といった流れで動いてました。

去年の「今年はこうだったな」を活かして、想定外をうまく乗りこなすことができたのは、すごく成長を感じられて嬉しいですね😆

人生なかなか上手くいかないことだらけで難しいですが、ちっちゃな成長もたくさんあるので、それを糧に生きていこうと思いました!


というわけで、『ちっちゃな成長』という僕の感想でした!
夏が近づいてきましたが、みなさんご自愛ください。

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シャインマスカットも予約受付中です!

最後まで読んでいただきありがとうございました👩‍🌾🧑‍🌾
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お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾ありがとうございます!最近ほんとに暑いですね。全国的に「水が足りない」って声をよく聞きますが、ここ邑南町も同じです。最後に雨が降ったのは7月14日ごろ。もう2週間以上カラカラです。うちは井戸があるのでなんとかなってますが、近所では困ってる方も多くて…。今日も、米を作ってるおじさんが「川の水を引くかどうかで話し合いになった」って言ってました。でも水利権の問題もあるし、簡単じゃないみたいです。ほんと、そろそろ雨が恋しいです☔



さて、今日は「ブドウの袋がけ、病気・害虫・日焼けから守る大切な仕事」についてお話しさせてください。

🍇【ご予約状況について】

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【ブドウの袋がけ、病気・害虫・日焼けから守る大切な仕事】
現在、寺本果樹園ではシャインマスカットを栽培しております。7月31日時点で作業全体の8割ほどが終了。ようやく終わりが見えてきました。

そんな中、ブドウ栽培においてとても大切な工程のひとつ、「袋がけ」について詳しく書いてみようと思います。
聞いたことある方も多いかもしれませんね。梨とか桃なんかでもよく行われている、あれです。


【袋がけってどんな作業?】
読んで字のごとく、果実に袋をかける作業です。
やり方自体はそこまで難しくありません。袋がけ用の袋の口を開いて、下からブドウの房を袋の中へ。袋の真ん中あたりに果実が来るように調整して、口をギュッと縛って、針金でとめる。

…とまあ、書いてしまえば簡単そうに聞こえるんですが、うちには6000房あります。

1房3秒でも5時間かかります(実際はもっとかかります)。このへん、地味に骨が折れます。

袋がけをする意味ですが、寺本果樹園では主に3つの意味で袋がけをしてるかなぁと思います。主に

①病気対策
②害虫対策
③日焼け対策

です。1つずつ見ていきましょう👉


【病気対策(晩腐病)】
袋がけをする理由、その①は病気対策。

中でも一番恐れているのが「晩腐病(ばんぷびょう)」というやつです。
6月に菌が果実に入り込み、発症するのは8月。遅れてやってくるから“晩”腐病。
忘れたころにやってきて、果実をボロボロにしていきます。

過去には島根県で畑の8割が被害を受けたという話も😱

うちでも数年前、シャインマスカットの半分が腐った年がありました。
「もうやってられん…」と思ったこともありましたが、なんとか踏ん張ってここまで来ました。

この病気、特に雨が直接当たると発症しやすいのが特徴です。

だから袋がけ。
袋が“雨除けの傘”の役割を果たしてくれることで、病気のリスクをグッと下げることができます。


【害虫対策(カメムシ・スリップス)】
続いてその②は害虫対策。

『スリップス(またはアザミウマ)』という虫を聞いたことがあるでしょうか?知ってる方は間違いなく農家です👩‍🌾🧑‍🌾

このスリップスは目に見えないほど小さな虫で、実や茎などの汁を吸う害虫です。
スリップスにやられたシャインマスカットは、ガサガサの見た目になってしまい商品価値をなくしてしまいます。

幸い、うちの果樹園ではスリップスの被害は今のところ出ていません。(このまま出ないでいてほしい…🙏)

そしてもう一匹、リアルに現れて困っているのがカメムシです。

このカメムシ、果実に細い針を刺して汁を吸います。
すると果実の内部から液が漏れ出し、カビが生えたり、実が腐ったり…。
一粒やられると、その粒は育ちが悪くなるような感覚もあります。

袋がけは、こうした吸汁系の害虫からブドウを守る『物理バリア』の役割を果たします。(まれに袋の上からでも刺してくるカメムシがいます😈そうなったらお手上げ🤷)


【日焼け対策】
袋がけの理由、その③が日焼け対策。

ここ数年、夏の暑さが本当に厳しくなってきています。太陽の力が年々強くなっている気がします。

実際、ブドウも日焼けします。
・軽ければ黄色っぽく変色
・進行するとオレンジ色に
・最悪レーズンの一歩手前まで…

もちろん、黄色くなることで糖度が上がるという面もありますが、シャインマスカットの魅力はあの“マスカットグリーン”。
やっぱり、焼けてしまうと見た目の印象が違ってしまいます。

そのため、袋の色も使い分けが必要になります。

寺本果樹園で使っている袋の種類は以下の通りで、

透明袋:日焼けには弱いけど、中が透けて見えるのがメリット
黄緑袋:ある程度光をカット。バランス型
青竹袋:がっつり遮光。日焼け防止には一番。ただし熟すのは遅くなる

です。色々と使ってますが、使い分けの例としては、

透明袋:葉の影になっていて光が少ないところ
黄緑袋:適度に光が差す中間あたり
青竹袋:畑の端っこなど直射がガンガン当たる場所

として使い分けてます!

実際、全体の8割くらいは透明袋を使用しています。理由はひとつ、病気チェックがしやすいからです。

病気対策でもお話ししましたが、寺本果樹園は晩腐病をとても気にかけてます。透明袋だと晩腐病は袋の上からもある程度確認できるため、わざわざ開けて閉じて…という手間を省けるのは本当に大きいです。

透明袋は日焼けには弱いですが、上に白い“傘”をかけて光を遮ることで対策しています。袋+傘、二段構えで守っていくわけです☂️


【まとめ】

袋がけは、ただ袋をかけるだけの作業ではありません。
•病気(晩腐病)を防ぎ
•害虫(スリップス・カメムシ)を防ぎ
•日焼けを防ぎつつ、袋の種類も使い分けて成熟度を調整する

6000房すべてに対して、気温・湿度・日照・風通し・虫の有無などを観察しながら袋を選び、かけていきます。

1房ずつ、コツコツと。ときどき腰を伸ばしながら。
見た目には地味な作業ですが、ブドウの質を左右する重要な工程です。

この袋ひとつが、ブドウの未来を守ってくれる。
そう思いながら、今日も袋をかけています。


というわけで、「ブドウの袋がけ、病気・害虫・日焼けから守る大切な仕事」というお話しでした!

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ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。

袋がけって、やり方自体はすごくシンプルなんです。袋に房を入れて、ギュッと縛って、針金でとめる。
ただそれだけ。小学生でもできる作業だと思います。

でも実際には、時間・体力・根性だけじゃどうにもならない部分があるんですよね💦
むしろ、「そこに頭を使わないといけない作業」だなと、最近よく思います。

例えば、袋がけの直前には必ず房への最後の農薬散布を行います。
これをやらないと、袋の中で病気や虫が暴れ放題になって、せっかくのブドウが台無しに…。

だから農薬をまいてから3日以内に袋がけを終わらせる必要があるんです。

この“3日ルール”がなかなか厄介で、雨が降ればアウト☔途中で濡れればもう一回やり直し。

つまり、『農薬→晴れ続き→袋がけ完了』っていう、この黄金リレーを成立させないといけない。

うちも昔、これで失敗してます。
「天気ヤバそうだけど、作業が詰まってるから強行しよう…」って袋かけをした結果、
園の半分が晩腐病で腐り落ちました…😇

それ以来、天気予報の“降水確率20%”でも、もうソワソワが止まらないんです。
「今日やる?明日にする?でも晴れ続きの保証はないぞ?いや、でも濡れたら意味ないし…」って、毎回葛藤しながら空を見上げています。

あと意外と見落とされがちなのが、袋の“しめ方”の精度。

早くやろうとすると、どうしても雑になりがちで。
袋の口がゆるんでたら、そこからカメムシやスリップスが入ってきて、
結局中で大暴れされて終わり。
「袋かけた意味、ゼロじゃん…」ってなるわけです🙃

だから今は、スピードより精度を優先。

こうやって改めて振り返ってみると、たったひとこと「袋がけ」って言っても、
•農薬のタイミング
•雨の予測
•作業スケジュールとの調整
•袋の種類選び
•精度とスピードのバランス
ぜんぶ含めての「袋がけ」なんだなぁと🤔

これ、ちょっと面白くないですか?

ただの袋がけでも、ここまで奥深くて、頭と体と経験を使う作業になる。
こういう瞬間があるから、僕は農業が好きだなあって思います🧑‍🌾🌱


というわけで、『単純作業の奥深さ』という僕の感想でした!
夏真っ盛りですが、みなさんご自愛ください。

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シャインマスカットも予約受付中です!

最後まで読んでいただきありがとうございました👩‍🌾🧑‍🌾
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お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑‍🌾ありがとうございます!
久しぶりにまとまった雨が降りました(執筆時7/14)☔️土砂降りの中外作業をしたのですが、やってる途中は平気でも終わった後にドッと疲れが来ますね😟カッパも着ずにやったので、ご飯食べてお風呂入って寝ます。この記事が書き終わったら!


さて、今日は「シャインマスカット作業の真骨頂『仕上げ摘粒・玉直し』」についてお話しさせてください。


🍇【ご予約状況について】

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【ブドウ作業の真骨頂】
そんなシャインマスカットは、現在「玉直し・仕上げ摘粒」という作業に入っております。(執筆時7/14)

シャインマスカット栽培は難しいところがたくさんあって、失敗してはいけないところ、絶対押さえておくべきところ、こだわることで最後の姿が全然変わるところなど、たくさんの作業があります。

その中でも、この「玉直し・仕上げ摘粒」が1番の『シャインマスカット農家の腕の見せ所』なんじゃないかなと思ってます。

姉ちゃんはこの作業がプロ中のプロで、弟の僕は一切できないシャインマスカット素人です。

実際どのようにやるのか。説明が難しい💦


【玉直し・仕上げ摘粒のポイント】
まず前提として、玉直しという作業は『シャインマスカットの粒を最適な位置に配置して、房の形を整える』というものです。

中に入り込んでるやつがあれば表に出したり、空間が空いていればそこを埋めるように隣の粒を動かしたりなどなど…。

とりあえず、『綺麗な形になるように整える』のが玉直しです。
その時にいらないなって判断した粒を切り落とすのが『仕上げ摘粒』です。

そして、どうやったら綺麗な形に整うのか。玉直しのポイントを姉ちゃんに聞いてみました。「なんとなく」と返ってきました。やっぱそうだよね😂

その中でも言葉にしたのが、「肩を意識する」「ラインを揃える」のニ点でした。

①「肩を意識する」
シャインマスカットの上の方の粒(この部分を「肩」と言います!)を残して、且つ上を向くように下の粒を配置して固定する、というものです。

この「肩を意識する」をやらないと、下から上まで粒で詰まった綺麗なシャインマスカットになりません。肩の部分に粒がなく、シャインマスカットの中が丸見えな房(軸や粒の付け根など中が覗けちゃう!)になってしまいます。

②「ラインを揃える」
シャインマスカットの粒が上から下まで一直線にならんでる、これを「ラインを揃える」と姉ちゃんは言ってます。

このラインが綺麗に揃うと、とても綺麗な房になります。揃わずに穴あきがあったりすると綺麗になりません。

いやー難しいね…💦


【未来を想像してシャインマスカットを触る】
そんなめちゃ大変な作業を、ブドウ農家は平然とやります。ですが、「簡単そう!」と思ってやると全然できません。

ブドウ農家の皆さんは、これまでの経験と勘で、綺麗なシャインマスカットになるよう、「未来を想像しながら」シャインマスカットを触り、玉直しをします。

それは難解なパズルのようですが、ブドウ農家の皆さんにはしっかりと未来が見えてます。

僕には到底できないことなので、マジで尊敬してます。
やっぱりかっこいいな!!


というわけで、「シャインマスカット作業の真骨頂『仕上げ摘粒・玉直し』」というお話しでした!

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ここからは関係のない『僕の雑談・感想』です。


この玉直し・仕上げ摘粒は、僕は全くできないのでうちにある約6000房のシャインマスカットを全て姉が見ます。

6000房、一つ一つ、全て手作業で、姉が1人で玉直しします。
ね?びっくりでしょ??😂

その間僕は、副梢管理だったり、肥料あげたり、ハウスの開け閉めだったり、農薬散布や葉面散布だったり、姉が玉直しに集中できるよう雑用をやってます。

適材適所でね。

ですが、数年前まで僕は野菜栽培を今の10倍以上やっていた時期もありました。
その時は、玉直しも雑用も全て姉1人でした。

当時はまだ農業経営がよくわからず、僕も頑固で「僕は野菜農家だ!!」と言い自分のことでいっぱいいっぱいでした。

今では落ち着いて現状把握し、野菜からシャインマスカットにシフトチェンジ・集中することで、姉ちゃんがかなり楽に玉直しをしてるように見えます。
(それでも朝早く〜夕方遅くまでやってますが!)

別に今でも野菜農家を諦めたわけではないし絶対に野菜農家に戻るつもりですが、姉ちゃんも僕も、昔より楽に・時間に余裕を持って作業できるようになったので、あの時の選択は間違ってなかったかなと思います。

恥ずかしくてこんなの姉ちゃんに絶対言えないけど、やっぱり僕たち姉弟は2人で1つで、これからも一緒にやるんだろうなーって思います。
姉ちゃんにしかできないことはお願いして、姉ちゃんができないことは僕がやる。このスタイルが最強だな💪


というわけで、『2人で1つ』という僕の感想でした!
夏が近づいてきましたが、みなさんご自愛ください。

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さて、今日は「メロン販売開始🍈」についてお話しさせてください。

現在寺本果樹園では、シャインマスカットの栽培をしております。そしてつい先日、イチゴの苗が届きお世話をしております。大玉トマトも、地元のみではありますが栽培・販売しております。

そんな寺本果樹園の“第4の作物”、今年からの新しい挑戦、【ミニメロン】の収穫期を無事迎えました🍈🎉

「メロンって大きくて食べきれない」「高級なイメージでなんとなく気合いがいる」
そんな方にこそ試してほしいのが、寺本果樹園の“ミニメロンころたん”です!

手のひらサイズでかわいいのに、味は本格派。すっきりとした甘さ、厚みのある果肉、そして完熟収穫ならではの香り高さが自慢です。

収穫は、へたの周りに「ひび(離層)」が入る完熟サインを見極めて実施。さらに追熟することで、よりまろやかな甘さと豊かな香りを引き出します。

栽培にもこだわり、魚由来のアミノ酸肥料、にがりやお酢、微生物肥料など自然由来の資材を使用。加えて収穫2週間前からは一切水を与えず、甘さを凝縮する“スパルタ仕上げ”で育てています。

かわいい見た目と食べきりサイズだから、気軽に買いやすく、贈り物やスイーツアレンジにもぴったり。
半分にカットして、サイダーやアイスをのせれば簡単メロンクリームソーダも楽しめます。

また、ミニメロンだからこそお供物にめちゃくちゃ丁度いいサイズになっております。

ただ申し訳ありませんが、数はあまりないので、少数の限定販売とさせてください💦

小さいけれど、ぎゅっと詰まったおいしさを、ぜひ体験してみてください!
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この投稿をした生産者

島根県 邑智郡邑南町中野小原迫900

寺本果樹園

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