那須高原こたろうファームの投稿一覧

「レタス」は火を通して!

サラダでしょっ!生がいいでしょっ!
レタスといえばサラダが一般的。

でもですね、レタスは火を通すとおいしさ倍増するんです!
もちろん生もおいしいです。ここは思い切って火を通して食べてみてほしい。

※こたろうファームのレタスは4月下旬からのです。

レタスって買ってきてもサラダだとなかなか減らない。量としては400g程度なので大した量ではないんですよ。けど、生野菜の400gって相当な量で、小松菜とかほうれん草は一袋だいたい200g。そう考えると400gを、それも生で食べるのは至難の技。

レタスの大量消費レシピをというわけではないですが、せっかく手に入ったレタス、できるだけフレッシュなうちに食べていただければいいかなと。

そんな食べ方の中で特におすすめなのが「レタスしゃぶしゃぶ」

そう、しゃぶしゃぶです。
こたろうファームのおすすめは、脂身多めの豚バラとのしゃぶしゃぶ。

軽く出汁をとったスープで豚バラをしゃぶしゃぶ。
そして、スープに落ちた豚の脂をからませながらレタスをしゃぶしゃぶ。

レタスの火通し加減はお好みですが、さらっとお湯にくぐらせて温まった程度のシャキシャキ感を楽しむのもよし、じっくり火を通して柔らかくなったのもよし。

どちらかといえば、あまり時間をかけずにレタスのシャキシャキ感が残るくらいが美味しいかなと思います。

つけダレは、ポン酢、ゴマダレ、塩コショーのみ、なんでもOKです。

レタスしゃぶしゃぶ以外には、シンプルなレタス炒め(にんにくとしょうゆ)、レタスチャーハン(チャーハン作って最後にレタスまぜる)。

他にもいろいろあるあかと思います。
こたろうファームでは火を通して食べるのが一般的なものでも生でおすすめするし、生が一般的なものを火を通して食べることをおすすめしたりします。

今までの食べ方だけではなく、野菜を楽しむために、あえて普段やらないことに挑戦する。ちょっとしたことですが、きっと食卓を豊かにしてくれます。
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「小松菜」も小さめから楽しんで!

小松菜ってよくある野菜。スーパーや直売所に行けば手に入らないことはまずないと思います。
価格も手頃で、ほうれん草より常に安いイメージでしょうか。

江戸川区小松川地区の香取神社で、八代将軍吉宗が食べ、地名から小松菜と命名したとする説があります。

関東ではよく食べられる葉野菜で、比較的栽培もしやすく、家庭菜園、プランターでも作ることができます。

一年中手に入りますが、旬は冬。じっくり育った小松菜は甘みがあり、おひたし、炒めもの、汁物など幅広く使われますね。

ほうれん草と似たような使い方がされますが、小松菜はあくがないので、そのまま調理できるというのも手軽でいいかなと。

味はご存知だと思いますが、小松菜独特の風味があり、暑い時期は辛みが多少際立つかもしれません。からし菜ほどではないですが。

こたろうファームでは、スーパーなどで販売しているサイズより小さい段階から販売を始めます。

写真は20センチ前後ですが、15センチ弱くらいから販売開始です。
通常売っているものは30センチなので、その半分くらいのサイズからとなりますね。

大きくなってから販売したほうがよさそうですが、小さいなりの良さがあります。

小さいと柔らかいのです。
葉物野菜って大きくなればなるほど筋張って固くなります。

小松菜独特の風味も若干弱く、サラダでもおいしくいただけます。
小松菜をサラダって意外かもしれませんね。でも、こたろうファームのサラダセットにはたまに入っていたりします。

20センチ程度のサイズだと、多少固さは出てきますが、サラダでもおいしいです。そして風味もましてくるので小松菜らしさをより感じていただけます。

そこからさらに大きくなると、味もしっかりしてきて、葉も厚みが出てきます。茎もがっしりしてきて。スーパーなどで手に入るのは30センチ程度。かなりがっしりしていますよね。

大きく育つとサラダにはちょっと向かないかもしれませんが、それもお好み次第。うちでは大きくなった小松菜もちいさくカットしてサラダに混ぜたりします。

小松菜も万能野菜。
サラダ、おひたし、炒めもの、煮浸し、なべなどなど。
彩りとして煮物の上にちょっとのせたり。

大きければカットして使うことが前提となってしまいますが、小さめのものが直売所などで手に入ったら、サラダにしたり、株丸ごと使ってメインに添えてみたりしてください。

今までの小松菜と違う使い方、食べ方をしてみると、また違った世界が見えてくるかもしれませんね。
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「チンゲンルッコラ」ってなに?

Twitterのタイムラインに流れてきてふと目に止まったんですよ。
初めて知った!!!!!
結構衝撃なんですが、それがこの写真の野菜です。

宇都宮大学で開発された野菜。
名前の通り「チンゲン菜」と「ワイルドルッコラ」の交配種。

数年前から発売されているとのこと。
素朴な疑問なんですが、なぜルッコラではなくワイルドルッコラなのか。
味の薄いチンゲン菜に強めの味のワイルドルッコラでバランスをとったのか、種子同士の相性なのか・・・

こんなの見つけたら多品種農家としては作らないわけいかないじゃないっすか。ということで、早速種探してネットで注文。
注文したのが2月14日(月)の夜。

届いたのが今日(2月16日)!

なんですかこの早さ(笑)

写真で見ると、ルッコラの柔らかさをもった感じに見えます。ただ、ワイルドルッコラはルッコラよりハリのある固さです。形は壬生菜を短くしたような。チンゲン菜の面影はこの写真からは伺えません。

味は・・・

まだ作ってないし食べたことないのでわかりません(笑)
説明書きを読むと、

「マイルドな味わいの中にルッコラ特有の風味が感じられます。」
チンゲンルッコラの種袋より

明日にでも種まきします。チンゲン菜だと小さめなら30日程度で収獲開始なので、これもそれくらいで小さめは収獲できそうです。

どうやらケールと同じ様に大きくなった葉をかいて収獲するようなので、長く楽しめるかもしれません。
とう立ちしてきたら菜の花としても使えそうです。

仕上がったらまたブログでご紹介します。
こたろうファームの野菜の種類がまたひとつ増えました(笑)

同じ宇都宮大学の開発で、「ケールッコラ」というのも発売されています。残念ながら種は品切れでてにはいりませんでした。
名前の通り「ケール」とルッコラ、それも「ワイルドルッコラ」との交配種。こちらも興味ありなので、手に入り次第作ってみますね。
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「茎ブロッコリー」はブロッコリーなのか・・・

茎ブロッコリー、スティックブロッコリー、スティックセニョールなどなどいろいろな呼び方がありますが、品目名は「茎ブロッコリー」

さて、ブロッコリーとはいっているくらいだからブロッコリーなんでしょ、ということですが、この野菜は「ブロッコリー」と中国野菜「芥藍(かいらん)」の交配種。

芥藍(かいらん)ってなに?

アブラナ科の中国野菜で、英語名は「チャイニーズケール」
ややこしくなるので「ケール」かどうかは置いておきます。

自分が作ったことないので正確なことは言えませんが、菜の花のイメージ。そして菜の花だけにちょっと苦みがある。

中国の南の方や台湾あたりでよく食されているようです。
もしかしたら中華料理屋さんとかですでに食べたことがあるかもしれませんね。日本でも栽培されているので。

藍はあいぞめ(藍染)のあい。この場合はタデ科の植物。
芥藍はアブラナ科、ちなみに甘藍(かんらん)はキャベツのこと。
突っ込んだ話はまた今度にします(笑)

この茎ブロッコリー、よく見かけるようになったと思います。
おいしいし、調理しやすいので人気商品のひとつ。ブロッコリーももちろんおいしいですけど、包丁入れてバラすという手間があります。けどこちらはそのまま使えます。
もちろん大きすぎたらカットしたりもしますが。

収獲は主となる茎と葉の茎の股の部分から伸びたわき芽を収獲します。収獲した状態そのままで販売。

畑に本葉5枚程度で植えて、収獲までだいたい50日。
最初は真ん中にちいさいブロッコリーができます。
その小さいブロッコリーを100円玉から500円玉程度のときに収獲。この収獲したものはブロッコリーのばらした状態のような感じで、茎も短いです。

この先端を収獲すると、不思議不思議、どんどんわき芽が伸びてきます。
植物ホルモンの関係なんですが、成長している先端をカットすると、生き残ろうと勢いよくわき芽が伸びてくるんですよね。

1株からどれくらいとれるかというと、これはどれだけ長期間でとるかによります。結構泥はねから入る病気に弱いのが難点。

とはいえ、10~20本程度は収獲できます。うちはもっととってると思いますが・・・

ブロッコリーは個人的に茎がうまいと思っているくちですが、茎ブロッコリーも茎がおいしいです。というか、茎を食べる野菜ではあるんですけどね。

さすがに生は食べられますがきついかな。先端のつぼみの部分だけならサラダにちらしてもいいかもしれません。でも、火を通したほうがいいかと。

茹でる、焼く、素揚げ、天ぷら、炒めもの

結構万能野菜。なべの具材としももちろん美味しいです。

袋から出して洗って軽く湯がくだけでも、マヨネーズなんかつけたら最高のおつまみ、おかずになります。

仕事から疲れて帰ってきて、あまり手を加えずに調理したいというときにぴったりかもしれませんね。

ただ、ブロッコリーと一緒で、比較的足の早い野菜なので、なるべくフレッシュなうちに食べてください。

盛夏と真冬を除けばたいてい売っているかと思います。

こたろうファームでは5月下旬か6月に販売予定です。まだ先ですがよろしくお願いします(笑)
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食べられるお花「花ズッキーニ」

食べられるお花っていろいろあります。昨日紹介した菜の花もお花、先日紹介したナスタチウムもお花、そしてこの写真もお花。
「花ズッキーニ」です。

こたろうファームでは5月下旬からになりますが、どっか頭の片隅に置いといてほしいので、まだ種まきもしてないのに紹介します(笑)

これまたなかなか手に入らない食材。そんな食材の紹介ばかりで申し訳ないのですが、見つけたときに迷わず買っていただくためです。

ズッキーニは知られているようでまだまだマイナー野菜ですが、花ズッキーニもさらに上行くマイナー野菜。
食べ方の前にちょっとした知識を。この写真、花が2つありますが、左右の違いがわかりますか?

向かって左が雄花、右が雌花です。
この写真での違いは雄しべ、雌しべ。ズッキーニってこれを交配させないときちんとしたズッキーニになりません。
まだ媒介してくれる虫が少ない時期は、人の手で人工交配します。

雄花をとって、その雄しべの先端についている花粉を雌しべにちょんちょんとつけてあげます。

これ毎朝早朝に行う作業。大変とかというわけではないですよ。よく家庭菜園で先端が細くなってくさるという話を聞きますが、それは受粉してないからです。雄花と雌花が同じ時期に咲かないと人工にしても虫にしても受粉支えてあげれらないので、できれば2株以上植えたほうが確率は高くなります。

さて、雄しべ、雌しべの違いはわかったけど、違いはそれだけ?

これ、雌花です。ちいさいズッキーニがすでについているんですね。
雄花はもちろんついていません。

もし購入できる機会があれば、たぶん雌花だと思います。たまに雄花もあるかもしれませんが、雌花のほうが小さいズッキーニがついているのでかわいいですよね。

さてさて食べ方ですが・・・

・オリーブオイルで焼く
・フリッターにする

この2つが多いかな。
お花の中になにか詰め物をすることが多いです。ただ、あまりじっくり火を通すものでもないので、チーズやすでに火をある程度通したものを詰めたほうがいいかもしれません。

オリーブオイルで焼いた花ズッキーニは、パスタに添えたり、肉料理や魚料理に添えたり、彩りもいいので華やかなひとさらに返信します。

ひとつ注意です。

花の部分が非常にもろいので、やぶけやすいのと、チーズをつめて揚げたり焼いたりするとき、チーズが漏れてきて油はねが激しくなるときがあります。やけどなどに注意してくださいね。

花を食べるって、菜の花とかでよく食べてますが、それ以外で経験できることって少ないかもしれません。見つけたらぜひ手にとってみてくださいね。

こたろうファームでは単品販売はあまりしませんが、6月頃の野菜セットに入れる場合が多いです。なにぶん日持ちしないので店頭に置くことが難しい野菜。それだけに見つけたら即買いでお願いしますm(_ _)m
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