うしのくさ(二本松牧場 牛の草)

広島県 三次市廻神町

うしのくさ(二本松牧場 牛の草)

食べチョク登録:2022年02月

中国地方のど真ん中。約17ヘクタールの耕作放棄地でジャージー牛を昼夜通年放牧しており、四季折々の放牧風景は三次市の癒しスポットにもなっています。
春から秋までは有機の青草のみ、冬は自給の有機牧草と三次産の牧草で育てるグラスフェッドビーフ&ミルクを生産しています。アニマルウェルフェアを重視し地球にやさしい永続的循環型酪農を実践中。また、お肉はジャージー牛肉を知り尽くす牧場主自らが丁寧に手切りすることにより部位の特徴を生かして美味しく食べられるよう工夫しています。

わたしたちのこだわり

牛の健康を第一に、熱い思いで自然放牧へシフト

牛の健康を第一に、熱い思いで自然放牧へシフト

平成17年、ホルスタインの牛舎飼いで二本松牧場を開業。つなぎ飼いや穀物多給の飼育管理が牛の病気や短命の源と考え、平成22年、周囲の反対の声を押し切り、草だけを餌とするジャージー牛の自然放牧へとシフト。
平成25年、副産物である雄牛などの牛肉の販売を開始。
平成27年、低温殺菌牛乳の販売開始。
平成30年、牛肉と牛乳を使った飲食店「牛の草」をオープン。(現在は休業中)

 乳量が一般的な牛の6分の1しか出ず牛の負荷が少ないこと、野を快活に駆け回り太陽をさんさんと浴びることで、10回以上分娩する牛もいます。乳牛は長寿、肥育牛も3年以上を目指しています。

自然至上主義

自然至上主義

可能な限り自然至上主義。特に餌は、濃厚飼料は与えず、春から秋は青草(有機牧草)と雑草、冬は有機の自給牧草と地元産の牧草のみを給与し餌の安全性を確保しています。夏に人工授精ではなく自然交配し、栄養価が高い青草が萌えいずる春に分娩します。青草が少なくなる秋に子牛の離乳と母牛の乾乳を迎える、野生の牛と同じサイクルの季節分娩を行う為、牛乳は春から秋の限定なのです。冬の寒さを耐え忍び、春にぐっと大きくなる成長のメリハリは自然の摂理そのものです。

黄色い脂

黄色い脂

皆さんがまず驚かれるのは、黄色い脂。それは青草に含まれるβカロテンによるもの。強力な抗酸化力(老化防止)をもつ栄養素です。
放牧牛乳は牛舎飼いに比べ、共益リノール酸が3倍以上あります。放牧で日光をたくさん浴びたお肉は、ビタミンEが4倍以上、ヘム鉄とオレイン酸も多く含まれます。これらの成分には、血流促進で細胞の老化防止や美肌効果、生活習慣病の予防効果も期待できます。

放牧ジャージー牛乳は乳脂肪分が高く少量でも満足できます。甘みも味もしっかりとあり、濃厚だけどくどさや重みがなく、さっぱり後味が良いと喜ばれています。

赤身肉は噛めば噛むほど味わい深く、サシはないのに意外と柔らかいと不思議がられます。脂はさっぱりしていて香りが良く、濃厚飼料を与えていないので、野生と同じペースでゆっくりと成長し、しっかりとした奥深い味わいのお肉となります。

また、牛乳もお肉も季節ごとに芽生える草を食むことで、季節による味の変化もお楽しみ頂けます。

目指す高み

目指す高み

1haに約1頭を守りながら土壌を汚染しない放牧スタイルで地域の農業不利地を守っています。

農地は手をかけないとすぐに山に戻ってしまうが、戦後開拓された二本松地区を、ご縁あってIターンした私が守り続けたい。

気候変動や人口爆発などの影響で穀物生産量が減り、家畜の餌としても日本に入ってこないかもしれない。代替肉の需要が伸びる中、畜産業は苦境に立たされている。

消費者が食べるお肉を選ぶ中で、美味しいというのは当然のこと、環境にやさしいものを引き続き供給できればと考えています。

お客様に、牛乳やお肉ができる過程を積極的にお話しています。一人一人の消費者行動の変化が世界を変えると思うからです。
認知・食育・体験の受け入れ、牧場の社会貢献はどんどん広がりを見せています。

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