副梢管理:雨の日バージョン
2025/06/25
お世話になります、島根県邑南町(おおなんちょう)の寺本果樹園の寺本直人です🧑🌾ありがとうございます!
天気予報を見たら、明日からカンカン照りが続きそうな感じです。もしかして梅雨終わった??
さて、今日は「副梢管理:雨の日バージョン」についてお話しさせてください。
🍇【ご予約状況について】
寺本果樹園では、9/10〜お届けのシャインマスカットのご予約を承っています!
今年は【時期指定・数量限定・先着順】でご予約受付中です。
現在のご予約状況
・9/10お届け:完売御礼
・9/11お届け:残り16件
・9/12お届け:残り18件
・9/13〜9/20お届け:coming soon
今年は【時期指定・数量限定・先着順】でご予約受付中です。
【副梢管理のおさらい】
そんなシャインマスカットは、現在いらない粒を落とす『摘粒』を終えて、いらない枝葉を落としたりする『日々の管理』作業をしています。
以前の記事でもお話しましたが、このいらない枝葉を落とす作業を『副梢管理(ふくしょうかんり)』といって、いらない枝葉を落として栄養の無駄使いを抑えたり、シャインマスカットに適度に光が入るようにするために行います✂️
『ただいらない枝葉を切るだけ』という単純な作業に見えて、葉っぱ1枚の差で100万円の差が出てしまうくらい、実は奥深い作業だったりします。
そしてさらに、この副梢管理は【晴れの日か雨の日か】でさらに意味が変わってきます。
【副梢管理:晴れの日と雨の日の違い】
結論から言うと、『雨の日でないと副梢管理を行ってはいけない時期がある』といった感じです。
基本的には晴れでも雨でもどちらでもやっていい作業ではあるのですが、【ジベレリン処理から30〜45日の期間はやってはいけません。】
やってしまってもいいのですが、推奨はしませんし寺本果樹園ではこの時期までにある程度終わらせるように作業計画を組みます。
なぜこの期間は、晴れの日に副梢管理をしてはいけないのか。
それは、【シャインマスカットの実に大きな影響が出るから】です。
大きな影響とは主に2つで、
①アン入り果の発生
②縮果症の発生
です。
①アン入り果とは果実の中が黒く変色してしまう症状で、②縮果症とは果実の水分がなくなって萎んでしまう症状です。
どちらも発生してしまったら、その果実は太らなくなってしまうので落とすしかありません。
1房にひとつふたつ出てしまう程度であれば、その果実を切り落としてしまって終わりですが、1房に何個も出てしまったらボロボロの房になってしまって商品価値を落とします。
なので、ジベレリン処理から30〜45日の期間は、雨の日しか副梢管理をしません。それか、この期間は全くやらないです。
そうやって大きな影響が出ないように工夫をしています🙌
ですが、そう簡単にいかないのが農業。
ここで『梅雨あけ』が関わってきます。
【副梢管理と梅雨あけ】
現在の寺本果樹園のシャインマスカットは、ジベレリン処理から24日経ちました。
24日なので、30日〜45というボーダーラインまでまだ時間があります。
とはいってもやっぱり晴れの日に副梢管理は怖いです。
「もしかしたらアン入りとか縮果症が出てしまうかも…」
なので、念のため雨の日を狙ってやります。
ですが、今年はもう梅雨明けの予感。6月中に梅雨明けするのは初めてです。
いつもならまだ梅雨で、基本的に雨だったので気にせずやってましたが、今年はそうもいきません。
なんとか早く副梢管理を終わらせて祈るしかありません。
『いらない枝葉を切る』という単純な副梢管理。
けど時期と天気に大きく左右される複雑な作業だったりします☀️☔️☁️
明日から超急ピッチで副梢管理を終わらせます💦
というわけで、「副梢管理:雨の日バージョン」というお話しでした!
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ここまで読んでいただきありがとうございます!
おもしろかった!という方は、ぜひ「いいね」を👍
コメントいただけますと、すごく嬉しいしめちゃくちゃやる気が出ます💪
フォローもぜひお願いします!
シャインマスカットも予約受付中です!
最後まで読んでいただきありがとうございました👩🌾🧑🌾
天気予報を見たら、明日からカンカン照りが続きそうな感じです。もしかして梅雨終わった??
さて、今日は「副梢管理:雨の日バージョン」についてお話しさせてください。
🍇【ご予約状況について】
寺本果樹園では、9/10〜お届けのシャインマスカットのご予約を承っています!
今年は【時期指定・数量限定・先着順】でご予約受付中です。
現在のご予約状況
・9/10お届け:完売御礼
・9/11お届け:残り16件
・9/12お届け:残り18件
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今年は【時期指定・数量限定・先着順】でご予約受付中です。
【副梢管理のおさらい】
そんなシャインマスカットは、現在いらない粒を落とす『摘粒』を終えて、いらない枝葉を落としたりする『日々の管理』作業をしています。
以前の記事でもお話しましたが、このいらない枝葉を落とす作業を『副梢管理(ふくしょうかんり)』といって、いらない枝葉を落として栄養の無駄使いを抑えたり、シャインマスカットに適度に光が入るようにするために行います✂️
『ただいらない枝葉を切るだけ』という単純な作業に見えて、葉っぱ1枚の差で100万円の差が出てしまうくらい、実は奥深い作業だったりします。
そしてさらに、この副梢管理は【晴れの日か雨の日か】でさらに意味が変わってきます。
【副梢管理:晴れの日と雨の日の違い】
結論から言うと、『雨の日でないと副梢管理を行ってはいけない時期がある』といった感じです。
基本的には晴れでも雨でもどちらでもやっていい作業ではあるのですが、【ジベレリン処理から30〜45日の期間はやってはいけません。】
やってしまってもいいのですが、推奨はしませんし寺本果樹園ではこの時期までにある程度終わらせるように作業計画を組みます。
なぜこの期間は、晴れの日に副梢管理をしてはいけないのか。
それは、【シャインマスカットの実に大きな影響が出るから】です。
大きな影響とは主に2つで、
①アン入り果の発生
②縮果症の発生
です。
①アン入り果とは果実の中が黒く変色してしまう症状で、②縮果症とは果実の水分がなくなって萎んでしまう症状です。
どちらも発生してしまったら、その果実は太らなくなってしまうので落とすしかありません。
1房にひとつふたつ出てしまう程度であれば、その果実を切り落としてしまって終わりですが、1房に何個も出てしまったらボロボロの房になってしまって商品価値を落とします。
なので、ジベレリン処理から30〜45日の期間は、雨の日しか副梢管理をしません。それか、この期間は全くやらないです。
そうやって大きな影響が出ないように工夫をしています🙌
ですが、そう簡単にいかないのが農業。
ここで『梅雨あけ』が関わってきます。
【副梢管理と梅雨あけ】
現在の寺本果樹園のシャインマスカットは、ジベレリン処理から24日経ちました。
24日なので、30日〜45というボーダーラインまでまだ時間があります。
とはいってもやっぱり晴れの日に副梢管理は怖いです。
「もしかしたらアン入りとか縮果症が出てしまうかも…」
なので、念のため雨の日を狙ってやります。
ですが、今年はもう梅雨明けの予感。6月中に梅雨明けするのは初めてです。
いつもならまだ梅雨で、基本的に雨だったので気にせずやってましたが、今年はそうもいきません。
なんとか早く副梢管理を終わらせて祈るしかありません。
『いらない枝葉を切る』という単純な副梢管理。
けど時期と天気に大きく左右される複雑な作業だったりします☀️☔️☁️
明日から超急ピッチで副梢管理を終わらせます💦
というわけで、「副梢管理:雨の日バージョン」というお話しでした!
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